あくまで定番や普通であることから逸脱せず、でもしゃれていて、体型にもコーディネートにもやさしい。酸いも甘いも“はき”分けてきた中田さんだからこそわかる、傑作パンツをピックアップ。ぜひ、一本でも多くの「やさしい」パンツをスタイルに取り入れてみてほしい。
Chino × Stan Smith
いなたいチノパンと清楚な白スニーカー
チノパンと白のスタンスミスは相性抜群の名コンビ。ジーンズとは違って、裾から色移りする心配がないのも重要なポイント。チノパン特有のちょっぴり土くさい雰囲気を和らげてクリーンに見せてくれる点でも、白スニーカーは頼りになります。
Gray Trousers × Birkenstock
クラシックとリラックス感の自然な組み合わせ
ウールのトラウザーズをはくとちょっぴりマジメな感じになるところを、ビルケンシュトックのサンダルがマイルドに抑えてくれます。秋冬は爪先の出ないトープのボストンを選びます。クッションさせず裾までセンタークリースがきれいに出る丈感で。
Sweat Pants × Wallabee
スウェットパンツ×ワラビー×白ソックスの三位一体
スウェットパンツとクラークスのワラビー、そこに白ソックスを投入する組み合わせは僕の鉄板。ソックスに裾を入れて、くしゅっと下げるのがいい。スポーティさが薄れて、ノスタルジックなかわいげが生まれると思いませんか?
Blue Jeans × Timberland
王道アメカジのベストコンビ。色移りも気にならない
ジーンズはリジッドが多いですが、足元も同じノリで合わせたい。ワークっぽくはくのが好きなんです。ティンバーランドのブーツは、ハイカットなので大胆にロールアップしてもバランスがとれる。やや靴にのるくらいの折り加減がお気に入りです。
Photos:Yoshio Kato(Still)
Text:Masato Nachi
Text:Masato Nachi