2024.01.24
最終更新日:2024.03.08

【100人のダウン】ザ・ノース・フェイス、パタゴニア、モンベル… おしゃれな大人のダウン着こなし100選

おしゃれな大人の愛用モデルは? どう着こなしている? これまでにUOMOで紹介した大人のダウンの着こなしを総まとめでお届け! 

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ダウンジャケット 黒| ネイビー| ベージュ| ブラウン| グレー| グリーン| カーキ| 赤| 青| 黄| 白|





ダウンジャケット|黒

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01.アークテリクス ヴェイランスのダウンジャケット

「セットアップと合わせてもなじむモダンなルックス」

「アークテリクス ヴェイランスのダウンは身幅がコンパクトに作られていて、ぱっと見はダウンっぽくないすっきりとしたシルエットが今の気分にはまりました。ブルックスブラザーズのセットアップと合わせても浮かず、都会的な佇まいにまとめてくれます。アウトドア系でオーバーサイズのアイテムもいいんですが、そろそろ大きめのシルエットに飽きてきている人もUOMO読者の中では多いんじゃないのかなぁ。表地に縫い目は一切なく、完全防水の軽量ゴアテックス生地なのでスペックとしても言うことなし」 オクトシヒロさん/スタイリスト





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02.ダイワピア39のダウンジャケット

「暑がりな自分にはミドラーダウンが最適でした」

「ここ2年は出かける機会も少なくユニクロのインナーダウンで十分でしたが、今年はコロナも落ち着いてきて出かける機会も増えると思い、新しくダイワピア39のダウンを新調しました。ダウン量がインナーダウンよりは多いけれど、一般的なダウンよりも少なめに設定されている“ミドラーダウン”。トップスを薄手にしてこれを羽織れば暑がりの自分にはちょうどいい体感温度に。少し丸いフォルムを活かすためにあえて1サイズ大きめを選び、バルーンシルエットを強調。細すぎず太すぎないパンツと合わせてコーディネートしています」 鈴木大輔さん/会社員





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03.マーモット×ヴァイナルアーカイブのダウンジャケット

「アパレルブランドとのコラボモデルが街にはちょうどいい」

「ダウンはアウターで6着、インナーやベスト、パンツも含めると10着以上持っています。昔からダウンが好きなんです。今日着ているのは、昨年買ったマーモット×ヴァイナルアーカイブのコラボモデル。ロング丈のダウンは持っていなかったというのもあり、即決しました。街で着ることを前提にデザインされているので、ダウン量も多すぎずちょうどいいバランスです」 月岡 徹さん/テンシックス代表取締役





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04.ディスイズメイドインジャパンのダウンジャケット

「オーバースペックだと恥ずかしい。日本の冬は“どてら”で十分」

「バイク用、アウトドア用と、用途に分けてダウンジャケットはいくつか持っていますが、ここ数年の冬は、どてらダウンばかり着ています。ティスイズメイドインジャパンのジャケットは、日本の伝統的な生活着である「どてら」を現代にアップデートしたもの。僕が6年前から作っていて、毎年少しずつアップデートを繰り返して、ようやく理想の形になりました。ポケットの構造や襟周りの素材を見直したことで、使いやすく着やすいダウンジャケットになっています」 角川昌弘さん/ツノカワファーム代表





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05.グッドオル × マーモットのダウンジャケット

「人気のあまり、発砲事件にまで発展した伝説のダウンジャケット」

「古着も好きなので、持っているダウンは、ザ・ノース・フェイスの“ヌプシ”や“マクマード パーカ”など名作&定番系が中心です。なかでも今年ヘビロテしたいダウンが、2018年にグッドオルがマーモットに別注して復刻したマンモスパーカ。このジャケットは2000年代初頭に人気を集め、争奪戦の末に発砲事件にまで発展したといわく付きのモデル。当時のストーリーを理解したうえで、コーディネートに落とし込む作業を楽しんでいます」 齋藤正希さん/齋藤浩三郎商店代表





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06.ザ・ノース・フェイス パープルレーベル for JSのダウンジャケット

「街用に選んだショート丈。想像以上に新鮮でした」

「ここ数年は、ザ・ノース・フェイスのヒマラヤンパーカという、マイナス40度にも耐えられるハイスペックダウンを愛用しているのですが、普段使いでは明らかにオーバースペック。ちょうど街用ダウンを探しているときに出会ったのが、ジャーナルスタンダード別注のマウンテンショートダウンでした。型からすべて作っていて、着丈を短く、シルエットをワイドにした今どきのデザイン。インナーとのレイヤードも楽しめて、すごく新鮮です」 勝山龍一さん/フリーランスPR





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07.アール・イー・アイのダウンジャケット

「アウトドア仕様の本格的なスペックを備えているのに都会的なデザイン」

「3年前に海外で購入したフィルパワー850の保温性抜群のダウンジャケットです。なのに、そこまで分厚くないのが魅力。アウトドアブランドですがアウトドアっぽくない雰囲気もいい。僕が持っているアウターの中で一番防寒性が高いので、観光や仕事で北の寒い地域に行く時は必須のアウターになっています。あえて大きめのサイズを選ぶことで、裾を絞ってメリハリのあるコーディネートに仕上げました。お尻が隠れるか隠れないかくらいの絶妙な丈もお気に入り」 田中利栄さん/On マーケティング担当





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08.マーモット×ビームスのダウンジャケット

「合わせやすさも機能性の高さも文句なし。この冬は名作ダウンで乗り切ります」

「今日選んだのは、ニューヨークのストリートカルチャーで人気となった名品『Mammoth Down Parka』を復刻したダウン。ボリュームのあるシルエットが特徴的ですが、フロントは比翼仕立てですっきりとしていて、きれいめのシャツからカジュアルなスウェットまで、様々なアイテムとバランスが取りやすい。どんなテイストも受け入れてくれる包容力のある一着です。表地はゴアテックスを採用しているので、とにかくタフ。寒さ厳しい真冬は毎日と言っていいほど、ダウンに頼る僕にとって心強い味方です」 秦 拓也さん/ビームスPR





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09.ナンガ×アーバンリサーチ オーロラ 3レイヤー ダウンブルゾン

「発売するや大好評! 10年以上続いているコラボダウンの最新バージョン」

「国産シェラフ・メーカーのナンガとアーバンリサーチが2010年から続けているコラボレーションのダウンジャケット。今季のものはややゆとりをもたせたサイズに、表面の光沢をおさえたマットな質感が特徴です。これまではLサイズまでしか作っていなかったんですが、今年から2XLまでサイズの幅を広げました。思いっきりオーバーサイズで着たい人にもおすすめです。シンプルなデザインかつ単色なので、今日のスラックスにタートルネックの薄手ニットなどの綺麗めなコーディネートにも合うし、柄物のパンツを持ってきてもいい。合わせるアイテムを選ばないので、寒くなってきたらきっとヘビロテしちゃいます。また、アウトドアブランドのものは同系色であれ必ずロゴが入っているんですが、これにはない。そこも気に入っているポイントです。街で着るにはそこまでハイスペックなものは要らないので、最小限の機能性を備えアウトドアっぽさを抜いたこのジャケットはタウンユースのアイテムとして超優秀だと思います」 中山慶人さん/アーバンリサーチ プレス





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10.アブガルシア×イズネスのダウンジャケット

「試着フェス®︎で一目惚れ! 即購入を決意した一着」

「去年参加した試着フェス®︎でパッと見でいいなと思い、着てみたら間違いないなと確信しました。カーキを試しましたが、汎用性を考えて黒の購入を決めました。ダウンジャケットってアウトドアっぽい雰囲気のものが多く街着としては敬遠してましたが、これはとても都会的。すっきり見えるシルエットも◎。それに移動の電車内などは暑いので、これくらいライトなものだとちょうどいいんですよね。ポケットが多く、収納力抜群なところも気に入っています。小さい娘がいるのでよく公園に行くんですけど、ベビーグッズなども楽々入るんですよ。財布やスマホなどもポケットに入れてしまえば手ぶらでOK。また、撥水加工もされているので、突然の雨もフードを被ってしまえば大丈夫なんです。傘要らずなところも推せますね」 斉藤紘士さん/会社員





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11.ステューシーのダウンジャケット

「ダック地のブルゾンのように着られる大人なディテールが完璧」

「もともとステューシーは好きで定期的にチェックしているのですが、去年の冬、たまたまドーバー ストリート マーケットでこのジャケットを見つけて。まず惹かれたのが、マットなリップストップ生地と立ち襟がカジュアルすぎなくて、まるでダック地のブルゾンのような感覚で着られるところ。よく『古着?』って聞かれる、着込んだような質感も好きで。サイズはほんの少しゆとりのあるMを。以前は、どんな着方をしてもある程度サマになるLやXLサイズを選ぶことがほとんどだったのですが、体に合ったサイズ感をバランスよく着るのが一番おしゃれだと思うようになってきて。デニムも少しワイドだけどテーバードしたタイプを合わせて、“ちょいゆるジャスト”くらいが理想です」 豊島 猛さん/スタイリスト





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12.アンフィーロのダウンブルゾン

「キレイ目にもカジュアルにも馴染む、フラットな顔付き」

「ジャンルにとらわれずに多様な要素をミックスさせるのが、僕のスタイリングのテーマ。だからダウンアウターは、上質なレザーからラフなスウェットまで、どんな素材やテイストにも寄り添ってくれる一枚が理想でした。アンフィーロの新作はキルトステッチの入っていないミニマルなデザインと、マットな質感が幅広い素材とよく馴染む。丸みのあるフォルムも、さりげなく可愛げがあっていい。今日は明るい色味のスウェットパンツ、足もとは革靴を合わせてみました。こんな感じで、冬もミックス・スタイルを存分に楽しめそうです」 宮本哲明さん/MIYAMOTO SPICE 代表





