意外性のあるデザインでいつも新鮮な驚きを与えてくれるeye ジュンヤ ワタナベ マン。様々なブランドとのコラボレーションも魅力の1つだ。今回は、そんなコラボアイテムの中から、秋冬の装いにぴったりな黒系アウターを6点ピックアップ。どれも手に入れておいて損はない。
01:eye JUNYA WATANABE MAN×Levi’s®️|Cotton Denim Wool Surge Jacket
ジーンズをGジャンに合体した斬新デザイン
両胸にあしらわれたアーキュエットステッチのポケットが象徴的。左脇のミニポケットはコインポケットを、腰ポケットはジーンズのフロントポケットを彷彿とさせる。今シーズンのリーバイス®️コラボは、eyeが得意とするハイブリッドの手法を取り入れたデザイン。
部分的にウールサージをパッチワークし、リベットの補強として配されたレザーパーツが、どこか未完成な雰囲気を醸し出す。背面に尾錠が付くが、シルエットは着丈長めのサードタイプ後期を踏襲している。
02:eye JUNYA WATANABE MAN×BROOKS BROTHERS|Customize Blazer
紺ブレを解体しライダースで再構築
アメリカントラッドを代表する、ブルックス ブラザーズのマディソン フィット段返り3つボタンブレザーがベース。背面は紺ブレそのままだが、eyeのコラボは部分的にアレンジを加えるのではなく、完成品を一度完全に解体して、ライダースジャケットを組み込んで再構築するのが特徴だ。
ハードな印象のライダースにボールチェーンファスナーのディテールで繊細さを添えたり、袖の肩部分だけメルトン素材に変えるなど、細部にeyeらしさが宿る。ライダースの再構築紺ブレは2020年秋冬に一度登場して、話題を呼んだ人気モデル。デザインは同様だが、今季はレザーでなく合皮を使用しているのが大きな違い。前回買い逃した方は、今作をお見逃しなく!
03:eye JUNYA WATANABE MAN×THE NORTH FACE|Customize Jacket
名品ヌプシベストをレイヤード風に合体
今年の冬はテーラードジャケットに、ダウンベストをレイヤードしたいと思っている人も多いだろう。そんな発想をベストなバランスで仕上げたのがeyeのこちら。ザ・ノース・フェイスの名品「ヌプシベスト」を解体し、重ね着しているかのようにテーラードジャケットに組み込んだ。
フロントはドットボタンオープン。ベストを実際に重ねて再構築しているから、アーム部分は縫い付けず、リアルなレイヤードスタイルに仕上げている。今までのコラボはダウンジャケットベースのデザインが目立ったが、今回はジャケットベースという大人っぽさが魅力。
04:eye JUNYA WATANABE MAN×ALPHA INDUSTRIES|Customize Jacket
アルファ定番のMA-1をジャケットに再構築
オレンジのライニングと袖のユーティリティポケットによって、ひと目でMA-1を融合したとわかるジャケット。フロントに配されたフラップ付きのポケットや裾のリブ使いも特徴的。
オレンジナイロンのライニングは内ポケットもドットボタン仕様。MA-1を解体して、テーラードジャケットに再構築する得意の手法で、今までにないアウターが完成した。
05:eye JUNYA WATANABE MAN×Champion|Customize Sweat
フーディをMA-1袖でカスタマイズ
今までのスウェット然としたコラボから進化して、今季はハイブリッドなフーディが登場した。リバースウィーブのスウェットボディに、キルティング袖とMA-1スタイルのポケットをドッキング。
アウター感覚のフーディは、フード外周に同色ラバープリントロゴも施され胸元や袖口にもトリコロールのCアイコンが。ジーンズでストリートに振るもよし、ドレッシーなワイドパンツでスポーツモードに振るもよし。着こなすのが楽しいトップスだ。
06.eye JUNYA WATANABE MAN×Carhartt|Parka
バックパックのディテールをパーカに
今季のトレンドともシンクロする、マルチポケットデザイン。カーハートの人気バックパック「Legacy Deluxe Work Pack」をフーデッドジャケットに合体させた、バッグ感覚のアウターだ。巷ではフィッシングベスト風が目立つ中、ファスナー外周の箱型ポケットをあしらっているのが新鮮だ。
裏地は総メッシュで、脱ぎ着がしやすく仕立てられている。ジャケットの両サイドにハンドウォーマーポケットがあるのも、冬場はうれしい。背面にはゲームポケットのような大きなポケットを備え、手ぶらで外出したい人におすすめ。