ここ最近、モダナイズされることも多い4種類のミリタリーウェアを使って、本誌でもお馴染みのスタイリストがコーディネートバトル! 三者三様のスタイリングから“ガチモノ”の着こなしの正解を考える。
M-51 PANTS
[ M-51パンツ ]
上質な天然素材のシャツとニットがあればいい
ミリタリーウェアには手数をかけずに上品なものを合わせるのがマイルール。シンプルなデザインかつ上質な素材を選べば自然と余裕ある佇まいになります。ウールのオーバーサイズシャツ、カシミヤのクルーネックニットと、天然素材の着心地のよさも安心感あり。M-51パンツの両サイドについている大きいフラップポケットもアクセントに。裾のドローコードを絞れば、ボリュームのあるシューズとも好バランスです。
ヴィンテージのパンツ¥16,900/チャート シャツ¥32,000/エイチ ビューティ&ユース ニット¥57,000/オーラリー Tシャツ¥11,000/アー・ペー・セー(アー・ペー・セー カスタマーサービス) メガネ¥35,000/アヤメ スニーカー¥21,000/ホカ オネオネ™(デッカーズジャパン)
トラッドなら懐かしくも新しく見える
オーバーサイズがアップトレンドの今、こんな極太パンツでも不自然さはありません。ぱっと見はオーセンティックなアイテムを合わせただけのようですが、スウィングトップの着丈が長めだったり、ボタンダウンシャツはオックスフォード地でなくブロードだったりと、トラッドスタイルをモダンにアップデート。足元のスニーカーも王道デザインではなく、ちょっとハズして。懐かしいけど新しい、そんな感覚が気分です。
ヴィンテージのパンツ¥20,000/ステップアヘッド原宿 ジャケット¥60,000/キャプテン サンシャイン ニット¥59,000/ナイスネス(イーライト) シャツ¥26,000/ヘリル(アンシングス) メガネ¥64,000/10 アイヴァン(アイヴァン PR) スニーカー¥34,000/アスレチックフットウェアー(吾亦紅)
軍モノの宝庫・高円寺に足を運び、ミリタリーウェアの時代を超えるデザイン性の魅力に気づかされたという氏。ミリタリースタイルの固定観念にとらわれないユニークなアイデアで勝負。
豊島 猛さん
ストリートからモードまでカバーするスタイリングの守備範囲の広さはピカイチ。その博覧強記ぶりに編集部の信頼も厚い。経験と知識を武器に、ミリタリーウェアを独自の味つけで料理。
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Hair&Make-up:AMANO
Stylist:Naoki Ikeda Shun Katakai Takeshi Toyoshima
Model:Rihito[UOMO Model]
Composition&Text:Masato Nachi