ヴィンテージデニム好きの大人なら知らない人はいない「WWⅡ大戦モデル」が「Lee ARCHIVES(リー アーカイブス)」から復刻された。歴史を感じられるディテールが、こだわり派の大人に響くこと間違いなし。
こだわり抜いた素材とディテールが魅力
いくつになってもデニムはワードローブから外せない。大人としては、さりげなくこだわりを込めることで差別化を図りたいもの。となると、素材やディテールにこだわり抜いたヴィンテージの復刻モデルに注目したい。
ワークウェアらしい武骨さを着こなしのアクセントにできるうえ、わかってる感までアピールできてしまう。中でも、この度、Lee「アーカイブス」から復刻された「WWⅡ大戦モデル」はオススメだ。
WWⅡ 101J COWBOY JACKET
価格:¥33,000
通常、COWBOYの文字が刻印されたフロントボタンを既製品の月桂樹ボタンに変更。ワークウェアならではの頑丈なトリプルステッチもダブルステッチに簡略化されている。縫製の効率を考慮した丸みのある胸ポケットのフラップやバックルバックを排した簡素な仕様も特徴。Leeのデニムといえば左綾だが、こちらのモデルは1944年まで採用された右綾デニム仕様。
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WWⅡ 101 COWBOY PANTS
価格:¥22,000
トップボタンを月桂樹ボタンに、フライボタンを無刻印に変更したディテールを再現。コインポケットのリベットやバックポケットのステッチと補強布を省略しているのも特徴。前ポケットや股部に使用されていた銅や真鍮のリベットの代わりに、鉄製で無着色のLee刻印が入った通称“UFOリベット”を採用している。
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忠実に再現したディテールと歴史的背景が男心をくすぐる
「アーカイブス」は、Leeが培ってきたヘリテージの中から、伝説的なプロダクトを現代に蘇らせるプロジェクト。「WWⅡ大戦モデル」は、2年ぶりにリリースされた新作となる。
第二次大戦時、アメリカで物資統制が行われた短い期間だけ製造されたモデルで、ボタンを廉価な既製品パーツに置き換えたり、バックポケットのステッチを省略するなど、簡素に作られているのが特徴。
その希少性とバックグラウンドから、マニア垂涎の逸品となっている大戦モデルを忠実に復刻し、デッドストックと見紛うばかりの完成度となっている。履き込んでいくことで、さらに本物感が増すことだろう。
大人がはじめたこと、やめたこと
Text:TetsuTakasuka