さまざまな分野で活躍する男たちの1週間の着こなしに密着。「いつ、どこで会ってもおしゃれ」とウワサの彼らは、冬に何を考えワードローブを組み立てているのか。彫刻家・増井岳人さんの着こなしからみてみよう。
増井岳人さん TAKETO MASUI
彫刻家
東京藝術大学大学院美術研究科修士課程修了。独創的な彫刻作品を精力的に発表している。2015年から東京藝術大学美術学部彫刻科で非常勤講師を務める。本誌でもたびたびモデルとして登場。
「Tシャツにジーンズ、足元はニューバランス。ラフに過ごした夏の反動からか、寒くなるとなぜかトラッドな服を着たくなるんです。といっても職業柄、ドレスアップするシーンがあまりないので僕にとってのトラッドはブレザーやシャツではなく、オーセンティックなアウトドアウェアなんです。季節ごとに新作を買うのではなく流行の薫りのしない、主張のない服を『いつか着る』と思ってたまたま見つけたらストックしている感じです」。
MON自分のライフスタイルに合うのはヘビーデューティ
TUE18歳で決断した大物買いは成功22年間着続けている熟成バブアー
WEDアノニマスなデザインに惚れたダウンは実はあそこのもの
THU作業日に活躍するのはL.L.ビーンのゴアテックスダウン
FRIインナーは基本タートルネックたまにはドレスブランドも
SATキメすぎずゆるすぎない秘密はパンツ選びにあった
SUNサイズを大きめにしてコンサバに見せない工夫
Photos:Mitsuo Kijima