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13.ギャップのダウンジャケット

「オールドのGAPが、今ちょうどいい」

「NYと韓国によく行きますが、ともに冬は極寒。ウールのコートでは到底乗り切れないので、ダウンアウターを探していました。そしてブックオフの古着コーナーで発見したのがオールドのGAP。ジャンク品が積まれた中にさりげなく混じっていましたがこれは掘り出し物でした! 昔のGAPって面白いんですよ。今のニュートラルな雰囲気もいいのですが、昔のものは機能的なディテールが盛り込まれいて、テックなデザインが特徴。これも裏地に数種類の異素材を使っているし、内側にはウエストゴムが入っていてすごくフィットするので動きやすい。ポケットの数は計5つと収納力が高く、襟に収納できるフードと、何かと気が利いています。しかもビッグフォルムがちょうど今の気分で、まるで布団みたいにすっぽり包み込んでくれるんです。東京でも海外でも、ヘビーユースできそうです」 山下武紘さん/美容師





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14.デサント オルテラインのダウンジャケット

「進化したハイスペックダウン。柄パンツでどこか面白みのある着こなしを意識します」

「DESCENTE ALLTERRAINの水沢ダウン ハイスペックモデル『マウンテニア』はアウトドアシーンに申し分のない一着。高い耐水性があり、雨や雪などの過酷なシチュエーションでも快適に着用できるんです。ダウンはテック系に振るか、デニムでラフに着るか、その二択になりがちですよね。 “ダウンを着て終わり”みたいにあっさりした雰囲気に見せたくなかったので、今年気分の柄パンを合わせてみました。ダウンの存在感に負けないように、ほどよくボリュームのあるシルエットを選んで“アウトドアすぎず都会的すぎず”なイメージに仕上げています」 岡本 碧さん/TF バイヤー





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15.ワイドット バイ ノルディスクのダウンジャケット

「さりげなくデザイン性を感じるダウンを、黒でスマートな装いに」

「冬はできるだけ薄着でいたいので、アウターはウールコートよりもダウンをよく着ています。スポーティなタイプよりも街でも着られるような、ちょっぴりデザイン性があるものが好みです。今シーズン出会ったのが、ドイツ発のダウンブランド『イエティ』が前身となった『ワイドット バイ ノルディスク』の一着。タイトなボトムだとダウンのボリューム感が強調されて、暑苦しく見えてしまいそうなので、少し太めになったノルディスクのミリタリーパンツでバランスアップ。オールブラックでスマートな雰囲気に仕上げました」 霜降高明さん/alpha PR





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16.ザ・ノース・フェイスのダウンジャケット

「US製ヌプシを東京スタイルに」

「メンズノンノモデルの中田圭祐くんが撮影時にこのUS製のヌプシを着てきていて、どこで買ったのかを教えてもらい即購入しました。素材自体は日本製と変わらず、丈夫なリップストップナイロン。違いは身幅のサイズ感で、US製は全体的に大きめな作りになっています。700フィルパワーなので冬の早朝ロケにも使えるんですが、日常生活ではTシャツ一枚に合わせても十分なスペック。なので今日もおもちゃ屋さんで購入したお気に入りの古着Tにざっくりと羽織っています」 力石恒元さん/エディター、コピーライター





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17.ザ・ノース・フェイスのヒムダウンパーカ

「真冬のロケでも寒くない究極のダウン」

「仕事柄、ダウンはいっぱい持っていそうに思われるのですが、実は全然持っていなくて。去年買ったザ・ノース・フェイスのヒムダウンパーカが僕の一張羅です。それまでは、古着のマーモットのダウンを着ていたのですが、撥水性が落ちていてさすがに真冬のアウトドアロケだと心許ない。そこで、ロケの待機中でも絶対に寒くないということでおすすめしてもらったのが、ヒムダウンパーカ。表地がGORE-TEX® INFINIUM™で、軽量なうえに高い防風性を備えていることが決め手でした」 山田昭一さん/people showroom代表





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18.サカイ×ザ・ノース・フェイスのボンバージャケット

「一周回って新鮮な、サカイのボンバージャケット」

「ダウンはシルエット違いで3着持っていて、監修しているデザイナーやスタイリストなどの背景に興味をもって選ぶことが多いですね。このサカイ×ザ・ノース・フェイスのボンバージャケットは5年前に購入したもの。ここ数年はクローゼットの肥やしになっていましたが、久しぶりに来てみたらサイズ感が絶妙で(笑)。最近はビッグシルエットが多かったので、この大きすぎず、小さすぎずのバランスが逆にいいな、と思っています」 柏原浩志さん/between the arts PR





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19.ザ・ノース・フェイスのダウンジャケット

「日常のスタイルに馴染む、褪せた風合い」

「祖師ヶ谷大蔵の古着屋で見つけたザ・ノース・フェイスの1着。シンプルながらも全体に漂うノスタルジックなムードが気に入り、珍しく古着で大モノを購入してしまいました。しっかりダウンの詰まったボリュームは古着と言えどもさすがのクオリティ。ウエストを絞るとメリハリが出るので、腰まである丈もバランスが取りやすく洗練された着こなしに。褪せたスミクロが柔らかい印象で、テックなアイテム以外とも合わせやすいのが嬉しいポイント。アウトドアブランドのダウンながら、COMOLIのオーバーオールにJ.M. WESTONの華奢な革靴と大人っぽいアイテムにすんなり馴染みます。ドレスライクなスラックスやテーパードパンツと掛け合わせて、この冬はヘビロテする予定」 西村信之介さん/会社員





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20.デサントの水沢ダウンジャケット”クレバス-S”

「控えめなボリューム感で通勤時間も快適」

「元々コート派でしたが、電車の通勤時間が長く、座るときにできる折り目などが気になって、去年初めてダウンを買いました。電車内もストレスなく過ごせるようになり、冬はダウンばかり着ています。これは水沢ダウンの新型”クレバス-S”。羽毛ボリュームを抑えた軽量モデルですが、保温性は抜群。特殊な織り方によってストレッチ性が高く、アーム周りがすごく動きやすい。コーデュロイパンツやタートルネックを合わせて、テック感や無骨さが出ないようなスタイリングを意識しています」 宮内 亮さん/デサント ブラン代官山店スタッフ





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21.パタゴニアのフローズン・レンジ・パーカ

「アウトドアを感じさせない、街に溶け込むモダンなダウン」

「ダウンはアウトドア感が強くて敬遠していましたが、アーバンな雰囲気に惹かれて、数年前に購入しました。首までボタンが留められる仕様で抜群の暖かさ。ダウン特有の野暮ったさもなくて、縦にストンと落ちるシルエットはモダンで理想的でした。一枚でサマになるので重宝していますが、存在感も強いので、オールブラックの着こなしは避けて、パンツで色を入れたり、アイウェアや時計で遊びを効かせたりして着ることが多いですね」 片柳元氣さん/時計ジャーナリスト





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22.メゾン マルジェラのダウンジャケット

「パリでやっと出会えた、人とかぶらないダウン」

「4年前の秋、ドイツを2週間撮影で回った後現地解散にして頂き、アムステルダムを経て最後1日だけパリに寄った時に購入しました。10月中旬から約3、4週間いたので11月に入るととても寒くて。それもあって暖かいアウターが欲しかったのもあります。デザイナーがジョン・ガリアーノになってからのアイテムで、彼らしい切り替えデザインとマルジェラの特徴でもあるヴィンテージ加工されたディテールに惹かれました。普段は車移動なのでインナーは薄めで、その上にさらっと羽織れるボリュームで重宝しています。黒なので意外と癖のあるトップスと合わせても相性が良いですね」 波多野 功樹さん/写真家、映像作家





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23.デサント オルテライン × グラフペーパーの水沢ダウンジャケット

「一着だけでサマになるオーバーサイズにやられた」

「歳をとるごとに重いコートが着られなくなってきまして…(笑)。ここ数年は軽くて暖かいダウンジャケットの出番が多いです。デサントに別注したグラフペーパーの一着は機能性&デザイン性ともに優秀。防水だったり熱を逃さなかったり、機能的な観点から作っているデサントは割とタイトなものが多いんですが、これはオーバーサイズに別注したところがポイント。今回は過去最大の大きさで、たっぷりしたサイジングの服の上にも羽織れるように身幅が大きく設計されているんです。ツヤっとしたナイロンが苦手なので、光を吸い込むようなマットな質感も自分好み。セットアップやジャケットに合わせてもいいし、スウェットなどのカジュアルな装いにももちろん合う。どんなコーディネートにもハマるのも魅力です」 三谷崇雄さん/alpha PR プレス





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24.ザ・ノース・フェイスのヒムダウンパーカ

「冬の移動も超快適。ダウン好きが推すベストオブダウン!」

「「ダウンが好きで、ノースフェイスのダウンはこれを含めて4着持っています。毎シーズン新しいものを探していて、試着したら結局いつも買ってしまいます(笑)。これは去年購入したモダンなシルエットがお気に入りの一着です。ダウンは着丈が短く、スタイリングのバランスが取りづらいために苦手な人がいると思います。でもこれはお尻まで隠れる丈でハーフコートっぽく着られるので、日本人の体型に合わせやすい。中にショートアウターなどを着込んでも着膨れなく、シルエットが崩れないので大変重宝しています。ワイドパンツと黒いスニーカーでダウンのボリュームに負けないように合わせました」 河野 貴之さん/UNDECORATED MAN デザイナー





