秋冬アイテムがいち早く店頭にならぶ8月。完売率の高い別注やコラボを、人気セレクトショップ別にプレスのおすすめコメント付きでお届けしよう。まずはラジュグアリーな大人のカジュアルを提案するビームス ライツから!
01.J PRESS×BEAMS LIGHTS|HALF ZIP
フーディをハーフジップでモダンにアレンジ
「ジェイプレスとの定例コラボ。今季の目玉はハーフジップ仕様のフーディ。個人的に襟元レイヤードに注目しているので、秋が深まってきたらハイネックやスカーフ、タイドアップなど、襟元のレイヤードを楽しもうと思っています」(梅田)
ヴィンテージのハーフジップスウェットをベースに、型から別注してフーディを製作。左胸にはビームス ライツのイメージカラー=メローベージュでアドレスロゴを刺しゅうし、バックネックにはプリントで同ロゴをあしらった。フードをかぶったときの後ろ姿もスタイリッシュ。
02.BARBARIAN×BEAMS LIGHTS|RUGBY SHIRT
着回しやすいランダムボーダーのラガーシャツ
「ラガーシャツながらバンドカラーがスタイリッシュ。カナダフィットをベースにしつつ、トレンド感のある短めの着丈で調整しました。ランダムボーダーが存在感抜群で、毎シーズン人気を博している別注です」(梅田)
配色に定評のあるランダムボーダーの別注ラガーシャツ。今季はベースカラーをベージュにして、配色をブラウン(写真)、ブラック、ブルーの3色で展開。肉厚な12オンスのヘビーウェイトコットン生地で、身幅のたっぷりとしたシルエットだからレイヤード活用もしやすい。
03.Brady×BEAMS LIGHTS|NITONELLA MINI
トラッドとモダンを両立するミニショルダー
「ブレディの人気モデル、『NITONELLA MINI(ニトネラ ミニ)』ブラックを、ブラウンのレザーパーツやショルダーストラップでモダンかつ大人っぽい配色にした別注です。ブレディ独自の『ドリルドロップ』は防水加工が施されたタフな素材。ガシガシ使いたいです」(梅田)
ハンティングやフィッシングバッグでおなじみの英国発の老舗バッグブランド。ツイル生地の間にポリウレタンの膜を挟んだ3層構造の『ドリルドロップ』生地に、馬具用の『イングリッシュ・ハーネスレザー』をあしらったカジュアルすぎないルックスが魅力。スマホやスマートウォレット、サングラスなどを入れるのにちょうどいいサイズ感も素晴らしい。縦23.5×横18cm。
04.A.P.C.× BEAMS LIGHTS|DENIM CHINA COVERALLS
アーカイブの名品を現代的バランスで復刻
「過去に展開されていたA.P.C.のチャイナカバーオールを、12オンスの着やすいリジットデニムで復刻しました。クリーンかつモダンな雰囲気なので、いろいろなテイストで着られそう。コーディネートを考えるのが楽しいアイテムです」(梅田)
A.P.C.の歴代デニムアイテムでも、「名作」と評価されるチャイナスタイルのデニムジャケット。当時のものよりも薄手のデニムを採用し、身幅とアームを広めにしてニットなどの上にも羽織りやすいアウターに。襟や前立て、裾などに胴着風のマルチステッチをあしらって、強度とデザイン性を高めている。
05.GRAMICCI×BEAMS LIGHTS|『1440』GURKHA PANTS
落ち感抜群の肉厚生地を使ったワイドグルカ
「2023年春夏にスタートしたビームス ライツの新ライン、『1440』の別注スラックスです。『1440』オリジナルのシワになりにくい素材を使っているのがポイント。グルカパンツをベースにしたタック入りのワイドテーパードシルエットは、クリーンなルックスでON/OFF兼用できるのが強みです」(梅田)
ビームス ライツのロングセラー別注ワイドパンツを、『1440』レーベルからリリース。メランジ調の肉厚なストレッチツイル生地を採用して、ドレッシーな印象に。グラミチのアイコン、ランニングマンもブラックで統一し、大人っぽく仕上げている。バックポケット左に、リクレクターテープをあしらっているのも『1440』らしい。
06.CROWN×BEAMS LIGHTS|DANCE SHOES
ジャーマントレーナー風の軽いダンスシューズ
「クラウンは英国ノーザンプトンのダンスシューズメーカーです。華奢なフォルムに落とし込まれたジャーマントレーナー型シューズは、軽くて足なじみもよく、とても履きやすい。ワイドパンツに合わせて、モード感を狙いたいです」(梅田)
ビームスが過去に別注していたモデルをアップデート復刻。以前はサイドラインにもスエードを使用していたが、今回はトウパートのみに変更し、ホワイトはスエードの色をグレーにして今っぽくアレンジ。ダンスシューズならではのライトな履き心地は、一度履いたら虜になる。
Stylist:Toru Asano
Composition & Text:Hisami Kotakemori