エドウインのレジェンド品番「505」が、発売された1994年以来のフルリニューアルで新登場。シルエットは1940年代・50年代・60年代に着想を得た3タイプ。懐かしの「505」を秋冬コーディネートの軸として購入しておこう。
今から29年前の渋カジ黄金期、日本発信のパイオニア的ジーンズブランド「EDWIN(エドウイン)」から、後のレジェンド品番となる「505」が1994年に登場。記念すべき30周年を来年に控える今秋、3つのシルエットでリブランディングして再リリースされた。
再デビューした「505」は、「1940年代・50年代・60年代」のアメリカンジーンズから各々インスピレーションを得た「ワイドストレート・ルーズストレート・レギュラーストレート」の3型。ジーンズがファッションアイテムへと変遷していく系譜を楽しめる力作だ。
国産デニム・国内製造のこだわりで1994年に発売された「505」のコンセプトは、骨董品として観賞用や投資用に購入するヴィンテージマニアも存在していた90年代において、カジュアルを前面に打ち出す「穿きつぶせヴィンテージ」。アメリカの古き良き1940年代から60年代にインスピレーションを得たクラシックなジーンズが、若者のデイリーユース需要にマッチした。
現在、実店舗とオンラインで発売中。フルリニューアルした3つの「505」のディテールをチェック!
デニムがまだカウボーイや労働階級の象徴でもあった「40年代」、実用性が求められたワークウェアとしてのジーンズを再現したモデルが「505Z」だ。パイプドステムと呼ばれた極太ストレート。後に紙へと簡略化されるレザーパッチを採用し、リベット補強とユーズド加工で労働者の過酷な日常までも描き上げた。
次は、ロックンロールやモーターサイクルなど、ワークウェアの範疇を飛び越えてユースカルチャーとの蜜月が進んだ「50年代」をイメージした「505ZX」。無骨過ぎないストレートフィットは現代のジーンズの基礎とされる。Wステッチには当時イエローステッチと呼ばれた黄色みがかったエスコア糸を採用。
ラストの3本目は「505ZXX」。“ジーンズ”という言葉がメディアを賑わせ、ワークウェアからファッションアイテムへと舞台を移した「60年代」をイメージした。シルエットは緩やかなテーパード。股上も短めに再設定し、美麗ヒップラインを獲得。ドレスシューズとのスタイリングも登場した60年代スタイルを彷彿とさせる。
ぜひ店頭で試着して「エドウイン」のこだわりを体感して欲しい。ジーンズカジュアルに一途だったあの頃の想いまで心に去来するはずだ。
2023年、デニムの旬をもっと知りたい!
発売中
品番(シルエット/カラー):
505Z(WIDE/リジッド、濃色、中色)
505ZX(LOOSE/リジッド、濃色、中色)
505ZXX(REGULAR/リジッド、濃色、淡色)
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