2023.11.15

【アヤメ】人気マンガ『左ききのエレン』300万部突破記念。主人公・浅倉着用のアイウェアを300本限定販売

大人男子に支持されるメガネブランドayame(アヤメ)から、『左ききのエレン』に登場する架空のブランドAK5とのコラボレーションモデル「NEW(OLD)BLACK」が発売される。

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©かっぴー『左ききのエレン』

大手広告代理店を舞台にした人気マンガ『左ききのエレン』300万部突破を記念して、アイウェアブランド「アヤメ」からコラボモデルを300本限定で販売。受注予約販売で、「BIN Tokyo」のECサイトで販売される。



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©かっぴー『左ききのエレン』

「NEW(OLD)BLACK」と名付けられた本モデルは、現在noteで連載中の第三部『左ききのエレン DOPE』で、主人公・浅倉翔太が初登場時から着用しているもの。『左ききのエレン』作中に登場するハイブランド「アンナ・キシ」のストリートライン「AK5」は、これまでに『左ききのエレン』の代名詞的コート「NEW BLACK(新月)」など、マンガから生まれたプロダクトを発表してきた。今回はさらにその先の「マンガと同時に生まれるプロダクト」への挑戦となっている。



NEW(OLD)BLACK

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AK5 × ayame 「NEW(OLD)BLACK」 ¥61,050

アヤメを代表するライン「NEWOLD-EX」をベースに、「AK5」のテーマカラーである黒を基調としたオールブラックの特別仕様。作品中でも重要なキーワードである「NEW BLACK」と合わせて、「NEW(OLD)BLACK」と命名された。

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ディテールも「AK5らしさ」にこだわって、チタンの芯からフロントノーズのパーツまでブラックに変更。シャープですっきりとした印象に仕上がっている。さらに磨きをかけて角をとることで、柔らかく暖かみのある雰囲気に仕上がった。レンズはクリアレンズとカラーレンズの2種類を展開。男性のみならず、女性からの評判も上々だ。

ということで、某日・都内某所。 かっぴー先生連載のUOMOマンガ『柳さん ごはんですよ』(第8話)の打ち合わせに 揚々と出向いた担当編集・吉崎(メガネ歴20年超)。 だが、件の「AK5 × ayame」をかけこなして現れたかっぴー先生をひと目見るなり、 案の定、打合せそっちのけでメガネ談義に花を咲かせてしまうのだった……。

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――それが噂の「AK5 × ayame」ですね。さすがめちゃ似合ってますね。先生は普段からアヤメを愛用してますが、いつ頃からお好きなんですか?

かっぴー アヤメは、もともと、僕が好きなアパレルブランドのルックで使われているのを見て、たまたま存在を知って…。早速、千駄ヶ谷のフラッグシップショップに行って、っていうのがちょうど去年の夏くらい。以来愛用していて、今では8~9本持っています。肌に合うのは、自分のファッションに合っていて、主張しすぎないところ。僕、パッと見で「それ、◯◯のだよね」ってわかるデザインが嫌なんですよね。洋服でもブランドのロゴや主張が前面に立ったデザインは普段から避けがちなんですが、メガネはもっとも顔に近いアイテムだから余計に気になる。顔がメガネに負けちゃうというか。なるべく、一見してどこのブランドかわからないもので、かつ、製作費を宣伝やブランディングでなくクオリティに全振りしてるものが望ましい。メガネって顔の印象のかなりの部分を占めるので、いろんなブランドのものを入念に試して、その中でいちばん水があったのがアヤメだったんです。



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――でもこのコラボモデル、普段かけているメガネとパッと見の雰囲気は変わらないようですが。

かっぴー この「NEW(OLD)BLACK」は、僕も普段愛用しているアヤメの「NEWOLD」というモデルがベースになっています。僕にとって、メガネと聞いて真っ先に思い浮かぶ理想形ですね。これといってパッとした特徴らしい特徴がない形なんだけど、かけ比べるとやはりこれがダントツで肌に馴染む。この「NEWOLD」だけで、フレームの色違いとか、レンズの組み合わせを変えてみたりで、何本も持ってます。


――今回のコラボモデルは、具体的にどのあたりが「NEW(OLD)BLACK」なんですか?


