参加者による説得力あるレビューとともに推しのアイテムをお届けする、恒例人気企画「試着フェス®」。今回は初の試みとして大人気のアウターにフォーカス。気になる人気ベストテンを発表します。
2023AWのアイテムから大人が選ぶべきアウターを一挙に紹介する。「アウターだらけの試着フェス®︎」の参加者のリアルレビューはアウター選びの参考になること間違いなし。
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【アウターだらけの試着フェス®︎】とは?
編集部スタッフ&スタイリストが事前に選りすぐった150着のアウターがエントリー。 6日間かけて、一般応募の参加者を含めて総勢100人が試着した。参加者は「欲しい!」と思ったアウター4着を選んで試着後に投票、最も好みのアイテムを2点、それ以外を1点として得点を集計した。本記事ではその中で得点上位の45着を14のキーワード別にまとめてみた。
黒はソリッドに。ネイビーは上品に。冬のショートアウター
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01. COMME des GARÇONS HOMME|フライトジャケット
張りのあるナイロンとコットンを使用し、美しいボックスシルエットを表現。フロントの大きなポケットのほかに内側にもポケットが多く配され、「手ぶらで外出できる」と評価する声が集まった。
¥93,500
木下達郎(会社員) 前身頃、後ろ身頃、袖、リブと質感が異なる黒の生地で切り替えられているのが面白く満足度が高い。
山本元生(会社員) トラックジャケットの形にMA-1要素がミックスされたデザインに心奪われた。
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02. LENO|ミリタリージャケット
米軍フィールドジャケットをベースに現代に合うようリサイズ。LENOオリジナルの高密度コットンシルクを用いることでテック感を抑えたモダンなミリタリージャケット。シルクならではの上品な落ち感とドレープを楽しめる。
¥132,000
川勝聖悟(フレディ&グロスター PR兼EC) シルエットを変えられる裾のドローコードや、収納型のフードなど、ギミック満載で気に入った。
酒井建介(会社員) シェルにありがちなアウトドアっぽさがなく、とても着やすい!
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03. GALERIE VIE|ジップアップブルゾン
身幅にゆとりをもたせつつも着丈はコンパクトなシルエットのブルゾン。ダブルジップのためさまざまな表情を楽しめるだけでなく、上まで全閉めしても襟元に余裕があるため窮屈な印象はなく着心地よし。
¥71,500
堀池光(UOMO編集部) カシミヤ混ウールで滑らかな肌触りのネイビーが理想的。ミニマムな作りだが大きなポケットがアクセント。
雨宮諒(会社員) フロントジップを上げたときに襟がきれいに立つのでマフラー要らずで暖かい。
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04. LUTAYS PARIS|ブルゾン
第一次世界大戦中の仏軍飛行士のジャケットをモチーフに、無駄なディテールを削ぎ、若干のゆとりをもたせることで現代的にアップグレード。英国製の上質なウール生地をフランスの工場にてハンドメイドで縫製している。
¥385,000
松岡歩(ディレクター) フレンチブランドらしい上質なエレガンス。どんな格好でも、これ一枚ばさっとはおればサマになる。
綾瞳(会社員) 洗練されたアップデートと上品な圧縮ウールの風合いにヤラレました。
今ほどボンバーが欲しいときはない!
