財布を機能性で選ぶなら、選択肢に挙がってくるのがコンパクトながらも収納力に優れる二つ折り。ハイブランドのアイテムなら高級感も申し分ない。
01:SAINT LAURENT|EAST/WEST WALLET SAINT LAURENT PARIS
キルティングが新鮮な「イースト/ウエスト」
サンローランのエレガントな二つ折り財布「イースト/ウエスト」に、キルティングレザーが新登場。スクエアデザインのキルティングは、1966年にプレタポルテラインの「サンローラン リヴ・ゴーシュ」をパリ左岸にオープンした際、メゾン名にあしらわれた四角いデザインからインスピレーションを得たもの。
端正なスクエアキルティングのオーバーステッチに、SAINT LAURENT PARIS のエンボスが品格を添える。なめらかなカーフスキンの感触も心地いい。小銭入れのないカード収納に特化した仕様で、札入れ部分には仕切り、カードポケット裏にフリーポケットを備える。縦9.5×横11×マチ2.5cm 札入れ2箇所、カードスロット8箇所、フリーポケット2箇所。
02:BOTTEGA VENETA|BI-FOLD WALLET
イントレチャートにバイカラーストライプが
ステッチやバイカラー、ピッチ違いなど、職人技とモダンなデザインを融合して、多様なイントレチャートを生みだしているボッテガ・ヴェネタ。最新はこのバイカラーストライプだ。プリントのように見えるストライプは、ホワイトレザーの上にダークブラウンのレザーを重ねて熱圧着させたレイヤードによるもの。また2色を貼り合わせたフェットゥーチェ(編み込んでいる紐状の平たいレザー)の端をカットすることで、すっきりとした仕上がりを実現した。
ボッテガ・ヴェネタが誇る職人の技によって、プリントでは表現できない、見る人の視線を釘付けにするイントレチャートが完成。この二つ折り財布は、コイン入れがないカード収納に特化したタイプ。札入れ部分に仕切りがあるので、紙幣とレシート類をすっきりと収納できる。縦9.5×横11×マチ1cm 札入れ2箇所、カードスロット8箇所、フリーポケット2箇所。
03:LOUIS VUITTON|Portefeuille Slender
グラデーションが美しい「エピ」の新作
モノグラムのイメージが強いルイ・ヴィトンだが、このところエピをアレンジした新作がバリエーション豊富に展開され脚光を浴びている。カーフレザーに施した線状に流れる型押し模様が、麦などの穂を彷彿とさせるエピ。その独特の模様をより大胆に表現したのが今回採用されたエピ・XL レザーだ。この「ポルトフォイユ・スレンダー」は、オレンジからブルーへのグラデーションカラーをカーフレザーにまずプリントし、その後エピ・パターンをミリ単位の精密さでエンボス加工して完成する。
ルイ・ヴィトンならではのサヴォアフェール(伝統ある匠の技)が生きる「ポルトフォイユ・スレンダー」は、二つ折りでカード収納に特化した新作。フリーポケット部分がオープスタイルになっているのも特徴だ。縦8.5×横11×マチ2cm 札入れ1箇所、カードスロット8箇所、フリーポケット2箇所。