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25.L.L.ビーンの850 ダウンフードジャケット

「山間での生活には王道な面持ちのダウンがハマる」

「3年ほど前に、吉祥寺にあるエル・エル・ビーンのフラッグシップストアで購入しました(現在は廃盤)。2021年から東京を離れて埼玉の山間に住んでいるのですが、東京にいた頃よりも冬にダウンの必然性を感じます。ファッションとして着られることも大事だけど、色やシルエットなどに日々飽きることなく着られることも大事。その点、このエル・エル・ビーンのシンプルで王道な佇まいは重宝しています。今日のようにリーバイス®︎の501やクラークスのワラビーブーツなど、ベーシックなアイテムに馴染むのも嬉しいですね」 依田直之さん/フリーランス





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26.キャプテンサンシャインのダウンジャケット

「機能性と着心地の、“ちょうどいい”バランスを実現したダウン」

「実はこれまでダウンは持っていなかったのですが、昨年ついにブルーム&ブランチで購入。プレスの仕事で冬場も屋外撮影が増え、またプライベートでもアウトドアに出かけるようになったのがきっかけです。このダウンは色味がグレイッシュで、どんなトーンにも合う万能な点に惹かれました。今日のスタイリングは、ワントーンでまとめています。アウトドア感が強いアイテムでもあるので、街で着るときにはカジュアルに寄せすぎないよう、スラックスや革靴を合わせるようにしています」 香村竜平さん/BLOOM & BRANCH メンズプレス





ダウンジャケット|ネイビー

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27.ジル・サンダーのダウンジャケット

「メゾンの洗練された1着をタウンユースに」

「UOMOで連載も務めるエディター、小澤匡行さんに教えていただいたジル・サンダーのダウンジャケット。小澤さんの審美眼と買い物の哲学を信頼しているのですが、この1着も『買い物特集』で話を伺ううちに、まんまと欲しくなり購入。自分は正直ウールコート派でダウンアウター自体に苦手意識がありましたが、これは別モノ。ガサガサとうるさくない柔らかなテクスチャーは優しく包み込まれる着心地で、アウトドアムードの主張がないミニマルなデザインは街にも似合う。暖かさは手持ちのアウターの中では1位ですが、決してオーバースペックにならず東京の真冬の気温にちょうどいい。過不足のない、日常着のダウンとして優勝です」 吉崎哲一郎/UOMO副編集長





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28.ドリス ヴァン ノッテンのダウンジャケット

「ダウンジャケットはこの一着でアガリ」

「普段はコートを着ることが多くて、ダウンジャケットはこれ一着だけなんです。アウトドアっぽくない雰囲気に惹かれて、2年前くらいに購入しました。光沢のないコットン地で、触り心地もよく、表情がある。裏側も微起毛で暖かさも確保。アウトドアブランドではないブランドが作るダウンっていうのもいい。僕の中ではダウンってスポーティなものなので、スニーカーに合わせるのが主流だと思っていたのですが、これは革靴に合わせたい一着です。細めのコーデュロイパンツを合わせて、ヨーロッパな雰囲気にしてみました。コートと比べると丈が短いから歩きやすく、軽いところもダウンの魅力ですよね」 磯久純一さん/SUPER A MARKET メンズMD





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29.ジェイプレスの古着ダウンジャケット

「都会で着るダウンジャケットに高機能はいらない」

「毎年買い足してしまうくらいダウンジャケットが好きなんです。コートも嫌いではないんですが、ダウンと比べると防寒性がそんなに高くないし、インに着こむともこもこして苦手…。その点、ダウンなら薄着で十分暖かいから、TシャツやロンTだけでOK。ファッション編集としてどうなのって思いますが(笑)。今日もダウンを脱いだ時、暖房の効いた屋内を想定してインにはイートウツのシャツとTシャツだけです。アウトドアアクティビティやキャンプに行く時は、それなりにダウンが詰まったものを着用しますが、都会ではオーバースペックは求めない。むしろ程よい保温力でいい。暖かくなりすぎないところもこのダウンの魅力です」 鶴田悠介/UOMO編集部





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30.ビズビムのダウンジャケット

「アウトドアブランドと一線を画す、細かなこだわりが魅力」

「暑がりということもあって、ダウンジャケットを持っていなかったんです。でも、そろそろ挑戦してもいいかなと思っていて。ただ、アウトドアブランドにあるようなテック系は気分じゃない。ダウンパックが表に出ていて、クラシック感のあるものを求めていたら、ビズビムで気分の一着を見つけました。昔ながらのオーソドックスな形ですが、シルバーのスナップボタンが小さく配されていたり、シルエットはモダンだったりで、今っぽい雰囲気がある。ダウンって男っぽいアイテムだと思うんですけど、これはちょっと色気があるところもいい。表面がザラッと艶のある質感も自分好み。ボリュームのあるデザインなので、パンツはシンプルに。コーデュロイ素材のリーバイス519のストレートを合わせました」 庄 将司さん/スタイリスト





ダウンジャケット|ベージュ

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31.ファーストダウンのダウンジャケット

「モダンな色味に一目惚れした万能ダウン」

「手持ちのダウンは黒が多くて、今季は黒以外のダウンが気になっていました。そんなときに出会ったこの一着は、モダンな印象のグレーに一目惚れでした。最近はなんだかグレーのアイテムに目が行きがちで、今日もワントーンを意識したつもりではないんですが、グレイッシュなグラデーションでコーディネートがまとまっていました。カジュアルなダウンに、ベルナール ザンスのスラックスを合わせてもミスマッチが起こらないのは、色のおかげかも知れません。自転車通勤なので、ショート丈というのも便利。ファーストダウンは価格も手頃で、通勤からプライベートまでいろんなシーンで着倒したいです」 田中 望さん/Revolution PR プレス





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32.ジュゲムのCPOダウンジャケット

「薄手で超軽量の“シャツ感覚”ダウンがとにかく使える」

「ダウンは好きで、いわゆる名品と呼ばれる厚手の本格ダウンを着ていた時期もあるのですが、かぶり率も高く数年経つと飽きてしまって。そんな経験を経て今愛用しているのが、デイリーに映えるデザイン力と機能を両立したジャパニーズブランド『ジュゲム』のCPOダウン。まずパターンが秀逸で普通のシャツ感覚でコーディネートに取り入れやすいうえ、アメリカのアライドフェザー&ダウン社の1000フィルパワーダウン100%で、薄くて軽いのに暖かい! リラックス感のあるシルエットなので、中に着込めるのもいいんですよね。さらに外側は撥水、内側は静電気防止加工つきと至れり尽くせり。このクオリティで税込3万円以内なんて考えられません」 平山洋次さん/HEMT PR代表





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33.アルタスのダウンジャケット

「黒やグレーから一歩進んだ色でダウンを楽しむ」

「ここ数年、世の中もダウンブームなので、よりファッショナブルに着られる提案をしたいと思っています。これまで持っていたベーシックな黒やグレーから一歩進み、少し違うニュアンスを取り入れるべく、今年はベージュを選びました。アルタスは、知る人ぞ知るカナダのアウトドアブランド。まだ日本であまり浸透していないブランドですが、だからこそ、あえてロゴが目立つ胸元にあるのがお気に入り。『どこのダウンですか?』と、コミュニケーションのきっかけにもなります」 西野大士さん/NEAT デザイナー、にしのや 代表





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34.ラルフローレンのダウンジャケット

「20年前に手に入れたダウンが、自分らしい一着になりました」

「実はこの古着のダウンは20年前に購入したもの。ラルフ ローレンのダウンというのが珍しく、ベージュも使いやすそうだなと手に入れたものの、当時の僕には、なんだかおじさんくさくて。しばらくの間、クローゼットに眠らせていました。最近になり引っ張り出して着てみたところ年相応になったのか、すごくしっくりきたんです。アウトドアな仕事だと、汚れを気にして黒を選ぶ方も多いと思いますが“洋服は汚れてなんぼ”。着たい色が制限されるのが嫌なので、いつも気にせずベージュや白なども着ています。焚き火を扱っていると、火の粉が飛んで穴が開くことも多々あるけれど、それも味だと思えば気になりません」 猪野正哉さん/焚き火マイスター





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35.ノンネイティブのダウンジャケット

「品のよさを極めた、究極の都会派ダウン」

「落ちつきのあるマットなベージュが、大人に合う上質な雰囲気を生むだけでなく、さまざまなアイテムに合わせやすいシンプルさも気に入っています。デザイントレンドに流されない、飽きがこない1着だと思います。今日はダウンの色にあわせてワントーンに。ぼやけた印象にならないよう、足元には黒を持ってきました」 畠山 剛さん/vendorショップスタッフ





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36.ポロ ラルフ ローレンのダウンジャケット

「初のダウンは古臭くてクラシックな雰囲気」

「ダウンは子どもっぽいイメージとアウトドア感が強くて持っていなかったのですが、これを見つけた時にダウンなのに味があって良いなと思い、吉祥寺の古着屋で購入しました。良い意味で古臭くてクラシックなデザインがダウンっぽく見えない。左右非対称のポケットデザインは『こんなの見たことない!』と唸りましたね。冬はミリタリーのCWU-45Pを10年以上着ていて、それと形も似ていますし、持っているアイテムとも合わせやすい。すんなり移行できました。割と暑がりなので、中は薄めにシャツやスウェットくらいで十分。シルエットが逆三角形なので、やや細めのデニムで綺麗にまとめたり、ワイドのウールパンツに合わせてボリューム感を出してみるなど、着方のバリエーションも豊富です」 白石 健太朗さん/FULGORデザイナー





