3Dプリントシューズなど話題の多いディオール。今回は新作シューズをメインに、新型バッグと人気定番の新デザインにもフォーカス。
01.“DIOR CARLO” 3D PRINT
3Dプリントによる革新的シューズ
2023-2024年ウィンター コレクションショーで披露され、話題をさらったユニークなオックスフォードシューズ「Dior Carlo (ディオール カーロ)」。アッパーとソールを3Dプリントによるブラックの超軽量「コスモ」ラバーでつくりあげたフューチャリスティックな一足だ。
パッド入りラバーインソールとヒールカウンターで履き心地は文句なし。レザーのシュータンとドローストリングコードによって、ハイブリッドなルックスに。クラシックなルックからテック感のあるモダンカジュアルまで、どんなスタイリングにも万能なデザイン。
02.“B27” LOW TOP SNEAKER
「ディオール オブリーク」の型押しが新鮮
「AIR DIOR」の発売に沸いた2020年の秋に登場した「B27」スニーカー。今シーズンはプラムのパテントカーフスキン製の新作が登場。今までのモデルでは「ディオール オブリーク」ジャカードが使用されていた部分に、エンボス加工のパテントレザー「ディオール オブリーク グラビティ」をあしらい、ワントーンで仕上げているのが新鮮だ。
今シーズンはベージュ~ブラウン系のカラーパレットが際立ったディオール。このプラムもそのカラーパレットに属する色。80年代のコートシューズにオマージュしたローファイな「B27」を、プラムがモダンに昇華している。
03.“DIOR GARDEN” RAIN BOOTS
ラグジュアリーなラバーブーツ
ランウェイにも登場したラバー製のテクニカル レインブーツ。メゾンのクチュールのコードを通して、ファッションとして履けるブーツに再解釈されている。撥水性のあるラバーのアッパーに、「ディオール オブリーク」モチーフのエンボス加工が贅沢。ショーツの足元にロングソックスとのレイヤードで合わせるのもスタイリッシュだ。
レトロクラシックなディープカーキの色みは、意外に合わせる色を選ばない。フット部分の両サイドにはサイドプルが付き、ラクに着脱できるのも高ポイント。ブラック、ベージュの展開もある。
04.“BOXY SADDLE” BAG
エンボス加工のエナメルで鮮度UP
ディオールがアイコンとして大事にしている、サドルバッグの新作。パテントカーフスキンに、繊細な雲を連想させるエンボス加工を施した「ディオール オブリーク グラビティ」レザーを使用。しっとりとした光沢がブラックを軽快に見せて、アクセサリー的なアクセントアイテムとして存在感を放つ。
ショルダーストラップのほか、トップハンドルも付属し、どちらも取り外し可能。ショルダーで、ハンドバッグで、クラッチでと持ち方が多様に楽しめる。トップにジップクロジャーが付くメインコンパートメント、フロントにはマグネットクロージャーのポケット付き。縦19×横24.5×マチ5cm。
05.“DIOR PILLOW”
ON/OFFで使えるA4サイズのバッグ
サドルフラップが印象的な新作バッグ。内側に2つのコンパートメントを備え、13インチのノートPCやA4サイズの書類が入る、汎用性の高い大きさがうれしい。ワンタッチで開閉できるマグネット式「CD Lock (CD ロック)」バックル、太めで安定感のあるレザーショルダーとビジネスシーンにもマッチする機能的なデザイン。
ボディはシボが美しいグレインドカーフスキン。「ディオール オブリーク」のジャカード生地の内装もエレガントで、使えば気分もやる気も上がるバッグに。縦29×横41.5×マチ11cm。
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Stylist:Eriko Asakura
Composition & Text:Hisami Kotakemori