着こなしにアクセントをつけるならミニバッグをさりげなく持ち歩くのが一番。ハイブランドのアイテムなら、コンパクトながらも存分に存在感を主張できる。
01:COMME des GARÇONS HOMME×PORTER|Nylon Twill Shoulder Bag
サイコロのようなフォルムがスパイスに
ありそうで見ない、コロンとした立方体のフォルムが特徴的。素材はポーターお得意のマットなナイロンツイルを採用。ファスナーやプルタブ、ストラップの金具もブラックに統一されたワントーンが使いやすい。独特のフォルムがコーディネートをきれいにまとめすぎたくないときに活躍してくれる。
フロントの比翼ポケットは内側にドットボタンも備え、ストラップは取り外し可能でポーチとしても活用可能。迷彩の内装にも心が躍る。黒1色のみ。縦14×横17×マチ12cm。
02:COMME des GARÇONS HOMME×PORTER|Cotton Stripe Shoulder Bag
コンパクトながら収納力抜群の撥水ショルダーバッグ
シャツ生地のようなコットンストライプは、実は撥水性を備えた3レイヤー。ブルーストライプにベージュのトリミング&ストラップと優等生なルックスだが、ライニングはオリジナルの迷彩柄ブロードで表情がまったく変わる。
コンパクトに見えて中には間仕切りがあり、2室のフロントポケットのほか背面にもボタン留めのポケットを備えるなど収納力は抜群。このブルーストライプのほか、茶系チェックの展開も。縦16×横25×マチ9cm。
03:GUCCI|BELTBAG
エンボスが映えるラバーエフェクトレザー
ラバーのようなマットな質感ながら、実はレザーという2024年春夏の新素材。このウエストバッグを筆頭に、多様なバッグに展開されている。マットだからこそGGパターンの型押しが際立ち、ブランドの象徴的なパターンを現代的なアプローチでモダニティの融合に成功。
バックルやスライダータブなどを、ボディと同系色のエナメルハードウエアでまとめ、ミニマルな仕上がり。内装はコットンリネンで、ファスナーポケットがひとつ付属する。グリーンのほかライトブルー、ブラックも展開。縦13×横24×マチ5cm。
04:GUCCI|SHOULDER BAG
大胆なGGパターンのスリングバッグ
カメラバッグやメッセンジャーが人気を集める一方、縦型のスリングバッグもリバイバル中。グッチの新作にも大人モードなデザインがラインナップされている。グッチを象徴するGGパターンが大きくエンボスされているが、カーフレザー&ブラックワントーンだと静かな印象。
内装はベージュのヘリンボーン生地で、中に入れたものが見やすい。ファスナーが両サイドに大きく開いて、ものの出し入れもスムーズだ。内装にカードスロットが4つ配され、背面は背負い心地のいいメッシュパッド仕様。ストラップは右利き、左利きどちらにも付け替えられる。縦29×横19×マチ7cm。
05:LOEWE|PUZZLE BUMBAG SMALL
スフマートカラーのバムバッグも登場
クリエイティブ ディレクターのジョナサン・アンダーソンがロエベで初めてデザインしたバッグとして、ファンも多いパズルバッグ。独創的なフォルムはメゾンが培った精緻なカッティング技術の賜物だ。このバムバッグのスモールバージョンも、エッジを重ね合わせたクラシックカーフスキンを採用している。
スプレーでぼかしたようなネイビーのスフマートカラーはS24からの新色。使い続けるうちに、それぞれの色みの変化が起こる独特のエイジングも特徴。ショルダーとして、クロスボディとして着こなしにアクセントをつけてくれる。縦16×横24×マチ10.5cm。
06:LOEWE|PUZZLE WASH BAG
折り畳めるパズルのワンハンドルバッグ
折り畳めるパズルバッグの新型は、サイドにワンハンドルが付いたウォッシュバッグ。そのまま手提げとして持つだけでなく、ハンドルに手をかけてクラッチバッグにするとスタイリッシュに。持ち方でも印象が変わるのが楽しい。
光沢のあるシャイニーカーフが鮮やかなブルーとマッチ。中はベージュヘリンボーンコットンの内装で、フラットポケットがひとつ。コンパクトに折り畳んで携帯できるから、旅先の外出バッグとしてもぴったり。縦15.5×横22.7×マチ12cm。