2020.10.09

【このショップオリジナルがすごい】上質さ+デザイン性。「ビームス ライツ」の4選

セレクトショップのオリジナルアイテムをコスパだけで語る時代はもう終わった。品質やデザイン性が向上し、いわゆる単独の「ブランド」として成立するクオリティの秘密を聞け!

BEAMS LIGHTS【ビームス ライツ】

ミニマルな服には食傷気味上質さの先にあるデザイン性を見直す

’20年春夏にリブランディングしたビームス ライツ。目指すのは上品でありながらどこか色気を感じさせる、日々の暮らしを大切にする大人に向けたレーベルだ。
「重要なのは素材やシルエットなど当たり前のパーツにこだわりが感じられる服であること。そのうえで、ファッションの楽しさが感じられるデザイン性も備える服を提案しています」(ディレクター 村口良さん)
 素材や縫製、シルエットにこだわった丁寧な服はほかにも多くあるが、そればかりではやっぱり物足りない。装い慣れた大人だからこそ、上質な中にキラリと光る遊び心が重要だ。
「無駄のないミニマルな服はもちろん素敵ですが、近頃は似たようなものが多くてちょっと食傷気味。デザイナーズブランドブームも経てきた服好きが40代になってあらためて『いいね』って思ってくれるようなデザイン性も追い求めていきたいんです。それがこのレーベルの役割だと思っています」


【このショップオリジナルがすごい】上質さの画像_1

A柔らかく、かつざっくりとしたツイード地を使ったCPOジャケット。切りっぱなしの裾も洒脱。¥18,000/ビームス ライツ(ビームス ライツ 渋谷)

B旧式吊り編み機で編み上げたスウェットはたっぷりと空気を含んだリラックス感のある質感。袖つけ部に刺繡を施している。¥12,500/ビームス ライツ(ビームス ライツ 渋谷)

Cオリジナルの中でもよりグレードの高いラインの“エッセンシャル”ラインのシャツ。トーマスメイソンの高級生地を使用。¥18,800/ビームス ライツ(ビームス ライツ 渋谷)

D’50~’60年代のスラックスを彷彿とさせる、ウエスマンなし+深いプリーツのディテールが印象的なチノスラックス。¥13,0000/ビームス ライツ(ビームス ライツ 渋谷)




Photo:Yuki Kumagai
Hair:Yoshikazu Miyamoto[bNm]
Stylist:Masanori Takahashi
Model:Aaron

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