2023.09.28

【大人のユニクロ】10月6日発売。「Uniqlo U(ユニクロ ユー)」の「黒」を大人男子が着てみたら…

大人男子に支持される「Uniqlo U(ユニクロ ユー)」2023年秋冬を、10月6日(金)の発売に先んじてプレスルームで試着ルポ。アイコンカラーのブラウンを軸に紹介した前編に続き、後編は120%間違いのない黒アイテムにフォーカス!

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(前編のつづき)

グローバルブランドである「UNIQLO(ユニクロ)」の様々なラインアップの中で、ワンランク上の“LifeWear”を提案するコラボ特別コレクション「Uniqlo U(ユニクロ ユー)」が今秋冬もリリース。


いよいよ10月6日(金)から国内限定店舗とオンラインで取り扱われる2023年秋冬シーズンの発売に先んじて、大人男子注目のマストバイアイテムをモデルの松本雄司がプレスルームで最速試着してきた。









①ブラッシュドジャージープルパーカ


¥4,990



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パーカと同素材のパンツを合わせたセットアップは前編のラストルック。「ユニクロ ユー」のアイコンカラーであるブラウンを中心に紹介した前編につづき、後編の試着ルポでは、「黒」に絞ったマストバイを「3本の黒パンツ」にフォーカスしてわかりやすく詳報する。

まるでネルシャツのような柔らかな着心地の「ブラッシュドジャージープルパーカ」はポリエステル51%・綿49%の混紡素材。裏地のみ起毛させた杢調の布地で、スウェット素材よりも部屋着感は薄めだ。



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ポケットは脇に沿って差し込まれ、正面からの見た目はフラット。裾と袖口はゴム仕様の凹凸がアクセントになっている。フードの紐までダークトーンで統一した大人向けカラーだが、3色展開のうち、ブラウン以外のダークグレーとブルーの違いが見分けにくい。








マストバイ黒パンツ (その壱)


②ブラッシュドジャージーパンツ


¥4,990



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同素材の「ブラッシュドジャージープルパンツ」で3色のカラバリを紹介しよう。マネキン着用がブラウン、松本の右手がダークグレーで、左手が試着したブルーになる。迷ったら2色買いもアリ。秋の気分が高まるブラウンも含め、3色すべてセットアップで揃えても間違いないほどに前評判の高い大人カジュアルなのだ。

セットアップの状態で松本が向かった先は、前編ではオリーブを、編集部員の試着ルポではブラウンを紹介済みのマストバイ中のマストバイ…。









③パデッドボリュームジャケット


¥12,900



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早期完売必至、「パデッドボリュームジャケット」には汎用性の高いブラックもあった。ちなみに、ダウンではなく中綿入りアウターである「パデッド」のカテゴリーに属している。着丈が短め・袖太め・素材はマット・厚みのあるスタンドカラーなどが特徴で、デザインコンシャスなフォルムバランスは袖を通すと実感できる。

松本雄司:首もとがしっかりしていてフードが邪魔かも。別のインナーを探してみます。









④スウェットタートルネックシャツ


¥3,990



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これまたオフホワイトを前編で紹介済の「スウェットタートルネックシャツ」にもブラックがある。3色展開の残りはブラウンではなくパープルがラインナップ。

タートルニットよりもラフに扱える綿100%のスウェット素材は、同じくコットンベースの「ブラッシュドジャージーパンツ」と相性よし。深みのあるカラーと質実剛健な素材、そしてリラックスフィットで演出するワンランク上の“LifeWear”「ユニクロ ユー」らしさは、たった2つのアイテムでも十分に味わえるのだ。


松本:パンツも替えてみます。









マストバイ黒パンツ (その弐)


⑤リラックスフィットジーンズ


¥4,990



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敏腕デザイナーのクリストフ・ルメールが率いる、ユニクロパリR&D(リサーチ&ディベロップメント)センターからの提案として2016年秋冬に始動した「ユニクロ ユー」ではリジッドデニムが多かった。初のウオッシュドブラックがラインアップする「リラックスフィットジーンズ」は隠れ人気アイテムになりそうな予感。


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今秋冬はリジッドの展開はなく、ストーンウォッシュの「ブルー」に加え、オリーブとチョコレートの「ブラウン」が同名称で2色、そしてウオッシュドブラックの「ダークグレー」の4色が揃う。全体的に丸っこいフォルムのワイドテーパードで、サイズは35インチまで。

なお、ヒップポケットにはステッチ無しのミニマルデザイン。デニムマニアも納得の脇割り仕上げになっており、経年変化でのアタリと色落ちも楽しみだ。









⑥ニットビーニー


¥1,990



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表情豊かなリブ編みのブラックビーニー、スウェット素材のタートル、ウオッシュドブラックのデニムの3点コンボ。とことん黒を楽しみたいならば「ニットビーニー」は欠かせない。秋の始まりからすぐ使えるアクリル40%・毛30%・ナイロン15%・ポリエステル15%の混紡で、他色にナチュラル・ブラウン・オリーブが揃う。


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単調な黒スタイルから脱却すべく、白Tシャツを裾からチラ見せさせるなど抜け感も忘れずに。

松本:さっきよりもすっきり。


そしてトドメの「パデッドボリュームジャケット」を再度試着した松本。軸となる3点コンボの合計が10,970円(税込)で、パデッドジャケットを重ねたトータルコーディネートでも23,870円(税込)。リーズナブルな価格帯はさすが「ユニクロ ユー」だ。



