今シーズンのクラシックなムードにマッチする、グッチの新作小物をピックアップ。ホースビット ローファー誕生70周年を記念した、新作ローファーにも注目。
01.GUCCI BI-FOLD WALLET
気分が上がるクリアなグリーンのウォレット
艶やかな光沢が魅力のクリスタルGGキャンバスを使用した二つ折りウォレット。流行のグリーンをクラシックなGGパターンがシックに演出してくれる。コーティングすることによって、クリアな色合いが楽しめるのが特徴。
内側はグリーンのワントーンで、グッチ独特の型押しレザーを採用。やわらかいからカードの出し入れなどもスムーズに行える。紙幣入れに仕切りがあり、片方にレシートなどを入れるのに便利。縦9×横11cm コイン入れ1箇所、札入れ2箇所、カードスロット4箇所、フリーポケット2箇所。
02.GUCCI MESSENGER BAG
最新素材のコンパクトなメッセンジャーバッグ
スクエア型のコンパクトなショルダーバッグの人気が高まるこの秋の注目アイテム。グッチからは2023FWで登場した新素材、軽やかなソフト GGスプリーム キャンバスを採用し、フラップ付きのデザインで展開されている。フラップ付きながら、メインコンパートメントもフロントポケットもジップクロージャーというのが旬な印象。
ベージュ&エボニーのシックなGGスプリーム キャンバスに、グリーン・レッド・グリーンのウェブ ストライプがアクセント。インターロッキングGのプルタブも新鮮だ。カジュアルコーデを品よく仕上げてくれる。縦20×横27×マチ10cm。
03.GUCCI TOTE BAG
ON/OFF行ける縦型のブラックトート
ガラスの下にGGパターンが浮かびあがるような光沢と透明感が美しいクリスタル GGキャンバスは、縦型のトートバッグもラインナップ。薄手で軽量だがナイロンのライニングが施され、しっかりしたつくりはさすが。かっちり見える縦型はONのシーンでも使いやすい。
透明感のあるブラックに、ウェブ ストライプのグログランハンドルが映える。スーツにもマッチして、エレガントなムードとこなれ感を同時に加えることができる。縦39×横41×マチ16cm。
04.GUCCI BUCKET HAT
ブルーレザーのあしらいがアクセント
帽子類も多様に展開するグッチ。バケットハットの新作はGGキャンバスに、同色のレザーベルト&トリムがアクセント。ダブルG ディテールがクラス感を添える。ツバが下向きのクロシュ型で、クラシックなルックスも大人っぽい。
ベージュ&ブルーはベージュのステンカラーコートからブラックナイロンのダウンジャケットまで、クラシック、トラッド、モダンと多様なスタイルにもなじむベストな配色。秋冬の着こなしのワンポイントに活用したい。
05.GUCCI HORSEBIT LOAFER
コーデュロイが新鮮な記念ローファー
グッチを代表するアイコンとして、メトロポリタン美術館の永久所蔵コレクションにも名を連ねるホースビット ローファー。ダブルリングとバーで構成されるホースビットは、馬具のbit(ハミ)からインスピレーションを得て1950年代初頭にレザーバッグの装飾として誕生した。1953年にアルド・グッチがメンズローファーに採用して大ヒット。時の大スターにも愛された。
誕生から70周年となる2023年は、ホースビットを再解釈したさまざまなアイテムが展開され話題を集めている。本命はやはりローファー。中でもコーデュロイの今作は、キャンペーンビジュアルにもカットオフデニムとのコーディネートで紹介された傑作。ワードローブに取り入れれば、私服にも深みが加わる。
Stylist:Eriko Asakura
Composition & Text:Hisami Kotakemori