ハイブランドの今季の小物をまとめて紹介。7月29日に表参道店がリニューアル拡張オープンしたセリーヌ。先行発売のトリオンフバッグほか、トレンドのカメラバッグ、カジュアルを格上げするキャップ&スニーカーもピックアップ!
01.TRIOMPHE BAG
トリオンフエンブレムがアイコニック
スーパーナチュラルカーフスキンの滑らかさが際立つ、BESACE(ブザス)シェイプのショルダーバッグ。マグネットクロージャーにトリオンフエンブレムをあしらい、印象的な逸品に。外装はシンプルながら、中は仕切りによって3つのコンパートメントに分かれている。手前にスリップポケット、奥にファスナーポケットもあり、収納力は抜群。
ラウンドしたシェイプやディテールはカジュアルだが、レザーの質感やトリオンフのあしらいがエレガントなムードを添えて、ドレッシーなスーツからカジュアルなデニムスタイルまで合わせやすい。トレンドに左右されないバッグとして要チェック。縦20×横22×マチ5cm。
02.TRIOMPHE CANVAS BAG
サイズ感も最高なスクエア型ショルダーバッグ
トリオンフキャンバスにカーフスキンでアクセントを入れたショルダーバッグ。財布やスマホ、サングラスなど外出するときに必要なものが気持ちよく収まるサイズ。背面にはICカードなどを入れておくのに便利なカードポケットがあしらわれ、デザインとしてもスタイリッシュだ。
無駄なく収納できるスクエア型は、トレンドのフォルムでもあり「カメラバッグ」の愛称でブレイク中。レザーのショルダーストラップは取り外し可能。中にもカードポケットがひとつ付いている。縦15×横20.5×マチ5cm。
03.ROMY BAG
上質なカーフスキンのマルチユースバッグ
グリーンの色みとフォルムが美しいカーフスキンのバッグ。取り外し可能なストラップが付き、ハンド、ショルダー、クロスボディとスタイリングや気分に合わせて持ち方が選べる。ジップクロージャーで中は一室のシンプルな構造。
「ロミー」はヨーロッパの映画界で活躍した大女優、ロミー・シュナイダーからネーミングされたバッグ。2021年秋冬のウィメンズコレクションでデビューして、2023年春夏コレクションからメンズバージョンが登場。合わせるスタイルを選ばない、万能バッグとして注目されている。縦24.5×横43×マチ8cm。
04.CELINE WILTERN CAP
メモリアルなアールデコ調のフォントがクール
アールデコ調のフォントでフロントにCELINEロゴを、背面にはウィメンズWINTER 2023ショーの日付と場所を刺しゅうであしらったキャップ。ショーが行われたウィルターン劇場はロサンゼルスのランドマークでもあり、アールデコ建築としても有名。そのネオンサインをオマージュしたデザインが秀逸だ。
コットンのベーシックなBBキャップながら、いわゆるスポーツブランドのものとは一線を画する。シックなコーディネートにもマッチするキャップを探している人はぜひ。
05.CELINE ALAN SNEAKERS
シンプルなハイカットのレザースニーカー
2023年秋冬コレクションのランウェイにも登場した「アランスニーカー」は、新しいスニーカーライン。ソールサイドやヒールのロゴだけでなく、サイドにトリオンフのアーチが入っているのが象徴的だ。アーチの間には「アランスニーカー」を示すコード「AS-02」も刻印されている。
「アランスニーカー」が特別なのは、アウトソールを囲む黒いラインを職人のハイドメイドで入れているところ。そのため一足ごとに表情が異なる。またソールを日焼けしたような質感にして、スニーカーのトレンドをさり気なく取り入れている点も秀逸。オーセンティックなシェイプは、ドレッシーなスタイルのハズしに、ジーンズコーデの格上げにと活躍してくれる。
Stylist:Eriko Asakura
Composition & Text:Hisami Kotakemori