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37.ザ・ノースフェイスのヌプシジャケット

「今の気分に合う、アメカジ感漂う90年代ダウン」

「実は去年までダウンを持っていなくて、普段は中綿系を着ていました。今年はダウンが欲しいなと思い、古着屋で偶然見つけて購入。一番のお気に入りはゴールデンベージュの色味で、ザ・アメリカって感じがたまりません。周りの人たちにアメカジ好きが多くて古着屋に行く機会が増え、通っていくうちにアメカジはカッコ良いなって。今の気分にぴったりで良い感じにダサい理想的なダウン。スタイリングもとにかくカッコ良くキマり過ぎないように、少しワイドなパンツを合わせるくらいがちょうど良い。ダウンの袖は折り、裏地の黒と黒のニット帽をリンクさせ、まとまりを出しました」 阪井 元さん/ビデオグラファー





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38.エディバウアーのヴィンテージダウンジャケット

「3年探し歩いたヴィンテージの傑作」

「近年、古着業界でもアメリカの古き良きカジュアルブランドがフィーチャーされていますが、やはりダウンといったら定番のエディバウアーを推したい。特に、登山家向けに誕生したとされる最高級ライン『リッジライン』は3年ほど探していて、昨年、やっと状態が良いものを手に入れることができました。フードの欠損もなく、サイズもぴったりで運命を感じましたね。当時のダウンはタフな雪山に耐えうるアクティブギアを想定して作られていたため、お尻まで隠れるビックシルエット。それが逆に今っぽい。Lサイズですが、185cmの僕が着てもゆったりとした着心地です」 青木洋平さん/KEY スタッフ





ダウンジャケット|ブラウン

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39.テンシーのダウンジャケット

「ブロンズっぽい雰囲気のカラーとボリューム感にやられました」

「冬は基本的にダウンなんです。長野県出身で昔スキーをやっていたんですけど、ダウンってボリュームがあるところがスキーウェアと通じていて、つい欲しくなっちゃう。このダウンジャケットは今季のものでカラーとボリューム感に惹かれて購入しました。ブロンズっぽいブラウン系だけどカジュアルすぎない素材の質感が最高です。ダウンのインナーはロンTやTシャツなど一枚でサラッと着ることが多いですね。また、基本は2色の同系色でバランスを取っています。今日はキャップまで上半身をダウンのブラウン系でまとめてみました。ボトムスはナナミカのナイロン素材のパンツでアウトドアっぽさを。シューズは白のスニーカーで抜け感をプラスしてみました」 中島和弥さん/美容師





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40.モンクレールの90年代「PARIS」ジャケット

「30年経っても着続けられる逸品」

「1990年代に購入したモンクレールの「PARIS」は、30年以上経ってもくたびれることなく現役です。当時のモンクレールでは、日本人向けの0サイズが珍しかったので、勤務していた店舗で仕入れて、自分でも購入しました。大人っぽい質感が気に入っています。光沢があるわけでもなく、マットでもなく絶妙な風合いなので、例えばスーツに合わせても違和感なくマッチする。現行品のスポーティーさや高級感とも違った雰囲気が感じられて、毎シーズンさまざまなシーンで重宝しています」 森山真司さん/ディストリクト ユナイテッドアローズ セールスマスター





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41.ウールリッチのダウンジャケット

「大人になったいま、あえて着てみたくなったレトロなダウン」

「リース中に渋谷の古着屋、サンタモニカで出会って購入した一着です。おそらく80年代のもので、ウールリッチの古着のなかでも珍しいタイプだと思います。オアシスのノエル・ギャラガーとかジャミロクワイのジェイ・ケイとかが着ていたような、90年代初頭のムードがいまの気分。自分的にはちょっと懐かしい感じで、前だったら選んでなかったと思うんですが、大人になったいま、あえて着てみると新鮮でした。お気に入りの一着です」 井田正明さん/スタイリスト





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42.ハイク スーパー エー マーケットのダウンジャケット

「都会的なカラーとフォルムが魅力」

「アウトドアの印象が強いアイテムは自分のワードローブに馴染まないので、これまでダウンアウターは選ばずにいました。ところが、このハイク スーパー エー マーケットの一着には一目惚れ。なだらかなショルダーとワイドな身幅で、ファッションアイテムとして美しいフォルムがツボでした。ダウンジャケットながら決して着膨れる印象はなく、都会的なリラックスしたムードがあるんです。別注カラーのキャメルは、冬らしさもありながらスタイリングを程よく明るく見せてくれるのが嬉しい。このボリュームに対して細身のパンツではなく、セラードアーのゆったりしたデニムを選んで、重め同士のバランスを楽しむのが今の気分です。足元はジャコメッティのレザーブーツで締めました」 井上直哉さん/TOMORROWLAND プレス





ダウンジャケット|グレー

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43.ビームス プラスのダウンジャケット

「シルバーのようなグレー。他人と被らないカラーが絶妙」

「レイヤードスタイルが好きなので実はダウンよりもコート派なんです(笑)。そんな僕でもこのダウンジャケットは、シンプルでどんなスタイリングにも合わせやすいところに惹かれました。一着で主役になるボリューム感も魅力。ウエストにドローコードがあるので、絞ってシルエットを変えて楽しむこともできます。光沢のあるシルバーのようなグレーはダウンではあまり見かけないカラーなので、周りと差別化できるのもいい。中に白のハーフジップのフリースを持ってくれば、重くなりがちな秋冬のコーディネートもかなり明るい印象にしてくれますよ」 丸 海都さん/BEAMS プレス





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44.C.Eのダウンジャケット

「主役を張れるダウンジャケット」

「C.Eらしい唯一無二の柄に一目惚れで…即決購入しました。いつもバイクで移動するのでダウンジャケットが冬は必須。真冬はもちろん、バイクに乗っている最中の風は4月中ごろまで冷たく、着用する期間は人より長いんです。だからシンプルな1枚を着倒すというより、Tシャツ感覚で色々なデザインを集めているんです。これは誰とも被らないプリントで、気分を上げたい時の1着。まるでスノーカモをペイントしたようなストリート風のデザインですが、ブルー系の配色だから飛ばし過ぎた印象にはならず、意外と着やすいです。ダウンを主張したスタイリングにはせずに、ボーダーのTシャツやニットキャップなど、柄を掛け合わせて馴染ませるのが自分らしいと思います。スラックスはグレンチェックで、こちらも柄ですが大人らしい落ち着きを意識しました」 安藤友典さん/フリーランス デザイナー





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45.BEAMS PLUSのダウンジャケット

「久しぶりに見つけた自分好みのレトロなダウン」

「実は中学生以来、ダウンを試したことがなかったのですが……2年前にレトロなシルエットのダウンを試してみたら意外としっくりきて、それから自然と手に取るようになりました。手持ちの洋服との合せやすさを考えると、ハイテクアウトドア系よりも断然レトロ系のダウン派です。ダウンを着る時のマイルールは、“近所着風に見せないこと”。足元はスニーカーを合わせず、革靴を選択するようにしています。今日は全体をワントーンでまとめつつ、スラックスにサイドゴアブーツで下半身はきれいめなアイテムで仕上げました。グレーが映えるように、白の501と合わせるのもアリかも」 安武俊宏さん/BEAMS プレスチーフ





ダウンジャケット|グリーン

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46.ビズビムのダウンジャケット

「スタイリングの振り幅のある、高発色なレトロなダウン」

「ダウンが好きでいろんなアイテムを持っていましたが、最近整理して今はビズビムのこの一着のみ。天然染色された独特なグリーンの発色とボリュームに惹かれて、5年ほど前に購入しました。着丈長めのレトロなシルエットなので土くさい格好でアウトドア系にふるのもありなんですが、今の気分はクラシックなグレンチェックのパンツを合わせて、シックさもあるストリートスタイルに。思っていた以上にスタイリングの振り幅が大きいことに驚きました。5年目の冬も活用できそうなダウンです」 渡邉秀嗣さん/バリスタ





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47.ザ・ノース・フェイスのキャンプシエラショート

「クラシック感漂うシルエットとカラーの絶妙なバランスがいい」

「80年代のキャンプシエラパーカがベースになっているモデルです。クラシックな雰囲気に惹かれて選びました。先シーズンまでは表地はリサイクルポリエステルで中綿は化繊中綿でしたが、今季から表地がリサイクルナイロンになり中綿がリサイクルダウンに変わったんです。化繊中綿だと膨らみ具合が一定で表情がそこまでない。それがダウンになったことで天然の柔らかさというかボリュームが出るシルエットになって、良さが何倍にも増しましたね。とても軽いのも魅力。取り外し可能なフードが付いているのもいい。撥水加工が施されているので雨や雪の日も活躍できる逸品です。機能的なところは拾いつつも見た目はクラシックというところが一番気に入っています」 嶋田哲也さん/ムロフィス プレスマネージャー





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48.シュプリームのプルオーバーダウン

「毎年買い足しています。黒、ピンク、今季は緑!」

「3年前から毎シーズン買い足すほど気に入っています。プルオーバーのダウンって探してもなかなか見つからなくて。モコモコせず、軽くて暖かいのが魅力。いつもフードをかぶって着ますが、丸みのフォルムがたまらないです。前回よりもサイズが少し大きくなった気がしますが、これくらいゆったりしているのもあり。ハーフジップが深くて着脱も簡単だし、カンガルーポケットも大容量。細かなディテールに機能性の高さを感じます。冬ロケに着るダウンとして最適です!」 片貝 俊さん/スタイリスト





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49.ロッキーマウンテン フェザーベッドのダウンジャケット

「機能優先派ですが、これは完全に色買いです」

「他で見ない絶妙なライムグリーンに惹かれ、昨冬に購入しました。ロッキーマウンテンフェザーベッドの定番といえばウエスタンヨークがついたモデルですが、購入したのはグランドティートンシリーズの新作。レトロな雰囲気がとても気に入っています。いかにも70年代な色味と合わせても遊んでみても良いですし、今日のようにあえてボトムスや小物を黒で統一して、グリーンを引き立たてるスタイリングも良いと思います」 松川 総さん/スタイリスト





