ここからは試着フェス参加者の気づきや発見をヒントに、今年買うべき50着をキーワード別にピックアップ。
’90sムードが懐かしいのに新しい
1ANATOMICA by Rocky Mountain Featherbed
マウンテンパーカ
¥96,800
デッドストックのGORE-TEX®ナイロン生地に、ロッキーマウンテンお馴染みのレザーヨークが組み合わさった。適度にやぼったさが残るシルエットで、ヴィンテージのような佇まい。¥96,800/アナトミカ バイ ロッキーマウンテン フェザーベッド(アナトミカ 東京)
川辺圭一郎(TOMORROWLAND バイヤー兼PR) 「ブレザーの上に着られて、オフにも使えるシェルを探していた。理想的!」。
西村陽一(美容師) ちらっとのぞく裏地の水色やゴールドのボタンがかわいい。フード内蔵型の高めの襟は防風面も安心。
高橋友樹(ELIGHT PR&セールス) 落ち着いた配色はクラシカルな装いとも好相性。経年でレザーのヨークが変化するのも楽しめそう。
2Graphpaper
シェルジャケット
¥50,600
どこか懐かしさのあるカラーコンビにまず目がいくが、薄手で丈夫なパーテックスナイロンを使い、さらに透湿防水フィルムをラミネートしている。雨風に負けない素材で実用性が高いのがうれしい。¥50,600/グラフペーパー(グラフペーパー 東京)
登川廉(会社員) 「レトロスポーティな見た目がたまらない。雨の日でも気分が上がるカラーリング」。
柳川一心(会社員) 変化球的なカラフルな配色にそそられた。パーテックスナイロンを使ったスペックも申し分なし。
夏目祐輔(会社員) 絶妙なニュアンスカラーを巧みに使うのがグラフペーパーらしい。薄手なので季節問わず着られそう。
3Port Authority
フリースジャケット
¥17,600
アメリカの港湾労働者向けユニフォームメーカーのナイロンジャケット。ロゴのないルックスや、トレンドに左右されないリラックスフィットは飽きがこず、長く着られるところが魅力。¥17,600/ポートオーソリティ(スティーブン アラン フタコタマガワ)
秦拓也(BEAMS プレス) 「丸みのある形も値段もかわいい。超コスパ服!」。なんてことないシンプルな漁師のウェアだけど、とにかくこのいなたいムードが気に入りました。
星加隆雄(会社員) 正直、思っていた以上に着心地がよくて驚いた。襟も高めなので、しっかり閉めたら防寒もできそう。
Text:Yasuyuki Ushijima Sayako Ono Kohei Horikomi