2020.11.07
最終更新日:2024.03.07

【最速試着】 ユニクロ「+J」を誰よりも早く着てみたら…(ダウン編)

いよいよ11月13日の発売日まで1週間を切った、待望の復刻コラボ「+J」を最速フライング試着。「ユニクロ史上、最もクオリティと価格が高い!」という前評判のコレクションを一足早くチェック。実際にみて、触って、着て、細かくチェックしてみた。前編はなかでも注目度の高いダウンアイテムを紹介!

【最速試着】 ユニクロ「+J」を誰よりもの画像_1
【最速試着】 ユニクロ「+J」を誰よりもの画像_2
「UNIQLO(ユニクロ)」が“ファッション”に大きく舵を切った試金石として2009年10月に始動したミラクルコラボ「+J(プラス ジェイ)」が9年ぶりに復活した!

11月13日の発売日は争奪戦が予想されるが、その理由は「ユニクロ史上、最もクオリティと価格が高い!」とされる前評判だ。コラボデザイナーのジル・サンダーさんの手がける2020年のライフウェアとは?


そこでユニクロのプレスルームにお邪魔して、恒例の「最速試着ルポ」を決行させてもらった。



【最速試着】 ユニクロ「+J」を誰よりもの画像_3
ナビゲーターは本誌「UOMO(ウオモ)」のファッションシューティングでもおなじみのモデル、松本雄司だ。9月18日発売の「UNIQLO U(ユニクロ ユー)」フライング試着ルポに続く登場となる。

秋も深まり寒くなってきました。『+J』ではダウンジャケットに注目しています



【最速試着】 ユニクロ「+J」を誰よりもの画像_4
さあ、今まで公式ヴィジュアルと価格帯のみの解禁だった「+J」に、ついに触れた! 松本が早速手に取ったのは、気になっていたという3着のダウン入りブルゾンだ。


【最速試着】 ユニクロ「+J」を誰よりもの画像_5

ダウンオーバーサイズリブブルゾン|¥12,900



まず最初は「ダウンオーバーサイズリブブルゾン」。事前の商品紹介記事では、わかりやすいミリタリーテイストに加え、意外にもダウン入りという防寒性の高さで大人世代の売れ筋に確実にランクインするだろうと予想していたアイテムだ。


百聞は一見に如かず。フロントを開くと、本当に裏地にキルティングダウンが!



【最速試着】 ユニクロ「+J」を誰よりもの画像_6
生地も硬くしっかりめでスタンドカラーにもなるデザイン。軍モノを着たことがないという松本、ブラック、ワイン、ダークグリーンの3色展開の中ではダークグリーンがお気に入りの模様。

最もミリタリーっぽい色に挑戦したいです。古着の軍パンにも合いそう



【最速試着】 ユニクロ「+J」を誰よりもの画像_7

ライトダウンボリュームパーカ|¥12,900



更なるダウンを物色。プレスルームには「+J」公式ヴィジュアルが掲げられていた。


次に手に取ったダウンは、シンプルなルックスの「ライトダウンボリュームパーカ」。カラバリはオフホワイト、ブラック、ダークブラウン、ブルーの4色。ここで、実物に触れた松本から意外なコメントが。



【最速試着】 ユニクロ「+J」を誰よりもの画像_8

ライトダウンボリュームロングフーデッドコート|¥17,900



白だけ素材が違いますね。


同型のロング丈バージョンとなる「ライトダウンボリュームロングフーデッドコート」と2つを手に取った松本。こちらのカラバリはオフホワイト、ブラック、ブルー(濃いめ)の3色。双方に共通するオフホワイトのみ、質感が異なることが判明!