ダウンジャケット|カーキ

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50.カリマーのネビスパーカ

「保温力抜群! カリマーの定番ダウンはやっぱり最高だった」

「インナーからアウターまで、アウトドアスタイリストという仕事柄たくさんのダウンアイテムを所有しています。特にキャンプ場の夜は寒いので10月頃から活躍してくれますね。中でも、このカリマーのネビスパーカは極寒の冬にも対応できる圧倒的な保温力がある。だから、じっとしているキャンプにはもってこいなんですよ。表面にロフトのキルティングがないので、サラッと着られるソリッドなデザインもいい。たくさん着込んでしまうと暖かい空気がダウン内にたまらないので、もちろん中は薄着で。今日もインにはボーダーのロンTだけですが、超余裕です!」 近澤一雅さん/スタイリスト





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51.リップラップ メイド バイ ヌナタックのプルオーバーダウンジャケット

「若すぎず、渋すぎない。大人世代の正解ダウン」

「米アウトドアメーカー・ヌナタックの、Riprap限定カラーのダウンです。3年ほど前に購入しました。36歳になり、自分の中では『大人っぽく見せたいけど、オジサンっぽくは見せたくない』というテーマができてきました。あまりトレンドを追いすぎるファッションだと若すぎるという気持ちもあり、全体的にビッグシルエットでまとめないようにしています。上半身にボリュームを持ってきて、下半身はスッキリとまとめられればと思うので、短丈で適度にボリュームを出せるこのダウンは、年齢を重ねたいま、ぴったりな一着です」 宮田恵一郎さん/エディター





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52.イズネスのダウンジャケット

「ダウンデビューに選んだのはカーキ色のライトなジャケット」

「気に入ったポイントはフードの大きさと、顔も隠れる襟の高さ。イズネスっぽいオーバーなサイズ感と撥水加工も施されているので、スポーティなギミックは入っているけど、見た目はほぼイズネスとわからないくらいの雰囲気。軽いのもいいんですよね。ちょっと出たい時なんかはサラッと羽織れるので、めちゃくちゃ便利です」 木下 誉さん/cliche ショップマネージャー





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53.マントルのダウンジャケット

「あえてダウンジャケットに見せない雰囲気」

「ダウンジャケットはこれ一着で十分って思うくらい気に入っています。テック感のないデザインに惹かれました。裾のリブがしっかりしているので丸みを帯びたシルエットになるのが面白い。一見、ダウンに見えないところも気に入っています。でも、びっくりするくらい暖かいから、寒い日はついこれを着ちゃいますね。ボリュームがあるので、他はコンパクトになるように意識しています。オリーブのカラーはデニムとの相性も良いので、今日はセットアップでコーディネートを組んでみました」 高橋友樹さん/イーライト PR & セールス





ダウンジャケット|赤

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54.ビームス プラスのダウンジャケット

「ボリュームある丸みを帯びたシルエットに惚れた!」

「東京はそこまで寒くないので、分厚い保温力のあるダウンは必要ないと思っていました。でも、ここ1、2年くらい前からダウンの気分に。しかもボリュームがあって、しっかりダウンが入ったものだと、丸みのあるシルエットになるのがいい。そこが可愛くて2年連続でダウンを買っちゃいました。去年は青を、今年は発色のいい赤をセレクト。ベーシックな黒だと重くなりすぎるから明るい色がいいかなと思ったのが理由です。ポイントになるカラーだと、基本はベーシックな黒やネイビーのパンツを合わせることが多いですが、今日は赤を基調に、パンツはトラディショナルな雰囲気のチェックパンツでコーディネートしてみました。ボタンは上だけ留めてダブルジップは開けて、下を逃してあげた方が綺麗なフォルムになると思います。そういうところはこだわって着たいですね」 百々 南さん/ビームス プレス





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55.リーバイスの古着ダウンジャケット

「“Gジャン”のような佇まいは唯一無二。さっと羽織れる気軽さも魅力です」

「ヴィンテージショップで購入した『リーバイス』のダウンジャケットは、ゆとりがある身幅と短めの丈がすごく今っぽくて、どこかGジャンを彷彿とさせるデザイン。だからこそ気負わずに羽織れるし、アメカジがベースの普段のスタイルにもバランスが取りやすいんです。今日はダウンが“ザ・古着”という佇まいなので、全身ラフに見えないように、落ち着いた配色のボーダーニットや『エンジニアド ガーメンツ』のコーデュロイパンツとコーディネート。足もとは『パラブーツ』のモンタナで少し上品にまとめてみました」 津島大地さん/カメラマン





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56.ザ ・ノースフェイスのダウンジャケット

「思っていた以上に良かった、初のカラーダウン」

「仕事柄、真冬でも屋外に一日中いることも多く、厚着前提なので、ゆったりしたサイズ感のダウンを探していました。2年程前に高円寺の古着屋で見つけたえんじ色の一枚は黒を選びがちな自分にとって冒険だったけど、色モノがあってもいいかなと思い購入。サイズも丁度よく、着てみると持っているアイテムとも意外と合わせやすいし、コーディネートのアクセントにもなる。チャレンジしてみる価値は大ありでした」 下平輝人さん/ロケバス運転手





ダウンジャケット|青

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57.ホルバーのカラーダウンジャケット

「ファッション性を高めてくれる本格ダウンにやっと出会えた」

「身長169cmでいかり肩の僕にとって適したアウターじゃないなと思って、長く巡り会えずにいたダウンジャケット。でもこのジャケットを着てみて、ジャストなシルエットとしっかり大きめのフードのおかげで肩のラインが目立たず、すごくしっくりきたんです。あとはこの鮮やかなブルーも決め手でしたね。僕の場合、休みの日に家族と出かける時など気を抜いていいシーンで着ることが多いので、これが真っ黒だったりすると〝ファッションのつもりで着てますよ〟ってアピールが足りなくて、週末のお父さんになっちゃう気がして(笑)。ただ本格的なアウトドアブランドのものなので、デザイン性に頼りすぎず大げさじゃない。そのバランスも絶妙なんです」 行方 淳さん/エディター





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58.リーバイスのダウンジャケット

「極寒の北の大地でも大活躍!」

「誕生日に妻からプレゼントしてもらったもので、今年で4年目くらい。Tシャツ一枚の上に着るだけで、とても暖かく、撮影で冬の知床に訪れた際も全く寒さを感じることはありませんでした。仕事で屋外にいることが多いので、これを着ておけば風邪をひかないであろうという安心感がダウンを選ぶ上で一番大事。モダンなダウンは自分には格好良過ぎるし、ミリタリーものはサイズが合わないことが多くて…。程よくゆったり、薄着でも安心出来るダウンになかなか巡り会えなかったので妻に感謝です」 佐久間 海士さん/サウンドアーティスト





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59.パタゴニアのダウンパーカ

「偶然、出会った一枚は寒がりで薄着好きな僕の味方でした」

「良い意味でちょっと野暮ったさの残るパタゴニアのダウンを探していて、3〜4年前に幡ヶ谷にあるパドラーズコーヒーで開催されていた古着イベントにて購入しました。2000年代初期のもので、愛嬌のあるフォルムと配色に一目惚れでした。着心地は、とにかく暖かいところがお気に入り。めちゃくちゃ寒がりですが、中はあまり着込まなくても暖かいので、ロンTの上からガバッとラフに着る感じが定番です」 萩原 大智さん/「THE COFFEESHOP」ストアマネージャー・ロースター





ダウンジャケット|黄

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60.エフシーイー×ディガウェルのダウンジャケット

「“バイクに乗ること”が大前提。明るいカラーの一着を主役にコーディネート」

「普段、バイクに乗る時間が長いので、冬のアウターは軽量で動きやすいショート丈、そして防寒性が高いことが譲れない条件。この冬購入したばかりのダウンは、夜道を走っていても沈まず、しっかりと目立つようなオレンジ色で選びました。ややブラウンがかった、くすんだトーンは他にはない色合いで気に入っています。今日はデニムのセットアップを合わせつつ、足もとはバイカーらしく『ヴァイヴァーグ』のエンジニアブーツをコーディネート。身幅にゆとりがあるデザインのため、中に多少着込んでも余裕があるんです」 音成 健さん/駿河台 矢口 店長





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61.L.L.ビーンのダウンジャケット

「古着らしさが光る80’sの配色ダウン。たまに着るからこそ気分が上がります」

「手持ちのダウンは全部で10着ほど。ベーシックな黒から柄ものまで一通り持っているのですが、唯一、古着で手元に残っているのがこの80’sのL.L.ビーンのジャケット。ダウンとしてしっかり機能している上、少しだけ色褪せた感じや今っぽいサイズ感が僕好みで、迷わず購入しました。車に乗っているときはやや軽装なので、主に長時間、外で過ごすようなロケ撮影のときに活躍しています。たまに着るからこそ、袖を通すと何だかわくわくした気持ちになるんですよね(笑)」 水野遼平さん/スタイリスト





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62.アダム エ ロペのダウンジャケット

「ダウンはとことんカジュアルでいい。だからこそ明るい色で」

「アダム エ ロペで毎年扱っている定番ダウンの新色です。元々、黒やネイビーが好きで、他のコートは重めの色を選ぶことが多く、冬は暗いトーンでまとまりがち。でも、とことんカジュアルに着ていいダウンは、あえて明るめの色を選ぶようにしています。このダウンも、ややグリーンがかったライトグレーのニュアンスカラーがお気に入り。ここ数年、都内だと極寒の時期が短くなり、ダウンを着る機会が減っている気もします。だからこそ、着るときは明るい雰囲気になるよう、優しく柔らかく見えるスタイリングを心がけています。ダウンを着ると体が膨張して見えがちなので、パンツはブラックの細身をチョイス。また、このダウンは丈がやや長めなので、中にジャケットを着ても裾から出ない。オンオフも兼用できる有能な一着です」 工藤 健さん/ADAM ET ROPÉ プレス





