2024.03.03
最終更新日:2024.03.08

【ニューベーシックを着て巡る「大人の京都」】クリスタセヤの和紙ジャケットと翠雲苑の京中華

誇張され、主張の強い服に疲れたら自分の身を隠すようなシンプルな服が着たくなる。今季のモードは、そんな控えめでクラシックなムードだ。静かな服をまとい、まずは一人で、週末の京都へ。色もロゴもない、上質な素材が似合う古都の空気が新しいスタイルのインスピレーションになる。ニューベーシックを自分の世界に溶け込ませたい。

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和の素材とノーカラーが、祇園のドレスコード。

クリスタセヤの和紙ジャケット

クリスタセヤの和紙ジャケットと翠雲苑の京中華

和紙の特徴はリネンよりも柔らかく、優れた吸水性や速乾性にある。そんな和紙をコットンとブレンドしたクリスタセヤのセットアップは、光沢があり、風合いも豊か。ノーカラーのジャケットは、まるで和装のように程よい緊張感とリラックス感を同時に味わえる。

ジャケット¥215,600・パンツ¥117,700/クリスタセヤ(ビオトープ) シャツ¥66,000/ユーゲン×サルヴァトーレ・ピッコロ(イデアス) ブレスレット¥30,800/トムウッド(トムウッド プロジェクト) ソックス¥1,650/マギーズオーガニックス(DAMAGE DONE 2nd)

九条葱と金華ハムの牡蠣ソース麺

あっさりして淡白、味に深み。刺激が少なくても十分に満足できる京中華は、この街の魅力を象徴している。祇園に構える1962年創業の翠雲苑は、味も盛りつけも美しい。「お昼のセット」(¥1,650)のおすすめは、「九条葱と金華ハムの牡蠣ソース麺」。デザートも豊富。

九条葱を使った麺類に加えセットで選べる「大根としば漬けの炒飯」も絶品。セットメニューはお昼のみ。

京都府京都市東山区祇園花見小路四条下ル二筋目西入ル
TEL:075-561-0826
営業時間:12時〜14時、17時〜20時30分
定休日:火曜




Photos:Reiko Toyama
Hair:AMANO
Stylist:Takeshi Toyoshima
Model: Kohei Ikeue
Composition&Text:Masayuki Ozawa  Yukino Nakai[MANUSKRIPT]

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