いよいよ10月16日、ジョナサン・アンダーソンとユニクロの今秋冬コラボが発売される。その前にプレスルームでフライング試着して、“A Day in London”の世界観を試着ベースで細かく確かめてみた。今秋冬のコンセプトであるカラーコーディネート中心に紹介した前編に引き続き、後編ではネイビーなど使い勝手のよいソリッドカラーを厳選ピックアップ!
ナビゲーターは引き続き本誌「UOMO(ウオモ)」誌面でもお馴染みのモデル、髙橋義明だ。
「フードまでダブルフェイスで柔らかいです。そういえば売れ筋のこのダッフルコート、定番のネイビーもあって2色展開でしたね」
ネイビーのダッフルがこちら。裏地の無いダブルフェイスの着心地のよさは変わらない。
今秋冬の「ユニクロ アンド JW アンダーソン」ならではのブリティッシュトラッドが際立つ王道アイテム。フードの赤系チェックとのコンビネーションは、少年のようなプレッピーテイストも想起させる。
「もう1点、前編で着たオリーブグリーンのシングルコートにもネイビーがありました。ネイビー好きは両方マストバイなのでは?」
ウェストベルト付きだが、留めずに無骨に羽織るだけでも雰囲気抜群。タイミング的に買ってすぐに着られそうなライトコートだ。
ソフトなダブルフェイスの生地感はスーツの上に羽織っても窮屈さを感じさせない。同系2色の混紡生地を使用した奥行きのある風合いを生かし、ワンランク上のネイビーコーデを楽しみたい。
ネイビーアウターにはリジットデニムを合わせたいところだが、今秋冬はデニムは存在しない。代わりにベストセラーの前評判が非常に高いパンツが、ワイドテーパードのコットンストライプパンツだ。
素材はカジュアルなコットンフランネル。ウエストは後ろゴム仕様になっており、ヒモは外に出しても内に入れても使える2WAY仕様だ。この上質なイージーパンツ、一度履くと病みつきになりそう。
そして、売れ筋間違いなしのトドメのネイビー商品が、こちらのハーフジップアップセーターだ。ジッパーの引き手には“JWA”のロゴ入り。
イギリスの片田舎にありそうな素朴なデザインと、スフレヤーンの軽やかなボリューム感が魅力。糸に起毛加工を施すことで空気を取り込み、柔らかさ、軽さ、独特の紡毛感をプラスしている。
そしてグレーのみ、上下セットアップにもなる。今秋冬の「ユニクロ アンド JW アンダーソン」公式ヴィジュアルでも登場していた人気のルックだ。
髙橋義明、ラスト試着はこの上下。
「全身がウールの心地よさに包まれています。部屋着にはもったいないかも。この上にブルゾンなどを着てドライブに行きたいですね」
そして、小物も忘れてはいけない。
3色展開のボーダー柄ソックスは、4点目以降は1点につき330円になるのでまとめ買い推奨。今秋冬のエッセンスを凝縮したような色使いだ。
というわけで、前編・後編でお届けした「ユニクロ アンド JW アンダーソン」発売前の先行試着フェス、いかがだっただろうか?
本稿を参考に、10月16日の発売日には慌てずに狙いを定めて駆け込もう!
話題豊富な今秋冬のユニクロ!
発売日:2020年10月16日(金) / 販売店舗:オンラインストア、全国のユニクロ店舗(※一部店舗除く) / 商品ラインナップ:MEN(13アイテム)、WOMEN(14アイテム)、ユニセックス(3アイテム)、グッズ(5アイテム)、キッズ(10アイテム)
UNIQLO and JW ANDERSON スペシャルサイト
https://www.uniqlo.com/jwanderson
Photos: Hiroaki Horiguchi
Text: Takafumi Hojoh