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63.パタゴニアのプルオーバーダウン

「現行にないカラーに一目惚れ。“ネオ・ヴィンテージ”な一着」

「”NEO VINTAGE(ネオ・ヴィンテージ)”と呼ばれる2000年代初めのパタゴニアを集めていて、こちらは古着屋で見つけました。どこを探してもない色だったのと、プルオーバー型に一目惚れ。古着市場でもなかなか出回らないものだったので、発見できたのは奇跡的でした。ビビッド過ぎないマンゴーイエローと裏地の赤の組み合わせはパタゴニアファンにはたまらない逸品です。インナーとして着るなら、Tシャツに合わせ上からジャケットを羽織るような感じで。アウターとして街で着るときは、今日みたいなスラックスや革靴を合わせるなど、全体的にアウトドアすぎないように心がけています」 豊田慎一郎さん/ロケバス運転手





ダウンジャケット|白

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64.ザ・ノース・フェイスのダウンジャケット

「アウトドアもタウンユースも両方叶う」

「ロケーションバスのドライバーの仕事は撮影で様々な場所を訪れるのですが、真冬の山や海といった凍えるほど寒い場所で数時間過ごすこともしばしば。少しくらいの雨なら気にならない撥水性があり、とにかく暖かいダウンジャケットを探していたところで、これを発見しました。ヴィンテージ・ホワイトというカラーで、やや生成りがかった色が好み。アウトドアウェアでありがちなオールブラックではなく、目立ち過ぎるオールホワイトでもなく、モノトーンのカラーブロックというデザインも適度でいい。ドライバーの仕事は運転だけではなく大きな機材を運んだりアクティブな動きも求められるので、ボリュームがありながらも機敏な動きができる軽さと、タフに着られる耐久性の高さにも助けられています」 内田史重さん/ロケバスドライバー





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65.シュタインのオーバーサイズドリバーシブルダウンジャケット

「シンプルに見えて、細かなこだわりが随所に見られるのがいい」

「ロング丈のコートが主流になっていたので、若干飽きてきていました。そこで見つけたのがこのダウンジャケット。オーバーサイズで、ブルゾンタイプよりはお尻が隠れるミドル丈。すごく新鮮に感じました。このくらいの丈だとバランスも取りやすいんですよね。一見シンプルに見えて、リバーシブル仕様だったり、ベストのような雰囲気にもなるファスナーが付いていたり。シュタインらしいこだわりが見えるところが気に入っています。白系のニュートラルな色味も、重くなりがちなダウンに軽さを出してくれるので今季はヘビロテしそうです」 水澗 航さん/ENKEL主宰





ダウンベスト 黒| ネイビー| 赤| ベージュ| カーキ| グリーン| オレンジ| ピンク| グレー|

ダウンベスト|黒

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66.ドリス ヴァン ノッテンのダウンベスト

「4年越しに見つけた、お気に入りのベスト」

「2018AWのドリス ヴァン ノッテンのダウンベストは、コレクションルックで見たときからずっと気になっていた一着。短めの丈を活かし、ルメールのブルゾンとダウンを重ねてみました。ワントーンで大人っぽくシックにまとめ、丈の違いでシルエットに緩急をつけています。このベストは重ねるアイテム次第で雰囲気が変えられるところが魅力。クラシックなセットアップに合わせてもこの丈がエッジの効いたアクセントになってくれそうです」 松岡 歩さん/三越伊勢丹 紳士担当





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67.オーラリーのダウンベスト

「上質な素材と美しいシルエットに惹かれる」

「アウトドア系ダウンが世間では引き続きブームでもあって、差別化したい気分もあり、今季はハイブランドやドメスティック系のダウンを探していました。そんなときに見つけたオーラリーのベストは、他のものと比べて形が抜群にきれいでした。スビンコットンを使った表地の素材の良さや、ふっくらとしたダウンの塩梅がいい。無駄のないシンプルなデザインなので、着回しのしやすさも頼もしい。今日はオールブラックのミニマルなスタイリングですが、ナイロンやコットンなど異素材を組み合わせることで、メリハリも意識。冬はこのベストで、カジュアルな着こなしのバリエーションを増やしたいと考えています」 秋山貴紀さん/スタイリスト





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68.プラダのダウンベスト

「品のある素材使いなど、アウトドアブランドにはないソリッド感」

「アウトドアっぽいけどモダンな雰囲気に惹かれて、去年の秋に購入しました。黒のカラーリングしかり、ナイロンの上品な素材感も都内で着るにはちょうどいい。アウトドアブランドのものだと東京では少しオーバースペックだなと思っていて。ファッション系のブランドが作るアイテムなら適度な保温力で、そこも魅力ですね。ダウンジャケットは好きなので4着ほど所有していますが、ジャケットだとコーディネートのし甲斐がない。ベストならレイヤードも楽しめてコーディネートの幅が広がるので重宝しています。実はダウンデビューも中学生の頃に古着屋で買ったダウンベストでした」 高橋正典さん/スタイリスト





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69.ウエスタンマウンテニアリングのフラッシュベスト

「オーセンティックだから飽きない10年越しのダウンベスト」

「ダウンは、オーセンティックなものしか選びませんね。このダウンもシュラフ(寝袋)のメーカーが作ったものですし、もうひとつ持っているダウンジャケットもL.L.ビーンとエディ・バウアーのコラボ。1年ぶりにクローゼットから出してきて時代遅れな要素が入っていると嫌なので、何も変化なく着られる普遍的なものがいいんです。このベストだって、10年以上前に買ったもの。アウトドアを街で着る〟みたいなことが流行り始めた頃で、〝インナーダウンになる〟って聞いて〝えっ、面白い〟と思って。当時まだ、インナーダウンっていう概念がなかったから」 池田尚輝さん/スタイリスト





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70.ロッキーマウンテン フェザーベッドのダウンベスト

「サイズを替えてずっと着続けたい、ダウンの名作」

「ロッキーマウンテン フェザーベッドの看板アイテムでもあるクリスティーベスト。このブランドは60年代後半にアメリカで誕生し、2005年にサーティーファイブサマーズから実名復刻しました。リバイバルした際、デザインもろもろに携わったのですが、僕がまだ10代の頃、ヴィンテージでもなかなか手に入らない憧れのアイテムの復刻に携われるとは思ってもいなかったので、特別な一着でもあります。復刻モデルの38サイズは僕がぴったり着られるフィッティングでした。今日着ているのは42サイズを選んでいます。世の中のオーバーサイズな傾向に合わせ、5年ほど前に1サイズ上げて40へ、さらに1サイズ上げた42サイズです。流行が移り変わっても、ずっと着続けたくなるデザインですね」 信岡 淳さん/35summers PR





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71.モンベルのダウンベスト

「転職祝いに兄に買ってもらったダウンベスト」

「キャンプ場で働いているのでダウン必須。でも、袖があると作業の邪魔になってしまうので、基本はベストです。このモンベルのダウンベストはフォレストサンズ長瀞で働くことが決まって、『アウトドアの仕事をするんだから着た方がいい』って兄がプレゼントしてくれました。それからずっと愛用してます。普段はジーンズばかりなんですが、今日は登山帰りなのでストレッチの効いたパンツを。汚れも目立たない黒のワントーンでまとめました」 猪野健太さん/フォレストサンズ長瀞・チーフ





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72.:CASEのダウンベスト

「車での移動には手軽なダウンベストがぴったり」

「ダウンは仕事からプライベートまでよく着ています。去年はザ・ノース・フェイスのバルトロジャケットを愛用していましたが、移動は車がメインなので、ちょっとした外出にはベストが手軽でちょうどいいんです。アームホールはそんなに大きく作っていないので分厚いものの上に着るよりも、薄手のTシャツやシャツなどに合わせたほうが好相性。ジャケットっぽく着るのがおすすめです。もともと防水仕様のアイテムが好きで、雨予報が出たときは靴も含めて防水ものでまとめる日も。今日も天気が悪くなりそうだなと思い、靴はゴアテックス素材のスニーカーに、パンツはダウンベストと同素材の:CASEのものをを選びました」 松坂生麻さん/デザイナー





ダウンベスト|ネイビー 

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73.セダン・オール・パーパスのダウンベスト

「諦めかけていた頃に出合った、ノスタルジックなダウンベスト」

「以前からダウンベストが欲しいと思っていて昨年、神戸の古着屋でデッドストックでピンとくる一枚を見つけたのですが、結局買い逃してしまって…。以降もずっとダウンベストを探し続けていたところ、今年の9月に買い逃したものと似た雰囲気のあるダウンベストに出会いました。ベージュ、オリーブ、ネイビーの3色展開があったので全色試着。少しくすんだマットなネイビーが一番しっくり来ました。身幅とアーム周りが広めのボックスシルエット、そしてレトロさが決め手になりました」 福本真士さん/会社員





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74.ポロ ラルフ ローレンのダウンベスト

「ダウンベストらしからぬ作りが気に入った」

「2017年の冬に、ラルフ ローレン表参道で購入しました。もともとトラディショナルな格好が好きなので、このベストを買う際は、紺ブレの上になじませて着せることを想定していたと思います。ネイビーフランネルに金のスナップボタン、スクール風の紋章、ブラックウォッチの裏地など、ダウンベストらしからぬ仕様ですが、そこにブランドらしい“育ちのよさ”があらわれているところが好きです。また、日ごろから過度なオーバーサイズは選ばないので、コンパクトにまとまるサイズ感もいい」 西坂 和浩/UOMOエディター