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05. MARANT|シアリングジャケット
リアルラムレザーにラムスキンのシアリングを施した贅沢なボンバージャケットは、短丈アウターの大本命。武骨ながら品よく見えるのはデザインの賜物。通常は裾にもボアがつくが、リブに変えることで大人っぽく仕上げた。
¥497,200
安福和弘(会社員) 着心地ファーストで選びました。長く着ることを考えたら経年変化も楽しめるものを。
池田雄一郎(会社員) ゆとりのあるアームホールに、レイヤードに使える短丈のバランスが今っぽい。
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06. ESLOW|MA-1
MA-1のディテールはそのままに、ファッションウェアとして昇華。原糸から染色、撥水加工に至るまでサステナブルにこだわったものづくり。中心が空洞になった中空糸で作られた中綿だから軽量で保温性も抜群。
¥85,800
山崎裕太(会社員) 短丈のシルエットや上質な素材のおかげで、武骨さが削ぎ落とされてモードにも着られる。
堀込恒平(UOMO編集アシスタント) 色や裏地、ディテールなど苦手なミリタリーの条件をすべてクリア。エスローらしい繊細なMA-1。
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07. HYKE|MA-1
U.S.エアフォースのものから着想を得たハイクのMA-1。裏地はオレンジではなく表地と同色にし、シルエットをやや大きめにするなど、着やすい工夫がなされている。裏地はあえてオレンジではなく、表地と同色にしたところも大人向き。
¥82,500
木下二郎(会社員) アームホールと身幅が広めですが、着てみるといっさいルーズな感じがしないのに驚きました。
杉浦靖隆(会社員) 丈が長いので、前を開けてもおじさんっぽく見えないのがいい。肩に入ったダーツもポイント。
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08. FreshService|リバーシブル フライトジャケット
スイングトップをMA-1風に。表地は耐摩擦性を兼ね備えたフライトナイロンを採用。リバーシブルの裏面には複数のポケットを装備。収納力のあるレスキューオレンジカラーを表にして着用するのも楽しい。
¥50,600
深澤正太郎(会社員) 普段はスマホやIQOSなど持ち物が多くてかさばるので、内ポケットが充実しているのがうれしい。
柳川一心(会社員) ボンバージャケットとスイングトップの中間のようなデザインが気に入りました。
黒&ネイビーじゃないほう。大人が選ぶべきはベージュ&ブラウン
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09. INVERTERE × SHIPS|ダッフルコート
’90年代のモデルをもとに別注しているため、定番の「ニュートン アボット」と比べて着丈が若干短くなっている。お馴染みのジョシュア エリス社のウールヘリンボーンを採用しているのも見逃せない。
¥195,800
田中望(Revolution PR) 英国製でしかも素材がジョシュア エリス社製。このクオリティなら価格にも納得です。
児玉孝志(ユナイテッドアローズ グリーンレーベル リラクシング PR) ダッフルはたっぷりとしたサイズ感で着るのが絶対条件。流行りに関係なくタイムレスで着られる一着。
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10. blurhms|ピーコート
襟型をマイナーチェンジし、チンストラップを襟裏に配した仕様にアップデート。上質なウールにカシミヤを配合した厚めのウールビーバー生地を採用しており、繊細な光沢とザラつきやチクチク感を抑えた肌触りが特徴。
¥140,800
山崎裕太(会社員) 丈が長すぎず、襟を立ててもサマになるし、マフラーなどの小物で遊びをきかせるのもよさそう。
居内航亮(ディベロッパー) いわゆる錨ボタンではなく、小ぶりな水牛が大人っぽい。長すぎず短すぎない着丈も◎。
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11. HYKE|ダッフルコート
滑らかで肌触りのいいダブルフェイスの起毛生地を使用。オーセンティックなダッフルコートのディテール、パーツを見直し、オリジナルシルエットで再構築した珠玉の一着。360度どこから見ても美しいシルエットが印象的だ。
¥126,500
津島大地(フォトグラファー) 肩の落ち感がダッフルコートなのに軽やか。包み込んでくれるような極上の着心地。
吉﨑哲一郎(UOMO副編集長) 落ち着いたカーキのカラーリングにトグルも白木で、抜け感があってモダンな印象。
これ一枚あれば手ぶらでよくない?
