LOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン)のメンズ・クリエイティブ・ディレクターに就任したファレル・ウィリアムス。彼が手がけた2024年春夏メンズコレクションから、アーティスト、ヘンリー・テイラーとコラボレーションしたバッグが発売中だ。
ヘンリーのアートワークが彩ったクラシカルな「アルマ」
昨年、LOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン)のメンズ・クリエイティブ・ディレクターに就任したファレル・ウィリアムス。そのデビューを飾った2024年春夏メンズコレクションで、彼が選んだコラボレーターのひとりが美術家のヘンリー・テイラーだった。
ヘンリーは、1958年アメリカ・カリフォルニア州生まれ。これまで彫刻作品やインスタレーション、また親しい友人や路上で出会ったホームレス、オバマ元大統領やジェイ・Zなど著名なアフリカ系アメリカ人を被写体にした肖像画などを発表し、近年広く注目を集めてきた。
ファレルによる2024年春夏のショーでは、彼が描いたアイコニックな肖像画がミニチュアサイズで、ジャケットやジレ、パンツそしてメゾンのアイコン的バッグ「アルマ」にあしらわれて登場。そしてこの度、そのランウェイでも話題になったコラボバッグが発売された。
展開はハンディな「アルマ 25」と大容量の「アルマ・トラベル GM」の2型。ともにしなやかなカウハイドレザーの本体に、ヘンリーのアートワークとLVのロゴが型押しされたデザインで、メゾンの伝統的な錠前と取外し可能なネームタグ、またショルダーストラップが付属になる。
ファレルもヘンリーも、ともに人種差別等の問題にも目を向け、人々をチアアップするような表現を展開してきたことでも広く知られている。単なるファッションとアートの協業を超えて、現代社会へのステートメントとしてこのコラボレーションは意義深いものがある。是非、ショップで手に取ってほしい。
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