2023.10.16

【エルメス】ビジネスから小旅行まで。秋冬に大人が選ぶべき「品格バッグ」4選

普段のコーディネートに1点プラスするだけで、着こなし全体を格上げしてくれるのがハイブランドのバッグ。中でも、エルメスのバッグは秀逸。上質な素材感とこだわり抜いたディテールが、圧倒的な品格を演出してくれる。

【エルメス】ビジネスから小旅行まで。秋冬の画像_1

01:HERMÈS ALLBACK

エルメス_メッセンジャーバッグ_オールバック_04
エルメス_メッセンジャーバッグ_オールバック_03
エルメス_メッセンジャーバッグ_オールバック_02
¥851,400

テクニカル素材の機能的なメッセンジャー

「H」を描くレザーのシグニチャーがアイコンの≪エルメス・オールバック》。2022年春夏に初登場して大人気を博したバックパックに続いて、メッセンジャーバッグが加わった。蓋を開けると前面にポケットがひとつ、メインコンパートメントはシンプルな一室で、B5サイズのPCなどが収納できる大きさ。キーを取り付けるための隠しムスクトン(カラビナ風パーツ)、背面には底部のレザーを延長してできた2つのポケットが。


ティピ(テント)に着想した、軽量で耐久性のあるリップストップ生地に撥水加工を施したトワル・ビヴァークを使用。ヴォー・スウィフトのトリミングでカジュアルすぎないルックスに。縦25×横26×マチ9cm。



02:CAB H VEAU

エルメス_カヴァッシュ_オールレザーのトートバッグ_01
エルメス_カヴァッシュ_オールレザーのトートバッグ_02
エルメス_カヴァッシュ_オールレザーのトートバッグ_03
¥986,700

グラフィカルなHのオールレザートート

フロントにHの文字が浮かびあがるようにあしらわれた2つのポケットが印象的。今季デビューの《カヴァッシュ》は、オールレザーのメンズトートバッグだ。A4サイズの書類がすっきり収まるサイズ感で、縦型だからビジネスユースに応用しやすい。背面にも大きなパッチポケットがあり、いずれもクルー・ド・セルのボタン留め。


シボ感のある型押しレザー、ヴォー・バレニア・フォーブルは、明るいブラウンの色みも美しく、肉厚で荷物を入れたときにも安心感が。バンドリエールにはエルメスの馬具作りの伝統を表すバックル《エトリヴィエール》が使用され、実用的でありながら、持ち姿を美しく演出してくれる。縦34×横28×マチ10cm。



03:24 NOEUDS

エルメス_24ヌー_巾着型のストラップバッグ04
エルメス_24ヌー_巾着型のストラップバッグ03
エルメス_24ヌー_巾着型のストラップバッグ02
¥1,903,000

カジュアルにシックを添えた、ハンドルつきのショルダーバッグ

船乗りのバッグにインスパアされた巾着型のストラップバッグは、メンズバッグシーンでも最近目立つデザインだ。《24ヌー》はくたっとしていて手になじむ、シボ感が特徴の型押しレザー、ヴォー・バレニア・フォーブルを使用している。バッグの中心にはHを象った新しいデザインのクラスプもアクセント。巾着タイプのバッグがトレンドを席巻して久しいが、ハンドルが加わることでぐっとシックなムードに。


外側にはスマホやコンパクトウォレットなどの収納に便利で、中のものがサッと取り出せるファスナーポケットがひとつ。メインコンパートメントは見やすいキャンバス地の内装で、スナップボタンで開閉できるポケットを内蔵する。縦26×横20×マチ33cm。



04:HAUT A COURROIES

エルメス_バッグ_オータクロア 40_フェルト素材04
エルメス_バッグ_オータクロア 40_フェルト素材03
エルメス_バッグ_オータクロア 40_フェルト素材02
¥2,332,000

《オータクロア》にバーシティジャケットのエッセンスを乗せて

エルメス初のバッグとして有名な《オータクロア》。鞍と乗馬用ブーツを収納するためにデザインされたこのバッグは、収納性に優れながらエレガントなルックスが魅力で、バーキンの原型となった。新作は《オータクロア》40を、バーシティ・ジャケット風のディテールでスポーティにアレンジした。


シボ感があってやわらかいヴォー・トーゴのフラップに、ライニングなしのフェルト素材の本体。ストライプ柄のテキスタイル製ストラップにも遊び心が光る。80年代調のスポーティなムードを落とし込んだ軽やかさが、今のファッションにマッチする。大容量だから小旅行バッグとしても申し分なし。縦36×横40×マチ23cm。




エルメスジャポン TEL:03-3569-3300

Lead text:Tetsu Takasuka

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