2020.10.29
最終更新日:2024.03.07

おしゃれな大人がこの冬着たいアウター〜ディオールのミリタリーブルゾン

ラグジュアリーブランドのアウターは試着してこそ真価を実感できる。異なる職業の6人が私服にはおり、フェス会場周辺を散歩してみて感じたこと。

しんしんさん(シンガーソングライター)がDIORのミリタリーブルゾンを着て

おしゃれな大人がこの冬着たいアウター〜デの画像_1

各パーツが贅沢なのに、
いつもの服によく馴染みます

「冬になるとMA-1にレザーコートを重ね着します。寒さに応じて、手持ちの服を適当に重ねていく感じ。昨年、ベルリンで半年過ごしたときなんて、ダウンの上にダウンを重ねてましたからね」
 今回試着したディオールの一着はジュディ・ブレイムへオマージュを捧げたもので、背中にもジップが走り左右でネイビーと黒のバイカラーになっている。
「生地が厚くパリッとしていたり、ジップの質感やきつめの袖と裾のリブなど要所要所がすごく贅沢でかっこいい。もう雰囲気がピカピカ! それなのにリーバイスのジーパンとかドクターマーチンのレザーシューズなどいつものラフな服装に無理なく馴染む。自分をよく見せてくれるので、これならレザーコートは重ねず大きなサイズでいちばん上に着たいです(笑)」

ブルゾン¥330,000/ディオール(クリスチャン ディオール) その他/本人私物

みんなのレビュー!

ベースはオリジナルに忠実だけど、生地の光沢だとか、リブの詰まり具合はさすがのひと言。背中に縦に施されたジップは思い切って半分開けて肩を落として着るとかっこいい。こういう贅沢な一着は真面目に着ないほうがいい。(オクトシヒロ / スタイリスト)

最近MA-1を探していたがサープラスや古着だとあまりにマッチョな雰囲気で食指が動かなかった。これは大胆なデザインなのに色が抑制されていてすごくモダン。丸みのあるフォルムだがリブで締めるところは締めていて理想的。(高津戸真吾 / ÉDIFICE プレス)


Profile

しんしん
東京・葛飾区柴又出身。本誌でモデル出演もしているシンガーソングライター。生活の中で感じたことを言葉にして歌っている。




Photos:Keita Goto[W] 
Text:Takako Nagai 
Cooperation:Toshihiro Oku

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