2020.12.07
最終更新日:2024.03.07

【2020年代大人のニューベーシック7箇条①】インナーは手頃でいいもの、香りは高くていいものを

値段にかかわらず、今後の生活に欠かせない視点で40歳男子の新しいベーシックを提案。

インナーは手頃でいいもの香りは高くていいものを

 毎日着るインナーは当然、上質で着心地のいいものを選びたい。でも高ければいいってもんじゃない。帰宅後すぐに洗濯したいから、今日着て明日も気持ちよく着るためには「ストック」が必要。手頃で上質なものを何枚でも揃えよう。一点一点が高価だと、着ているだけで余計な気を遣ってしまう。ジチピのウール85%、シルク15%のハイネックニットはイタリア製でネットに入れて自宅で洗える。洗うと糸が馴染みウール独特のチクチクが抑えられて素肌に着ても快適だ。ユニクロのローゲージソックスはリブがゆるめで大人に優しく、クシュッと足元にかわいげが出る。それに対して毎日使う香水は高くてもいいものを。香水は原料が高価なほど確実に上質なものだから。いい匂いのする自分のイメージづくりへの課金を惜しんではいけない。

【2020年代大人のニューベーシック7箇の画像_1
1 ざっくりと編まれた厚手のソックスは使い勝手のいいレギュラー丈で、消臭効果も備える。ソックス¥390/ユニクロ 2 折り返さずに着られるハイネックの「チェールボ」。広い身幅、肩幅に対し腕は太すぎず大人っぽい。ニット¥8,800/ジチピ(フォーチュン チー ジャパン) 3 世界最高峰の調香師たちに、しがらみとなる予算や製作期間を設けず自由に香りを創造してもらうという理念をもつパルファムブランド、フレデリック マル。チュベローズの花をベースにしたすっきりとした香りを、ブランド創設20周年記念の赤いキャップのボトルで毎朝楽しみたい。香水 カーナル フラワー〈20ans 記念ボトル〉 100㎖



Photos:Seishi Shirakawa 
Model:Norio Tsukamoto

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