“事件”は街で起こっていた! この夏のストリートはいつにもましてハイレベルな大人ばかり。新しいトレンドに、ワクワクするような自由な着こなし…彼らのファッション愛を目の当たりにすると負けてはいられない気持ちになる。夏服に満足した気になっている方、今すぐ読んでパワーアップしましょう!
編集部の推し!
ビッグでポップでスポーティ。懐かしくも今っぽい’90sがハマる!
5福田洋平さん(WEB関係)
T-shirt
Shorts
Hat
Necklace
Sneakers
: WHIMSIC
: TH
: NIKE×STUSSY
: All BLUES
: NEW BALANCE
ワイドなボーダーロンTにツータック入りショートパンツを合わせた、リラックス感のある着こなしが’90sっぽくて懐かしい。“狙っていない”自然な感じが魅力的。黒のソックスとスニーカーを合わせることでだらしなく見えないのもポイントです。(編集・鶴田)
EDITOR’S EYE
「MA-1のシガレットポケット部分やライナーを使ってリメイクしたミリタリーバッグ。ポケットが多く、オレンジ色の裏地を使っているなど、遊び心たっぷりです」。
編集部の推し!
計算されたバランスのよさとモノ選び。これ見よがしじゃないところが◎
6Botho Koldeweijさん(ツーリスト)
Sweatshirt
Shorts
Sneakers
: FILIPPA K
: PAREL STUDIOS
: ADIDAS
表参道で目につき声をかけました。一見するとジム帰りのような、なんでもない格好に見えるけど、裾をまくり上げたスウェットや、普通はなかなか選ばない色のガゼル…スタイルのよさもさることながら、モノ選びのセンスと着こなしにぐっときました。(編集・西坂)
EDITOR’S EYE
「アディダスはオランダで買った新品」。クラシックスニーカーは復刻を含めアディダスが今また人気だが、中でも水色を選ぶセンスに脱帽。
スウェットをまくり上げる高度な着こなし。リブの締めつけが強いのか、歩いても崩れない。「フィリッパ コーってスウェーデンのブランド知ってる? とてもいいよ」。
編集部の推し!
ボーダーをのぞかせた軽やかなマリンルック
7川田拓己さん(会社員)
Shirt
T-shirt
Pants
Eyewear
Shoes
Bag
: UNIQLO
: SAINT JAMES
: CIOTA
: KANEKO-OPTICAL
: JOSEPH CHEANEY
: SLOW
白パンをはいたマリンルックは爽やかな印象を与えますが、トラッドすぎると逆に重たく見えることも。川田さんはスロウのバッグやキーチェーン、アクセサリーで遊びを加えつつも、色数を抑えて全体的にシックにまとめているところが素敵です。(編集・西坂)
EDITOR’S EYE
「スロウのバッグは、休日にふらりと出かけるのにぴったり」。着こなしを邪魔しない黒というのもポイント。
EDITOR’S EYE
盛りすぎない手元はスタイリングとも好相性。「アクセサリーはハンドメイドのフランクアンドイージー。物作りへの姿勢が好きです」。
編集部の推し!
白×ネイビー。夏の定番色コンビでアウトドアアイテムをさらりとこなす
8竹井一雅さん(デザイナー)
Tops
T-shirt
Shorts
Cap
Eyewear
Sneakers
: K-WAY
: ROTOL
: C.P.COMPANY
: WEEKEND
: OLIVER PEOPLES
: PG
近年人気のケーウェイも着れば、イタリアンアウトドアの老舗、C.P.カンパニーの短パンもはきこなす。このセレクトとセンスは大人ならでは。かわいらしいロゴキャップにグリーンレンズのサングラスと、小物のチョイスも素晴らしいです。(編集・鶴田)
EDITOR’S EYE
「街着にアウトドアの要素を取り入れることが多いです」。フィット感を高めてくれるフリーロックシステムや、ビブラムソールがイヤミじゃない。
EDITOR’S EYE
「トップスは長袖、パンツは膝下丈のショーツというバランスが好きなんです」。程よくスポーティな丈感と、ブランドアイコンであるレンズがアクティブな表情を加える。
Text:Hisamoto Chikaraishi[S/T/D/Y] Masato Nachi Kanta Hisajima Kohei Horikomi