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12. DAIWA PIER39|フィッシングジャケット
ブランドの顔ともいえる多数のポケットがついたジャケットは、釣りはもちろんキャンプなどでも収納力を発揮。袖が取り外し可能で、ベストとしても使える。塩縮加工による表面のシボ感とダメージ感で、新品でも馴染んだ雰囲気。
¥71,500
渡邉秀嗣(バリスタ) シワ感のある和紙っぽい素材感が好み。くすんだ白なら汚れても目立たない。
竹井一雅(デザイナー) 横から見るとほんのりAラインに。雨に強くすぐ乾くし、機能にも満足。
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13. DESCENTE ALLTERRAIN 81|シェルジャケット
フロントの左右、左袖、左内側と計7カ所にポケットを配置。特に左前身頃の大容量ファスナーポケットは、小分け用のインポケットを内蔵した驚異の収納力。GORE-TEX®で軽量かつ防水透湿性を備えている。
¥68,200
小林誠治(会社員) 腕まわりのボリュームがしっかりあるし、裏地がツルツル。中がニットでも袖通しがいい。
小川敬大(管理栄養士) テック系でも品がある。クロスバイクに乗るときにサドルにかかる絶妙な丈感。
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14. HERILL|ピーコート
チャコールグレーにも見える黒と茶のツイルを採用したピーコートは、滑らかな肌触りが魅力。比翼仕立てや大きな襟などヴィンテージのディテールは一見するとシンプルだが、大きめのヨークやポケット、美しいドレープが存在感を放つ。
¥165,000
酒井建介(会社員) ミドル丈のコートを探していました。大胆なポケットで程よくカジュアルになっていて着やすい。
金井郁弥(会社員) 襟裏がレザーになっているので、立てて着ると渋さが増してよい。
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15. Caledoor|カバーオール
しっとりとした上品な風合いとヴィンテージ感が共存するモールスキンのカバーオールは、ワークウェアをクリーンに着こなしたい大人にうってつけ。フロントのビッグポケットは、上からも横からもアクセスできる気のきいた仕様。
¥69,300
吉﨑哲一郎(UOMO副編集長) 比翼仕立てで、やわらかな袖の落ち感。上から横から自在にモノを出し入れできるフラップポケットが画期的。
野口聖純(会社役員) モールスキンのいなたさを生かして、デニムで野暮ったく合わせたい。
膝上のショート丈が新鮮に映るのは気のせいじゃなかった
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16. MACKINTOSH|ショートコート「ハンビー」
膝上のショート丈と、ワイドシルエットの相性が絶妙な人気モデル。モダナイズされながらも、リベットで補強されたフラップポケットや、取り外し可能なチンタブなど、オーセンティックなディテールも際立つ。
¥159,500
瀬谷俊法(SHIPS バイヤー) 今またクラシカルな柄のコートを着たい。ミドル丈が、クルマ移動中心の生活スタイルにもちょうどいい。
渡邉秀嗣(バリスタ) 柄はトラディショナルだけど、リラクシングな仕立て。さすがの英国クオリティ。
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17. AURALEE|ライナー付きジャケット
着脱可能なライナーを備えたコートは秋口から楽しめる。タフに見えるが、ダック地特有の硬さはなく、ストレスない着心地。ライトブラウンと、ライナーからのぞくバーガンディの温かみある配色は、洗練されたワークウェアの印象。
¥121,000
大西亮(会社員) 美しい中間色の配色こそオーラリーの真骨頂。ガバッとはおれて自分の華奢な体型をカバーしてくれます。
竹井一雅(デザイナー) キレイすぎずラフすぎない。ちょうどいいあんばいのワーク感が大人にはベスト。
短丈のブルゾンは襟を立てて着たい気分
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18. LEMAIRE|ミリタリーブルゾン
独特の光沢を放つコットン生地に、袖口やフラップポケットなどミリタリーウェア特有のディテールがさえる。丸みのあるボディに存在感のある大きな襟を立てれば、新鮮なシルエットに変身する。
¥184,800
遠藤俊(美容師) 絶妙に緑がかったネイビーの色味が好み。大きな襟とダブル仕様でショート丈というバランスもいい。
寳住樹(AUBA JACONELLI 店主) 野暮ったいぬめり感のある生地に対して色や袖の丸みなどディテールは繊細。ギャップが面白い。
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19. OUR LEGACY|フライトジャケット
撥水&防風加工を施したオイルドコットンのフライトジャケットは、極端な短丈が特徴。裏地には同系色のチェックがあしらわれており大人っぽい。ボディは中綿入りで保温性もきちんと確保。
¥146,300
山崎裕太(会社員) 若干ぬめりのあるバーガンディ生地が味わい深い。スラックス、革靴と合わせてきちんと着たい。
庄将司(スタイリスト) ボアとオイルドコットンのコンビは古着っぽいけど、ここまで短丈だとモダンに見えてくる!