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75.リパーパスのダウンベスト

「ダウンジャケットから引き算したようなバランスが面白い」

「ダウンジャケットの腕を取ったようなそぎ落とされたデザインがいいですよね。『ただオーバーサイズのダウンベストを作りました』というわけではなく、『ダウンジャケットから引き算したらこの形になりました』という不自然ではないボリューム感なんです。ダウンベストは短丈なものが多いですが、このリパーパスは自然なロング丈なので、着こなしの幅が広がります。今日のようにジャケットの上に重ねてドレスダウンさせることもできますし、スウェットの上下に合わせて普段着としても使えます」 和田翔太郎さん/スタイリスト





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76.ユニクロのウルトラライトダウンベスト

「アップデートされた『ウルトラライトダウンベスト』」

「ダウンアウターは袖付きのジャケットよりもベストを選びます。と言うのも、個人的には冬のスタイリングの大きな楽しみのひとつがニットキャップやマフラー、手袋といった冬小物にあると思っていて。ダウン一着で防寒性が事足りてしまうより、小物と組み合わせてちょうど良くなるベストがいい。今日はエルメスのニット帽やジョンストンズのマフラーを合わせてみました。今季購入したのはUNIQLOのウルトラライトダウンベスト。毎シーズン、チェックしてきましたが去年までは細かったダウンパックの幅が今年からワイドになり、僕の好きなカジュアルなスタイルに合わせやすくなりました。アームホールにゆとりがあるのでボリュームのあるニットの上からでもレイヤードしやすく、もちろん軽くて暖かい。優秀な一着です」 薬師神和彦/UOMO副編集長





ダウンベスト|赤

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77.アーリーウィンタースのヴィンテージダウンベスト

「歳を重ねて、赤のベストが似合うように」

「これまで、赤はあまり着たことがありませんでした。でも30代後半に差しかかったことで、逆に原色に目が行くように。年を重ねたことで、派手な色でもやんちゃな感じが出ることなく、カジュアルに着こなせるようになった気がします。今日はキャップも赤をセレクト。昨年、町田の古着屋で購入したアーリーウィンタースのダウンベストは、1980~90年代のもの。クラシックな型と色を、今また着ることが面白いと思います」 柳 雅幸さん/フリーランスPR





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78.ギャップの古着ダウンベスト

「古着ならではの“赤”に一目惚れでした」

「去年、三軒茶屋の古着屋SUIで購入しました。ダウンはこれまで一着も持ってなくてずっと探してたんですが、コレっていうものになかなか出会えなくて。このダウンベストは、お店に入ってすぐ、フェードした“いい赤”が目に入って。古着ならではの絶妙な色味が良くて、即決でした。じつはこのダウンベスト、レディーズのラックにかかってたんです。サイズがコンパクトなのも気分でした。」 中道康生さん/スタイリスト





ダウンベスト|ベージュ 

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79.アンスクリア×ウィム ガゼットのダウンベスト

「レディースブランドならではのきれいめに着られるダウンベスト」

「東京は暖かいし、車で移動することが多いので、あまりダウンアイテムは着ませんが、今季はこのダウンベストに惹かれて購入。レディースブランドのウィムガゼットの別注ものなんですが、オーバーサイズに作られているので男性でも違和感なく着用できるんです。アウトドアっぽさがなく、きれいな印象にまとめられるのも気に入ってます。春や秋はカットソーに合わせて、冬はコートの上から羽織って。ダウンベストはレイヤードを楽しめるのが魅力ですね。今日はブラウンをベースにしたコーディネートにしてみました。パンツで青を入れてハズしを加えて。スウェットっぽいトラックパンツ風のものをセレクトしたのもポイントです」 荒木義樹さん/スタイリスト





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80.カルのダウンベスト

「表地にカシミヤを使用した贅沢なダウンベスト」

「表地に100%カシミヤを使用したリッチな一着。品のいいミニマルなデザインで、素材の贅沢さを堪能できるものが欲しくて……今季のコレクションで自分で作ってしまいました。肌に直接当たり、人目に触れるからこそ上質さにこだわりました。アウトドアな印象のダウンベストではなく、オーセンティックなデザインも特徴。キルティングを無くし、ボリュームは残しつつ着丈をコンパクトにするなど、ミニマルで洗練された印象になるように配慮」 佐藤佑樹さん/Cale デザイナー





ダウンベスト|カーキ

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81.シアージのダウンベスト

「ぬくもりのある小物使いが目を引く、キャッチーな“ウィンターレイヤリング”」

「ダウンアイテムはマフラーからコートまで幅広く持っています。暖かくて軽いので、僕にとって冬のファッションには欠かせない存在。今日の着こなしのテーマは“ウィンターレイヤリング”。ロングコートのインに『シアージ』の新作であるダウンベストを投入しました。カーキとブラウンというシックな色でそろえつつも、『THE NEW DENIM PROJECT』×『シアージ』の白のオーガニックデニムでほどよくクリーンな雰囲気に。さらに足もとや顔まわりには目を引く小物で、さりげなく色を効かせたのがポイントです」 ニコラ・ユタナン・シャルモさん/シアージ ディレクター





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82.サンディニスタのダウンベスト

「暗い色よりもスモーキーカラーが今季の気分」

「車の移動が多いので冬はダウンベストを着用する頻度が増えますね。袖があると街ではオーバースペックな気がしちゃって、ダウンジャケットはもっぱら休日用ですね。キャンプや冬場のサーフィンに行く時に愛用しています。平日の仕事に行く時はダウンベストがちょうどいい。温度調整もしやすいのがいいですよね。春夏は黒のアイテムばかりを着ていたので、この冬はちょっと変えてスモーキーっぽい色合いがいいなと、今季購入しました」 名村恒毅さん/ITONAM Inc.代表取締役





ダウンベスト|グリーン

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83.シエラデザインズ × ビームス プラスのダウンベスト

「単体でも重ね着でも使える、冬の万能ダウンベスト」

「もともと冬はダウン派なので、寒くなってきたらダウンベストから始まりダウンジャケットに移行するのが毎年のスタイルです。アウトドアアイテムが好きなので、毎年ビームス プラスのアウトドアブランド別注アイテムは楽しみにしています。特にシエラデザインズは大好きなブランドでもあるので、今回は新作を選びました」 中田慎介さん/ビームス メンズカジュアルディレクター





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84.カルのダウンベスト

「スタイリングを楽しめそうなダウンにやっと出会えた」

「実は着方が一通りでつまらないのでダウンが嫌いで、東北地方に住んでいてもプリマロフトのもののみで、これまでは持っていませんでした。でもこのカルのダウンベストは、ダウンっぽくない雰囲気がまさにドンピシャな一着。アームホールが大きいので、テーラードのジャケットに合わせてももたつかずに着られます。デザイナー佐藤さんと体型が近いのでブランドのアイテムが体にはまることが多く、今日合わせたジャケットもカルのもの。着丈の違うアイテムをレイヤードし、縦のラインを意識してすっきりと見えるようにバランスをとっています」 山下拓郎さん/nariwai ストアマネージャー





ダウンベスト|オレンジ

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85.ロッキーマウンテンの古着ダウンベスト

「苦手だったダウンも自分らしさが詰まった古着なら新鮮に楽しめます」

「僕のスタイルは基本、アメカジがベース。そのせいかダウンのスポーティな感じが、ずっと自分にしっくりこなくて、もともと得意なアイテムではなかったんです。あと主役級のアイテムだからこそ、ダウンを着るとコーディネートに“手抜き感”が出るような気がして、なんとなく避けていました。でも年齢を重ねるにつれて、この軽さと暖かさに体が勝てず(笑)、ここ最近はたまに着るように。古着で見つけたこの『ロッキーマウンテン』のベストは、サイズがジャストだったのと、オレンジとえんじの珍しい配色が、手持ちのワードローブにもなじみそうだったので入手しました」 三浦由貴さん/GMT inc. PR





ダウンベスト|ピンク 

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86.オーラリーのダウンベスト

「ポイントは“くすんだピンク”。春らしい配色でミスマッチ感を楽しみます」

「週5で電車通勤する僕にとって、厚手のダウンコートはややオーバースペックに感じる部分があるので、ベストぐらいがちょうどいいんです。これは、オーラリーが2019年に初めてダウンをリリースしたときに購入したもの。決め手はやっぱり色ですね。このくすんだピンクが実にオーラリーっぽくて『ダウンにも、いよいよこういうタイプのものが出てきたんだな』と感動しました。スモーキーなトーンなので、意外にどんなアイテムにも合わせやすくて重宝しています」 綾 瞳さん/専門商社勤務





ダウンベスト|グレー 

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87.ディガウェル×エフシーイーのダウンベスト

「何に羽織ってもサマになるジャストサイズのベストをメイン使い」

「普段バイクに乗ることもあり、インナーとパンツも含めたら15着くらい持っているほどのダウン好き。その中で普段最も活用頻度が高いのが、このベストです。車移動の時なんかは、冬でも今日みたいにスウェットにさっと羽織って完結できますし、とにかく動きやすくて撮影の時にも欠かせません。ベストと聞くとサブのイメージですが、メインとしてフル活用しています。昨年か、一昨年くらいに偶然見つけたものなのですが、グリーンがかった絶妙なベージュとコンパクトに着られる作りが気に入って即決でした」 山本雄生さん/フォトグラファー





ダウンコート

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88.カリマーのダウンコート

「個人的にはもっとも洒落ているロケジャン」

「撮影の仕事では、極寒の地や雪山まで行くことも。ここぞという時のための最強ダウンを探していたところ、カリマーのダウンコートに出会いました。ダウンとフェザーがしっかり詰まっていてかなり肉厚。ジャケットではなく、ロング丈のダウンコートというのが頼りになります。実際に冬の長野の仕事ではひとり勝ちでしたね(笑)。過酷な寒さを乗り切れるスペックながら、見た目にはソリッドにデザインされているのも素晴らしい。ダウンパックのステッチを外に出さないつるりとした表地に、シルバーのジップが映えてモダンです。今日は古着のリーのデニムに合わせてモッズコートの延長くらいのラフな感覚で着ました。蛍光カラーのキャップやグローブを合わせて可愛げあるスタイルにするのもアリですね」 西又潤一さん/スタイリスト





