2020.10.31
最終更新日:2024.03.07

おしゃれな大人がこの冬着たいアウター〜プラダのパディングベスト

ラグジュアリーブランドのアウターは試着してこそ真価を実感できる。異なる職業の6人が私服にはおり、フェス会場周辺を散歩してみて感じたこと。

郷古隆洋さん(バイヤー)がPRADAのパディングベストを着て

おしゃれな大人がこの冬着たいアウター〜プの画像_1

黒地に黄色という
完璧な配色に気分が上がります

「仕事柄、中綿ベストは便利でたくさん持っています。例えば西海岸のフリマなんか朝は寒く日中は暑い。バッグ代わりにもなるベストで防寒しつつ、バイイング後はそれを脱いで緩衝材代わりにして帰ったりもするんですよ」
 モノを見るプロでありベスト好きでもある郷古さんは、プラダのパディングベストにメカニックな印象を感じたという。
「未来的で、車の内装のような構築性を感じる。だから真逆の雰囲気をもつヴィンテージのスポーツニットとミリタリーパンツでバランスをとりました。そしていちばん好きなポイントは黒と黄色の配色。工事現場のトラロープや道路標識にもよくあるように視認性の高いコントラストカラーです。否応なしに目立つ絶対配色は、なんとも気分がいいものですね」

パディングベスト¥197,000(予価)/プラダ(プラダ クライアントサービス) その他/本人私物

みんなのレビュー!

ルーズなアイテムのトレンドが続く中、これくらいタイトなシルエットがかっこよく映る。あえて細いパンツを合わせて、全身スマートなⅠラインで着たい。アウターとしてもインナーとしても使える中綿のボリュームも絶妙。(小林順平さん / BEAMS イベントプランナー)

“長く着られるからいい”という概念を忘れさせ、“今着たいものを着よう”という気持ちにさせてくれるアイテム。ダウンではないので暖かさなどの機能性は正直わからないが、デザインを見ただけで着こなしたい衝動に駆られる。(行方淳さん / エディター)


Profile

郷古隆洋
UA、ランドスケーププロダクツを経て2010年にSwimsuit Departmentを設立。世界各国から独自の目線でアイテムをセレクト。




Photos:Keita Goto[W] 
Text:Takako Nagai 
Cooperation:Toshihiro Oku

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