毎シーズン大人気のユニクロ ユーが、2020年の今秋冬も9/18に発売予定とリリースされた。現状、公式ヴィジュアルのみが解禁されているが、もはや定番ライン化しているユニクロ ユーの歴史を発売前に今一度おさらい。パリのデザインチームを率いるクリストフ・ルメールを中心に解説する。美麗ヴィジュアルを堪能しつつ、“今さら人に聞けないユニクロ ユー”を押さえておこう。
まず、グローバルブランドの「UNIQLO(ユニクロ)」から、ブランドコンセプトである“LifeWear”の上位互換となるプレミアムライン「Uniqlo U(ユニクロ ユー)」が誕生したタイミングは2016年9月だった。
その最新作、2020年秋冬コレクションが9/18に発売される。まだ第1報とヴィジュアルが解禁されたのみで、商品デリバリーの順番も未定だ。そこで、発売が近づいて慌てる前に、“いまさら聞けないユニクロ ユー”を解説。ファッション好きの心を毎シーズン掴んで離さないヒットコラボが歩んできた歴史は、“40歳男子”ならば知っておくべき常識かも!?
①デザイナーは誰?
正確には、アーティスティックディレクターのクリストフ・ルメール(Christophe Lemaire)が率いるユニクロ・パリR&Dセンターのデザインチーム。革新的な素材づかいとこだわり抜いたシルエットを良心的価格で提供する「ユニクロ」のプレミアムラインとして、瞬く間に世界中に認知させた。
②クリストフ・ルメールの経歴は?
1965年、仏・ブザンソン生まれ。アトリエ・ドゥ・セーブルを卒業後、「ティエリー ミュグレー」「イヴ サンローラン」のデザインスタジオに勤務し、その後「クリスチャン ラクロワ」のアシスタントデザイナーとして頭角を現す。1990年にシグニチャーブランド「クリストフ・ルメール」を設立し、1993年にパリコレデビュー。メンズのスタートは1994年。同姓同名の競馬騎手が存在するが赤の他人なので注意。
③ユニクロの前にエルメスにいた?
これは本当。
2002年から「ラコステ」のクリエイティブディレクターに就任していたルメール。2010年5月にジャン・ポール・ゴルチエの後任として「エルメス」ウィメンズのアーティスティック・ディレクターに就任し、「エルメス」に専念。2011年3月に自身が手掛ける2011-12年秋冬シーズンを発表。2014年10月発表の2015年春夏を最後にエルメス社を去っている。
④「ユニクロ ユー」誕生のキッカケは?
エルメス社を去った後、ユニクロ社がルメールをゲストデザイナーとして迎えた「ユニクロ&ルメール」が始動。2015年10月に第1弾となる秋冬コレクションを発売し、2016年3月に再び「ユニクロ&ルメール」名義で春夏コレクションを発表。この2シーズンは単独タッグだが、「ユニクロ ユー」の根幹が築かれた黎明期といえる。
⑤「ユニクロ ユー」はいつから?
過去2シーズンの成功を受け、ルメールは2016年6月にユニクロ・パリR&Dセンターのアーティスティックディレクターに就任。デザインチームを率いて、ライン名を「UNIQLO U(ユニクロ ユー)」に正式変更。2016年10月に「ユニクロ ユー」初の秋冬コレクションを発表。その後の快進撃へと繋がるのだ。
⑥先行発売もあるという噂は?
これも本当。
2020年秋冬コレクションの公式発売日は9/18だが、ウィメンズ38型・メンズ39型・グッズ4型の中で、一部先行発売があるらしい。その商品は、夏の終わりから使えそうな半袖シリーズというウワサが!?
続報を待とう!
発売日:2020年9月18日(金) / 販売店舗:フルラインナップは67店舗とユニクロオンラインストア(※一部商品を国内全店舗で販売) / 商品ラインナップ:ウィメンズ38アイテム・メンズ39アイテム・グッズ4アイテム
特設サイト:www.uniqlo.com/UniqloU