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
20. KAPTAIN SUNSHINE|ミリタリーブルゾン
先染めしたポリエステルと和紙を超高密度に交織したシャンブレークロスを採用。張りのあるマットな質感が軍モノ色を薄めてくれる。クリーンな服とも好相性で、大人が街で着るのにふさわしい。
¥99,000
雨宮諒(会社員) 肩の落ち具合やウエストのドローコードなど、ちゃんと街で着ることを考えられた作りに。
池田雄一郎(会社員) 高級感のあるマットな素材感が大人向け。ナイロンにありがちなシャカシャカ音がしないのも好き。
’90sムードが懐かしいのに新しい
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21. ANATOMICA by Rocky Mountain Featherbed|マウンテンパーカ
デッドストックのGORE-TEX®ナイロン生地に、ロッキーマウンテンお馴染みのレザーヨークが組み合わさった。適度にやぼったさが残るシルエットで、ヴィンテージのような佇まい。
¥96,800
川辺圭一郎(TOMORROWLAND バイヤー兼PR) 「ブレザーの上に着られて、オフにも使えるシェルを探していた。理想的!」。
西村陽一(美容師) ちらっとのぞく裏地の水色やゴールドのボタンがかわいい。フード内蔵型の高めの襟は防風面も安心。
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22. Graphpaper|シェルジャケット
どこか懐かしさのあるカラーコンビにまず目がいくが、薄手で丈夫なパーテックスナイロンを使い、さらに透湿防水フィルムをラミネートしている。雨風に負けない素材で実用性が高いのがうれしい。
¥50,600
登川廉(会社員) 「レトロスポーティな見た目がたまらない。雨の日でも気分が上がるカラーリング」。
柳川一心(会社員) 変化球的なカラフルな配色にそそられた。パーテックスナイロンを使ったスペックも申し分なし。
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23. Port Authority|フリースジャケット
アメリカの港湾労働者向けユニフォームメーカーのナイロンジャケット。ロゴのないルックスや、トレンドに左右されないリラックスフィットは飽きがこず、長く着られるところが魅力。
¥17,600
秦拓也(BEAMS プレス) 「丸みのある形も値段もかわいい。超コスパ服!」。なんてことないシンプルな漁師のウェアだけど、とにかくこのいなたいムードが気に入りました。
星加隆雄(会社員) 正直、思っていた以上に着心地がよくて驚いた。襟も高めなので、しっかり閉めたら防寒もできそう。
普通のステンカラーコートじゃ満足できません
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24. ATON|パテッドコート
’90年代のフランス軍のコートがベースのパデッドコート。ブランドのオリジナル生地は、光沢がありながらラフな表情。中綿はウールカシミヤ混で、保温性や温度調整に優れる。テック素材ゆえの軽さも特徴。
¥132,000
木下二郎(会社員) テック感が抑えられたエイトンらしいカラー。フロントの比翼仕立ては大人っぽく見える。
金井郁弥(会社員) 中綿がカシミヤ混でとにかく軽くて暖かい! 身幅たっぷりで中に着込んでもごわつかなそう。
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25. FRANK LEDER|ステンカラーコート
織りが美しいヴィンテージ生地。フランク リーダーらしいシンプルすぎないデザインがあらためて新鮮だ。背面は上部まで大胆にインバーテッドプリーツが入るなど、可動性に優れたデザイン。
