夏の足元に欠かせないサンダル。なかでも定番中の定番であるビルケンシュトックで、おしゃれな大人が選んでいるモデルとその着こなしとは?
仕事はスーパービルキー
休日はアリゾナのソフトフットベッド
渋谷将之さん(42歳/Sans Déconnerシェフ)
「パリでの修業時代、現地のスタッフたちが履いているのを見てひと目で欲しくなったスーパービルキー。シンプルながらかわいいなと。履き心地も申し分なく水にも強い。仕事用としてハマって以来、休日もさまざまな型にトライしてます。アリゾナのソフトフットベッドはつっかけ同然の気楽さだけど、街に馴染むデザインが好み。毎年パリに出かけたときにまとめ買いしています」と、今ではビルケンを計8足! 所有し、適材適所で使い分けている渋谷さん。休日着のアウターとショーツはエンジニアドガーメンツ。
スニーカー感覚で履けるミラノ
畑田大輔さん(39歳/会社員)
「10代から履いてきたビルケンですがこの快適さと機能美は今も色褪せない。中でもミラノは足全体をホールドしてくれるので脱げにくく歩きやすいんです」。ベージュベースにブルーのストラップが映える。ポロシャツとパンツはEEL。
EVAのアリゾナしか履きたくない
藤村雅史さん(53歳/アートディレクター)
全身マルニに真っ白のアリゾナ。爽やかな足元にはこだわりがある。「フットベッドが足の形に黒ずむのが嫌なんですよ(笑)。だからビルケンはEVA素材しか履きません。デザインもワントーンで都会的。突然の雨にも心強く、実は機能的な一足ですよね」。
最近チューリッヒがカムバック
豊島猛さん(35歳/スタイリスト)
「20歳の頃から愛用していたものの、最近はほっこりした雰囲気を避けて遠ざかっていたチューリッヒ。そこにこのビームスコラボの一足です。スエードのオールグレーでシティな印象になるのがいい」と豊島さん。パンツはジルサンダー。
24時間いつでもボストン
上田健矢さん(29歳/wii o’ wisp スタッフ)
「仕事と普段履き両方で活躍し続けている相棒的なボストン。ひも靴のような煩わしさがない一方でしっかり足元をカバーしてくれるから、一日中履いていてもラクで文句なし!」。オールドジョーのデニム同様、履き込んだ一足がかっこいい。
Photos:Eisuke Asaoka Kanta Matsubayashi
Text:Takako Nagai
Text:Takako Nagai