【最速試着】 ユニクロ「+J」を誰よりもの画像_9
寄りの写真で確認してみよう。

ブルーとブラウンは一般的なダウンのイメージである柔らかいナイロン素材。一方のホワイトは、他色に比べ生地にハリがありスキージャケットのような強さがある。生地にハリがある分、ボリューム感も白が一番感じられるようだ。ダウンならではのボリューミーなシルエットを求めるなら、ホワイトを選ぶのが正解かもしれない。



【最速試着】 ユニクロ「+J」を誰よりもの画像_10

スーピマコットン オーバーサイズシャツ|¥3,990



ダウンジャケットのインナーには大人っぽいシャツを合わせてみたいです


「+J」らしいミニマルデザインのシャツは、1枚で存在感を発揮するマストバイアイテム。裾に「+」のデザインが入ったホワイトの「スーピマコットン オーバーサイズシャツ」がオススメだ。


ホワイトが無地の白同士で切り替えているのに対して、ブルーの「スーピマコットン オーバーサイズシャツ」はストライプと無地の切り替え。より存在感が強めのデザインとなっていて、どちらを選ぶかは好みが分かれるところ。



【最速試着】 ユニクロ「+J」を誰よりもの画像_11

スーピマコットン オーバーサイズシャツ|¥3,990



前ボタンを外してみると、細かいブルーストライプの生地と比翼仕立てのフロントが美しいマリアージュを織りなしていた。オーバーサイズのシルエットでシャツジャケット風に着てもよさそう。



【最速試着】 ユニクロ「+J」を誰よりもの画像_12

ハイブリッドダウンオーバーサイズパーカ|¥15,900



第一印象から決めてました!


そして前編で紹介する最後のアイテムが、公式ヴィジュアルで最も目立っていた「ハイブリッドダウンオーバーサイズパーカ」だ。



【最速試着】 ユニクロ「+J」を誰よりもの画像_13
松本が手にしているカラーはワイン。カラバリは他にブラック、ダークグレー、ダークグリーン。見た目はダウンアウターとは思えないほどすっきりしていて、野暮ったさは皆無。ダウンのボリューム感が苦手という人にもおすすめできるアイテムだ。

耐久撥水性のある高密度な合成繊維ならではのマットな生地感にも注目。640フィルパワー以上のダウンと吸湿発熱綿がハイブリッドで詰め込まれており、温かさは想像以上だ。都会での防寒服としては十分過ぎるスペックを誇る。



【最速試着】 ユニクロ「+J」を誰よりもの画像_14
同じポーズで念願の試着!

見た目がシュッとしていてスマートな感じ。公式ルックの、ブルゾンの裾からチラッとシャツの裾を出す着こなしを是非真似してみたいです。


あわせたスラックスは「ウールスリムフィットパンツ」。同素材のジャケットとセットアップでビジネスでも使えるスラックスだ。ジル・サンダーさん提案のコーディネートは、全体のバランスも完璧。



【最速試着】 ユニクロ「+J」を誰よりもの画像_15
公式アイテム画像からは見えてこない細かなディテールもチェックしてみよう。

雨雪を防ぐ止水ジップやフードのドローコード、指に引っ掛けて閉じやすいグログラン素材を当てがったフロントボタンなど、細部に渡ってこだわりが!このクオリティが1万円台で手に入るのは正直驚きだ。



【最速試着】 ユニクロ「+J」を誰よりもの画像_16
シンプルかつスポーティなルックスは、まさに大人が着たい“ツーランク上の大人のライフウェア”。ジル・サンダーさんが手掛けるデザインの真骨頂を体感できるダウンジャケットといえる。

ということで、前編となるダウン編はここまで! 後編ではジャケットやコート、ニットもくまなくチェックする。あの、カシミヤのチェスターコートも登場!?


乞うご期待!




UNIQLO: +J 2020 Fall/Winter Collection
発売日:2020年11月13日(金) / デザイナー:ジル・サンダー / シーズン:2020年秋冬 / 販売店舗:オンラインストア、全国のユニクロ店舗(一部店舗除く) / ※価格は全て税別です / +J 特設サイト:https://www.uniqlo.com/jp/ja/contents/collaboration/plusj/20fw/

MODEL: Yuji Matsumoto[BE NATURAL]
Photos: Hiroaki Horiguchi
Text: Takafumi Hojoh

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