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89.ユナイテッドアローズ グリーンレーベル リラクシングのダウンコート

「サステナブルなダウンは、袖を通すたびにポジティブな気分に」

「毎年好評を博している、ブランドオリジナルのダウンコートは、不要な羽毛の再生を目指す『グリーンダウンプロジェクト』のリサイクルダウンを使用。見た目のデザインももちろん大事ですが、今の時代らしいサステナブルな志向が反映されたアウターは、着ていてポジティブな気持ちになれます。真冬でも中はロンT一枚で十分に暖かく、これさえ着ていれば“どんな寒さもなんとかなる!”と思える、頼りがいのある一着です」 児玉孝志さん/ユナイテッドアローズ グリーンレーベル リラクシング PR





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90.エディフィス × マッキントッシュのダウンコート

「マッキントッシュの『ゴム引きじゃないほう』を選んだ」

「仕事の関係でスーツを着る機会が増えた2018年頃、スーツ用のコートがほしくてこのダウンにたどり着きました。スポーティーなダウンとは違い、癖のないステンカラーなので意外にも着こなしの幅が広く、今日のようにスーツ以外で着る機会も多いです。デザイン自体はスタンダードですが、細かい部分にお気に入りのポイントが詰まっています。例えば、表地にはロロピアーナ製の機能ファブリック『ストームシステム』が使われていたり、ボタンに『MACKINTOSH』のロゴが入っているところなど。僕の中では『コートといえばマッキントッシュ』という考えがあるのですが、定番のゴム引きではない意外性も、惹かれるポイントですね」 野口聖純さん/会社役員





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91.ホワイトマウンテニアリング × タイオンのリバーシブルダウンコート

「丈感、軽さ、デザイン、どれをとっても仕事着として完璧」

「普段から車移動がほとんどなので都内ではショート丈のダウンを着ていますが、冬場は出張で北海道や雪山に行くことが多く、ショート丈だと腰からもも周りにかけてかなり冷えるんです。そこで、真冬のロケ用ダウンとして2年前に買いました。ホワイトマウンテニアリングがTAIONという日本のダウンメーカーとコラボしたアイテムで、ボリューム感があるのに着心地はとても軽やかで、身体全体が包まれるように暖かい。それでいて、シルエットがキレイで、ホワイトらしいフロントのステッチも効いているのでベンチコートのようにスポーティな印象になりすぎない。スナップボタンで着脱しやすい点も含めて、仕事着として完璧です」 徳原 海さん/エディター





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92.アルクフェニックスのダウンジャケット

「苦手なロングダウンを攻略できた一着」

「ダウンを一着羽織れば温かくてスタイリングがそれで完成するイメージがあり、どこか手を抜いている気がして重めのコートしか着ていませんでした。勝手に黒のロングダウンはサッカー選手のイメージを持っていて……でも久しぶりに着てみたら軽量で温かいし、万能なギミックがたくさんついていて全然いいじゃんって(笑)。alk phenixのダウンは膨らみも控えめ。シボ加工された表地が一見コートっぽい佇まいなところが特に、今の気分にマッチしました。合わせるアイテムの素材や小物等でバランスをうまく調整して、スポーティになりすぎないように着こなしたいです」 久戸瀬 崇裕/TEENY RANCH代表





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93.スノーピークのダウンコート

「街でもキャンプでも活躍。グレージュっぽいカラーが新鮮です」

「ダウンジャケットは冬のキャンプで活躍する防風性の高いプルオーバータイプのものと、タウンユースに便利な薄手のジャケットタイプの2着を愛用してきました。今年は両者の中間的な役割としてスノーピークのタキビダウンコートを購入。色は今まで黒ばかりだったので、あえてカーキをチョイス。グレージュっぽい色味なので、街でも自然の中でも調和するし、着回しやすいのが魅力です」 渡邉大夢さん/スノーピーク ルミネ新宿 店長





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94.スノーピークのタキビダウンコート

「街でもキャンプでも活躍する万能コート」

「職業柄、冬でもキャンプ場で過ごす時間が多いので、暖かくて焚き火の火の粉も気にならないダウンジャケットを探していました。そんなときに見つけたのがスノーピークのタキビダウンコート。ロング丈なので腰回りも暖かく、一見すると普通のフィールドコートのような見た目が気に入っています。色はブラックもあったのですが、街でも着ることを考慮してベージュをチョイス。ロケだと汚れが気になってはけないホワイト系のパンツやスニーカーと合わせることが多いですね」 まついただゆきさん/編集者・アウトドアライター





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95.クランプのダウンコート

「初めてのカラーダウンは派手色が意外と着やすかった」

「なんといってもこのヴィヴィッドなオレンジにやられました。冬は黒やクールな色味で全身がまとまってしまい面白くないので、今季は攻めた派手な色のものを探していました。これが初のカラーダウンですが、暗めのロングダウンはベンチコート感が出やすいので、これくらい振りきったカラーのほうがチャレンジしやすかったですね。クランプは、ミリタリーやワークウェアを現代的に昇華したアイテムが特徴。このアウターも、表地には、軍ものでもよく使われるリップストップナイロンが使われています」 佐藤リッキーさん/デザイナー・YouTuber





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96.リップラップのダウンコート

「気張らずに着られるシティ派のダウンが、この冬の大本命」

「体の線が細いので、着るだけでほどよくボリュームが出るダウンは普段から重宝しています。ダウンは数着持っていますが、高スペックなアウトドア系よりも、タウンユースできるようなタイプが中心。今年購入したこちらのコートは、なじみのいいオリーブカラーをチョイス。普段、車移動が多いため、フードがなく、さっと気軽に羽織れるデザインが着やすくて気に入っています。アームはやや太めでゆったりしていますが、オーバーサイズすぎないので、少し厚手のトップスに重ねても着膨れしません」 増井岳人さん/彫刻家





ダウンパンツ

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97.マーモットのダウンパンツ

「冬のワードローブに加わったダウンパンツ」

「ダウンパンツは一本も持っていなかったんですが、ロケのときにも使えそうだな、と実はずっと挑戦したかったアイテム。実際にはいてみると“ロケのときに”と言わず、冬の定番パンツにしたいくらい気に入りました。移動には車とバイクを使っているので、バイクに乗っているときはもちろん、意外にも車移動でも活躍。車に乗っているとき、上半身は着こんでいることが多いので温かいんですが、下半身が冷えるんですよね。なので冬にこれをはいておけば、とりあえず大丈夫!っていう安心感があるパンツが欲しかった。今日はキャップとスニーカーにもテック要素を盛り込みつつ、グラフペーパーのスタジャンで少しオーセンティックな空気をプラスしてみました」 瓜坂拓海さん/スタイリスト





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98.モンベルのダウンパンツ

「真冬の新潟も問題なし、無敵のダウンパンツ」

「一昨年の冬に新潟でブランドのカタログ撮影があって、事前にデザイナーさんから『新潟の冬はものすごく寒いから、服装はちゃんと暖かい格好してきたほうがいいよ』と教えてもらったんです。トップスはノースフェイスのインナーダウンで事足りるかなと思っていましたが、やはり下半身が寒くなりそう。そこでダウンパンツが必要だなと。惹かれたのは保温性ときれいなシルエット。モンベルの店員さんいわく、中にインナーパンツ必須。例えばダウンジャケットを素肌で着たら、気持ち悪いじゃないですか?(笑) それと同じで、インナーを挟めば蒸れないしすごく暖かい。実際、雪が腰まで積もった時期の新潟に一日中外いたけど、寒さを全く感じず、無敵でした!」 HORIさん/ヘアスタイリスト





ダウンマフラー

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99.タイオンのダウンマフラー

「小面積で活躍するダウンマフラー」

「フォトグラファーという仕事柄、撮影中には動き回ることが多く、ウールのストール型のマフラーは結んだりほどけたりと不便。そこで、このダウンマフラーが快適でした。ループ部分に反対側の先を通すだけなのでサッと着脱できるし、小ぶりで邪魔にもなりません。何よりコンパクトなのにとても暖かい。さすがはダウンの専門ブランドですね。実はダウンウェアのスポーティーな雰囲気に苦手意識があり…服自体はこのバブアーのコートやシュタインのコットンパンツのように天然素材のものを選んでいるのですが、これくらい面積が小さければむしろ丁度いいアクセントだなと思いました。去年から冬場はずっとこれをつけています」 井手野下貴弘さん/フォトグラファー





インナーダウン

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100.パタゴニアのインナーダウン

「リピート決定のインナーダウンです」

「厚手のアウター1枚で勝負するのではなく、レイヤードで防寒をしたいタイプなので、インナーダウンは色々と試してきましたが、パタゴニアのこれが最高という結論に! 薄い見た目と軽い着心地に反して、ここまで暖かいものはありませんでした。アウトドア由来のブランドらしく、無駄のないデザインなので飽きがこないですし、身体にフィットする設計で動きやすい。黒を基調にしたシックなコーディネートをすることが多いのですが、黒でまとめてもスポーティーな化繊のテクスチャーが入ることで丁度いい抜け感も与えてくれるんです。ポータークラシックのロングコートの中にこれを着て冬を乗り切るのが僕の定番スタイル。5年着続けていますが、今後もリピート決定です」 ayame optical store ストアマネージャー






※掲載している情報はオリジナル記事作成時のものです。



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