¥184,800
田中望(Revolution PR) 一枚仕立てで、ボタンの数が少ない武骨な見た目がたまらない。袖を折り返して着たくなる。
新井周(弁護士) ルーズな見た目に反して、クラシックで端正。首元からタートルをのぞかせて楽しみたい。
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26. HEUGN|ステンカラーコート
定番のコート「ダニエル」を、表情豊かなイタリア産のメランジ生地で仕立てた。’40年代のUSのミリタリーコートをベースに、肩の傾斜にこだわった一着。端正なフォルムからは、時代に左右されない男の色気を感じさせる。
¥165,000
川辺圭一郎(TOMORROWLANDバイヤー兼PR) 見た目はシャープですが、肩まわりなど着心地はノンストレス。パターンのよさが光りますね。
高山勇樹(デザイナー/アートディレクター) 起毛したヘリンボーンに上品さと男らしさを感じた。重量感のある見た目に反して軽いです。
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27. COHÉRENCE|ステンカラーコート
日本人のクリエイティブディレクターが手がけるコート専業ブランド。パブロ・ピカソが1940年代に着ていたオーバーコートと同時代のレインコートのディテールを再構築した。撥水性のある超高密度コットンを使用、カシミヤライナー付き。
¥264,000
佐々木亨(会社員) サイドベンツ入りで、サイドから見てもきれい。襟を立てて、クラシカルな装いに合わせたい。
柳雅幸(フリーランスPR) ゆったりしたシルエットと軽やかさ。パターンと素材ともにハイクオリティです!
時には飛ばした色が着たい
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28. Barbour|ジャケット
ビショップの別注は、「OS ビューフォート」の襟を小ぶりにし、新鮮なオレンジが目をひく。表地はワックスコットンを使用しているため、風合いの変化も楽しめる。
¥66,000
松川総(スタイリスト) 裏地のチェックとオレンジの配色がしゃれてる。袖をまくってアクセントをきかせたい。
宮本哲明(MIYAMOTO SPICE 代表) ワックスコットンらしくない鮮やかな色味にぐっときた。ショート丈で色が主張しすぎない。
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29. 66°NORTH|シェルジャケット
日本人がディレクターを務めるアイスランドの老舗アウトドアブランド。短丈のバランスがよく、GORE-TEX® Pro素材で撥水性も抜かりない。秋の寒空に映える青が新鮮だ。
¥115,500
庄将司(スタイリスト) ネックの高さと細身な見た目がドンズバ! 裾を絞り、ジップは上だけ閉めるのが粋。
堀込恒平(UOMO編集アシスタント) シェル系は鮮やかな色だとファッション性が高い。短丈と身幅の広さのバランスが超モダン!
オーセンティックの新解釈
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30. Goldwin × BARACUTA|スイングトップ
スイングトップの代名詞「G-9」がGORE-TEX®で登場。裏地には通気性に優れたドットエアを使い、袖と裾のリブの撥水加工や止水ファスナーなど機能的なディテール満載。ゆとりのあるシルエットが現代的だ。
¥80,300
貝瀬慎太郎(会社員) GORE-TEX®なら黒が落ち着いて見えますね。裏地をチラ見せして着たい。
坪井佑樹(会社員) ルーズすぎない見た目と袖と裾のリブでシックに着られる。裏地のチェックもかわいい!
