アメリカンカルチャーをベースにしつつ、日本のストリートシーンやグローバルなトレンドをいち早くキャッチするフリークス ストア。2024年春夏の別注にもその勢いが反映されている!
01.Barbour×FREAK’S STORE|BORROWDALE NYLON
レイヤードにおすすめの短丈ナイロンジャケット
「ショート丈のトランスポートをベースにしたボロウデイルは、2023年に発売された新型です。フリークス ストアの別注は表地にリサイクルナイロン、裏地はバブアーらしいチェック柄を背抜きであしらったSS仕様。かなり薄手なのでシャツジャケット感覚で着用できます。短丈だから少し長めのシャツやジャケットを中に挟んで、レングスで立体感を出すレイヤードも楽しめそうです」(片岡)
恒例のバブアー別注を今シーズンは日本限定のモデル、ボロウデイルで展開。再生素材を使用したナイロンタフタに非フッ素系のUNIDYNE(ユニダイン)の撥水コーティングを施した。背抜きながら袖裏にはチェック裏地が配され、袖口を折り返してアクセントにしても。ローファイに見えてハイスペックな春アウターだ。
02.+phenix×FREAK’S STORE|GORE-TEX JACKET BLACK TAG
本格的な黒タグGORE-TEXをカジュアルな文脈で
「今季で6度目となる別注です。今回はGORE-TEXインフィニアムではなく、いわゆる黒タグと呼ばれるハイスペックな防水・防風・透湿性のGORE-TEXを採用したのがトピック。アウトドアブランドに多い細身で縦長なシルエットではなく、広い身幅&スッキリした着丈とファッションユースしやすいバランスで別注しました。シャツを合わせてシティスタイル、太めのボトムでストリートなコーディネートと振り幅の広さも魅力です」(片岡)
プラスフェニックスは日本のスキーウェアブランド、フェニックスのDNAを持つアーバンアウトドアブランド。GORE-TEX素材の別注シェルはその機能性、モダンなシルエットはもちろん、ミリタリースタイルのディテールを取り入れたデザインも秀逸。ファスナーなど付属パーツやロゴもボディと同色のワントーンと、クワイエットなルックスがスタイリッシュ。
03.UMBRO×FREAK’S STORE|SOCCER GAME SHIRT DOUBLE LOGO
オリジナルエンブレムがアクセントのゲームシャツ
「ブロークコアのトレンドで人気を博すサッカーシャツ。イギリスのフットボールブランド、アンブロにクラシックな襟付きで別注したゲームシャツは、フリークス ストアオリジナルのエンブレムにも注目してください! 襟付きのデザインは一枚で着たときにもサマになり、またパフォーマンス用のシャツだからこれを着てサッカーやフットサルを楽しむのも大アリ。個人的にはワイドデニムと合わせて、足元にレトロなスニーカーが気分です」(片岡)
「THE FRKS FOOTBALL CLUB」のサークルエンブレムとアンブロのダブルロゴが目を引く。ダブルダイヤモンドの総柄ジャカード生地から製作したこだわりの別注。リブ部分がストライプになっているのも、きちんと感があって好印象だ。ゆったりとしたワイドシルエットだから、肌寒い季節はインナーにタートルネックなどを合わせてスタメンに。
04.prince for FREAK’S STORE|TRUCK JACKET
2本ラインがアイコンのマルチに着こなせるジャージ
「アメリカのテニスウェアブランド、プリンスとの取り組みが今季からスタートしました。第1弾はフリークス ストア限定のこのジャージ。ゆとりのあるシルエットで着やすく、王道のブラック、ホワイトのほか、旬のグリーン、ライトブルーもラインナップしています。ジャケットなどのインナーに合わせるのもよさそう。一枚でサラッと着ても潔く、大人カジュアルを上品に演出してくれます」(片岡)
アメリカのテニスブランドとしてプロ選手にも愛されるプリンス。デカラケットが有名だが、アパレルもバリエーション豊富に展開している。トラックジャケットもテニスブランドらしい、品のよさが漂う。ストリートスタイルだけでなく、ジャケットのインナーとして活用するハイブリッドな着こなしも今またおすすめ。
05.A.P.C.×FREAK’S STORE|RUE MADAME T
人気の定番Tシャツをビッグスルエットで別注
「かなりタイトフィットなインラインの定番Tシャツを、ほどよく大きめに着られるシルエットで別注しました。ビッグシルエットというほどビッグではないので、スラックスなどにタックインして着こなすのも今っぽく決まります。個人的にはジャストサイズのデニムに合わせてシンプルに着たい」(片岡)
時代に寄り添ってフレンチベーシックを牽引するA.P.C.。パリ本社のあるマダム通り(RUE MADAME)をロゴとセットで刺しゅうしたTシャツは、プリントTとは違って高級感があるので、ジャケットスタイルのインナーなどにも投入しやすい。黒はロゴもボディと同色だから、無地T感覚で着られる。
Stylist:Toru Asano
Composition & Text:Hisami Kotakemori