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ここで、パリ発「ユニクロ ユー」2023年秋冬シーズンのコンセプトを改めて把握しておこう。今秋冬のキーコンセプトは、フレンチ・シックを発展させた「Easy Chic(イージー・シック)」。機能的で快適に過ごすための知恵が詰まっているスポーツウェア、ワークウェア、ミリタリーウェアを再解釈し、トレンドに寄り添いながら、エレガントであることにこだわった“LifeWear”だ。


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「快適さとリラックス感のちょうどいいバランスを取ることです。誰も服に自由を奪われたくはありませんよね」と、ユニクロパリR&D(リサーチ&ディベロップメント)センターのデザインチームを率いるクリストフ・ルメールはオフィシャルインタビューで語っている。

松本:後編は黒だらけですが、前編ではアイコンカラーのブラウンを中心に試着していました。


そして、またもや黒パンツに向かう松本。お目当ては、スポーツウェア、ワークウェア、ミリタリーウェアから得たインスピレーションを、クリストフ・ルメールが最大限に発展させたパンツだった。









マストバイ黒パンツ (その参)


⑦ワイドフィットチノ


¥4,990



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極太のワイドシルエットが新鮮な「ワイドフィットチノ」。先の6月に催されたプレス向け展示会の時点から、すでに名作の呼び声が高い逸品だ。

前編ではミリタリーチノーズらしいブラウンを試着済み。松本が手にしたブラックのほか、焦げ茶に近いダークブラウンを含めた3色展開。



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ベトナム製。コットン100%。サイズはオインライン限定で88インチと91インチまで揃う。太いベルトループやポケット内に施されたコインポケット、負荷が掛かるウエスト箇所の縫製補強など、ミリタリー由来のディテールが反映されたマストバイパンツだ。

杢調のニュアンスカラーが多い今秋冬の「ユニクロ ユー」で、単色のブラックを展開するコットン100%のパンツは「ワイドフィットチノ」のみ。デニムのウオッシュドブラックと比較した色味を確認しておこう。


松本:ニットにも黒がありますね。









⑧プレミアムラムローゲージセーター


¥4,990



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「黒」縛りの試着ルポ(後編)もいよいよラストスパート。ここからは黒ニットを中心にお届けしよう。プレミアムラムを100%使用した「プレミアムラムローゲージセーター」のインスピレーション源は、なんとスウェットシャツ。分厚いネックや長めのリブが、ヘビーウェイトスウェットのディテールを想起させる。

クリストフ・ルメールの手に掛かると、シンプルなクルーネックニットもデザインの遊び心を秘めた大人向けアパレルへと変貌するのだ。もちろん、通常のニットよりも丈夫であることは言うまでもない。ブラックのほか、ベージュ、ブラウン、ダークブラウンの4色展開。









⑨バックパック


¥4,990



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ドーベルマンのように黒の「バックパック」を従える。利便性が高いディテールにも注目だ。

ドローストリング仕様のメイン収納に加え、左背面に施されたファスナーからも出し入れが可能。底面にはメインとは別に隔離できる収納があり、ペットボトルやジムシューズなどの収納に使える。内部には13インチまで収納可能なPCスリーブが配されたミニマルデザインでビジネス使用にも耐える。









⑩プレミアムラムVネックベスト


¥3,990



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今までの「ユニクロ ユー」の傾向を鑑みて、かなり変化球のアイテムが「プレミアムラムVネックベスト」。カラーはブラックと焦げ茶に近いブラウンの2色のみ。上質なプレミアムラムを100%使用したコンパクトなニットアイテムは、1枚持っておくと春先まで重宝する。








⑪ニットオーバーシャツジャケット


¥6,990



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端境期にぴったり。

上品な大人男子の色気を感じさせる、半袖の白Tシャツの上に「プレミアムラムVネックベスト」を羽織る着こなし。少し肌寒くなった頃には、カバーオールとシャツの中間のようなデザインで、しかもニットとしても軽アウターとしても使える「ニットオーバーシャツジャケット」がお勧めだ。



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松本:黒の上下はやっぱり気持ちが落ち着きます。パンツもゆったりで自宅でもこの服装で過ごせるし、秋口の軽い遠出にはボリュームのある黒いストールを巻いたら十分かもしれません。

試着ルポの最終チェックアイテムである黒の「チャンキーストール」を無造作に巻く。モデル・松本雄司がいち押しする「イージー・シック」は汎用性の高いモノトーンコーディネートだった。









⑫チャンキーストール


¥2,990



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ブラッシュドジャージーでもなくブラックデニムでもなく、パンツはノイズレスな黒のコットン100%。ニットシャツとストールまで真っ黒で統一した最終コーディネートもセット買い推奨だ。大人男子に支持されるワンランク上の“LifeWear”、「ユニクロ ユー」2023年秋冬の試着ルポ(後編)は以上で終了となる。

10月6日(金)の発売日を楽しみに待とう。



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オマケの1枚。

新しいウィメンズラインとして話題の「C」もアイテムによっては着用可能だが、やっぱり大人男子はメンズの「U」が間違いなく似合う。前編と後編で詳報した試着ルポを参考に、今から購入計画を立てておこう。




Uniqlo U 2023年秋冬
発売日:2023年10月6日(金)
Uniqlo U

Model: Yuji Matsumoto
Photographer: Takahiro Michinaka
Text: Takafumi Hojoh

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