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31. NOAH × LAVENHAM|キルティングコート
ノアとラベンハムのコラボ第2弾、フィッシュテール型のコート。お馴染みのダイヤモンドキルトには日本製のヘリンボーン生地を使用。英国らしい佇まいに、袖に小さく刺繡されたノアのブランドロゴが静かに主張する。
¥105,600
瀬谷俊法(SHIPS バイヤー) 着てみるとシャープに見えるシルエット。M-51ベースなのにヘリンボーン。渋い。
川勝聖悟(フレディ&グロスター PR兼EC) 横から見た裾の広がりがきれい! ゆるいシルエットにストリートを感じる。
これで白だからいいんじゃないか
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32. STONE ISLAND|シェルコート
3層構造の高機能ナイロンを使用。シワの少ないクリーンな表情と端正な襟の立ち具合は、張りのある生地だからなせる技。ここまでシンプルで成立する白いテックコートはほかにない。
¥209,000
坂巻凜太郎(Steady Study PR) テックな生地と独特な色味でやぼったさを感じさせないのは、ストーンの魔法ですね。
鈴木大輔(会社員) 生成りがかった色味がコンサバに見えず、モダン。首元の肌当たりが柔らかくてうれしい。
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33. is-ness|シェルジャケット
耐水圧・透湿・防風性に優れた3レイヤー素材を使用し、各所にシームテープを施した防水仕様。フラップが大きい5つのポケットを備える。目元以外の顔まわりを覆い隠すバラクラバのようなフードもポイントだ。
¥73,700
木下達郎(会社員) ポケットが大ぶりだが、白だとあまりしつこくない。上だけ留めて裾を広げて着たい。
秦拓也(BEAMS プレス) 張りのある生地で、フードや前立てに立体感が生まれるのがいい。
この柔らかさが欲しかった
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34. STUDIO NICHOLSON|コート
チェスターフィールドコートをゆとりあるシルエットに落とし込み、一つボタンで製作。リサイクルウールらしからぬ上質な肌触りと上品なダークブラウンからは、メンズのコートとは思えないほどの優しさを感じる。
¥154,000
児玉孝志(ユナイテッドアローズ グリーン レーベル リラクシング PR) フロントボタンが一つでガウンっぽくて新鮮でした。上品でアノニマスなデザイン、ブラウンの色味も絶妙。
福嶋一敏(会社員) とろみのある生地はラペルの長さやボタンの位置と相まって色気を感じる。
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35. sacai|ニットブルゾン
重厚な見た目に反したふわりとした肌触りが好評を呼んだ。縮絨のような起毛感はジャカード織りで表現しており、アルパカ混の生地は袖を通した際のチクチクを軽減してくれる。サイドにはスナップボタンがつき脇下のシルエットを調節できる。
¥137,500
津島大地(フォトグラファー) ローゲージながらチクチク感がいっさいなく、Tシャツの上からイケる。程よくモードでほっこりしすぎない。
稲村大輔(会社員) 重さを感じさせない着心地のよさに感動! 毛羽立った風合いもかわいい。
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36. YLÈVE|ショートコート
細糸のダブルフェイスのウールに起毛加工をかけ、ふわりとした毛並みを表現。太腿ほどの着丈に丸みのあるシルエットは、軽やかであると同時にエレガント。合わせる服を選ばない、グレージュのニュアンスカラーも美しい。
¥143,000
潮海翔(会社員) 毛布に包まれているような肌触り。小ボタン一つしかないので、留めずにガウンのようにはおりたい。
木下竜明(会社員) 着たときの軽さがやみつきになる。繊細なグレーが都会的な印象です。
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37. FOLL|ダブルロングジャケット
贅沢なウール×カシミヤのダブルフェイス地で仕立てたことで、肉感や毛並みの柔らかさが抜きんでている。前を開いて着ても様になるように、あえて大きめのシルエットにしたこだわりの一着。
¥57,200
石黒晴輝(L’ECHOPPE アシスタントバイヤー) あまりに軽く、着るというよりはおる感覚。前を開けてポケットに手を入れるといい感じのドレープが生まれます。
安福和弘(会社員) 柔らかい生地がかわいく見えがちですが、絶妙な色味に男の色気を感じた。
これならコートのインに重ねるのもありかも?