かっぴー まずアヤメのラインナップで「NEWOLD」の進化版で「NEWOLD-EX」っていうのがあって、厳密には、それをアップデートしたものがこの「NEW(OLD)BLACK」になります。「NEWOLD-EX」は、芯にチタンのプレートを使用していて、それを挟み込む形でアセテートをビス留めしたハイエンドモデル。チタンなので強度と軽さに優れていてモダンなんですが、通常はゴールドのチタンを使用しているため、コンビカラー的な見え方になるんですよね。でも僕にはちょっと派手かな…というので、今回、そのチタンの部分を真っ黒にしてもらったのが、今回の「NEW(OLD)BLACK」。ついでに鼻当ても真っ黒にしてもらいました。わかりづらいけど、かけている当人には意外と目につく箇所なので、地味にテンション高いです(笑)。



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©かっぴー『左ききのエレン』
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浅倉翔太・着用 ©かっぴー『左ききのエレン』
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岸あかり・着用 ©かっぴー『左ききのエレン』

――現在、noteで連載中の『左ききのエレン』第三部「DOPE」編で、メインキャラクターの浅倉翔太が着用しているって設定ですが……ってことは、ずいぶん前から“仕込んで”いたコラボレーションってことですか?


かっぴー もともと自分でもいつかメガネを作りたいとはずっと思っていたんです。ちょうどアヤメにハマり始めたころ、普段「AK5」の製作をお願いしている中目黒のショップ「BIN」のディレクター・阿久津さんの協力のもと、アヤメのデザイナーの今泉さんを紹介してもらって話が動き出したって感じですね。第三部が始まる結構前から、新キャラは“メガネ”にしようって思っていたので、奇跡的なタイミングでした。細かいところは置いておいて、とりあえず「NEWOLD」をかけているっていう設定だけは決めておいて。サンプルが決まってからは展開も早かったです。鯖江製のメガネは世界的に人気で、納品まで何年も待つこともざらなんですが、いろんな人の尽力でありえないくらいスピーディに製作が進んで、めちゃくちゃラッキーでした。通常の期間待ってたら、第三部終わってたかも(笑)。



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――ちょうど「DOPE」編に突入してからの単行本(31巻)も発売されたし、本当に絶好のタイミングですね。

かっぴー 「マンガで登場するブランドを本当にやってみよう」「マンガに出てきたアイテムを実際に作ってみたい」から始まり、今や「これマンガに出すから(先に)作っておこう」ですからね。ストーリーとプロダクトを同時に走らせるっていうのは、自分でも新しい経験でした。ミニ四駆みたいですよね(笑)。またやってみたいなぁ。ただ唯一の誤算が、商品の仕上がりが早すぎて本編のほうが追いついてなくて…。ストーリーの進行上、今は肝心の浅倉の出番がまったくないんですが……この場を借りて断言します。浅倉、この後めちゃくちゃ活躍します。そしてはっきり言って超かっこいいです(笑)。ですので、先行投資として、この機会を逃さず「NEW(OLD)BLACK」をぜひ!



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Profile:かっぴー
マンガ家・マンガ原作者。株式会社なつやすみ代表。1985年神奈川県生まれ。武蔵野美術大学卒業後、大手広告代理店にてアートディレクターとして勤務。ウェブ制作デザイナーを経て2016年にマンガ家として独立。現在、UOMOのウェブにて『左ききのエレン』のスピンオフ作品として『柳さん ごはんですよ』を連載中。リメイク版『左ききのエレン』(マンガ:nifuni)、『15分の少女たち-アイドルのつくりかた-』(マンガ:戸井理恵)『晴天のデルタブイ』では、原作を担当。

AK5 × ayame 「NEW(OLD)BLACK」
■受注予約販売
先行受注受付(noteメンバーシップ限定):〜2023年11月16日(木)23:59
一般受注受付:2023年11月17日(金)~11月26日(日)

BIN Tokyo ECサイト


Photos:Kaho Yanagi

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