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38. YLÈVE|ウールジャケット
細番手のウールとナイロンを使って織り上げることで、ツイード地に柔らかさと膨らみが感じられる仕上がりに。銀のクレストボタンに繊細なループ仕様もポイント、品よく見える。小ぶりな襟も優しい印象でうれしい。
¥72,600
雨宮諒(会社員) シルバーで小ぶりなボタンが上品。ボタンの色と合わせ、グレー系のコートをはおってシックに着たい。
富樫清司郎(会社員) ナイロン混ウールで黒だけど軽やか。ゆとりのある袖と身幅だから中に着込めそう。
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39. koti BEAUTY&YOUTH|フリースジャケット
防風性の高いPOLARTEC WIND PROを採用。毛足の短いフリースは滑らかで肌に馴染む。胸と背面にベンチレーションを配し、通気性も良好。切り替えのようなデザインがシンプルな中にもアクセントを生んでいる。
¥33,000
小川敬大(管理栄養士) 薄手だからインナーとして着てもごわつかない。ベンチレーション付きで通気性が十分。
遠山雅廣(会社員) ロゴがなく、余計なデザインを排したミニマムな作り。落ち着いた佇まいで着回しやすい。
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40. INSCRIRE|ノーカラーデニムジャケット
ウィメンズで展開のあるモデルをメンズサイズに落とし込んだ。リーバイスの3rdのようなV字シームと、ライダースのような佇まいの組み合わせは、一度見たら忘れられないインパクト。古着のような襟のカットオフにも注目。
¥53,900
柳川一心(会社員) 丸首のカットオフにシビれました! デニムの褪せ具合やフロントと袖口のジップがモードですね。
洒井雅博(農業) デニムで攻めたデザインは珍しい。寒くなったらアウターの下に着てアクセントにしたい。
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41. QUATTROCCHI|ノーカラージャケット
インターナショナルギャラリー ビームスのオリジナルブランド。山羊革の繊細な毛並みが、大人のスエードにふさわしい落ち着きを演出する。カジュアルからドレスまで、多様な着こなしに合う。
¥79,200
遠藤俊(美容師) スエード特有の男らしさと、イタリアのジャケットのような端正さを兼ね備えた色気のある服。
石川宏樹(会社員) スエードが柔らかく、リラクシングな着心地。パーカの上にはおってカジュアルにこなすのもあり!
この冬のジャケットは「レザー」か「ビッグ」が狙い目
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42. T.T|レザージャケット
1900年代のサックコートをベースにしたレザージャケット。黒でガッシリとした硬い質感だが、茶芯の馬革を使用しているため着込むにつれて茶色へと経年変化を楽しめる。裏地にレーヨン生地を使用し着心地は滑らか。
¥275,000
綾瞳(会社員) ホースハイドで袖はガチガチに硬いのに、着たときに肩がはまるフィッティングに驚きました。
遠藤俊(美容師) 見た目とは裏腹に着やすい。10年後が楽しみになる育てがいのあるレザージャケットです。
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43. CCU|レザージャケット
上質なカウレザーによる、張りのある自然な風合いが美しい一着。パーツごとに生地の厚さを微調整することで軽量化を実現するとともに肌触りにもこだわった一着。カバーオールのようにラフにはおることができる。
¥95,700
工藤健(アダム エ ロペ PR) 格好よすぎない丸みのあるシルエットに惹かれた。価格高騰の折、10万円を切る価格はうれしい。
髙橋弘一(会社員) 背中のスリットや、レザーの切り替えなど細かなこだわりが気に入りました。
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44. REVERBERATE|テーラードジャケット
ブランド定番のジャケットを今季はオリジナル染色のウールサージで製作。あくまでフォーマルなパターンなので、着丈や身幅はオーバーでも肩にフィットし、ルーズさをいっさい感じない、唯一無二のサイジングが魅力。
¥89,100
居内航亮(ディベロッパー) 肌触りがよくて軽やかですね。肩の張った感じがなくストンと落ちるシルエットがいい。
高橋友樹(ELIGHT PR&セールス) 裾が丁寧に手縫いされ、こだわりを感じる。職人の技術が光る一枚だと思いました。
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45. seya.|テーラードジャケット
ウールコットンならではの柔らかい肌触りと独特の張りがあり、シワになりにくいのが特徴。ドロップショルダーに加え、襟裏から前立てにかけて裁ち切りされたディテールにより、カッチリしつつ抜け感を演出している。
¥110,000
関口文也(Griffin International 営業) 袖先や裾を3本針で縫製・処理するなどしっかりしている。裏地がなく、軽やかな印象。
高山勇樹(デザイナー/アートディレクター) かすかにサーモンピンクがかった、ブラウンとベージュの中間色が新鮮です。
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