人気ブランド別に文化系アウトドア男子におすすめのアイテムを、各プレスのコメントとともに紹介する。今回はレジャーシーズンに備え、水陸両用ショーツやハット、旅も履いていきたい軽量スニーカー、機内持ち込みサイズのトロリーバッグの新柄をセレクト。
ムロフィス プレス 伊藤誉さん
セレクトショップを経て、国内外のファッション、アウトドアブランドをPRするムロフィスのプレスに。現在はザ・ノース・フェイスも担当。デイリーにアウトドアやテック系のアイテムを愛用し、趣味は登山からのサウナからのサ飯。
01:ノベルティベンチャージャケット
使い勝手のいい軽量レインジャケット
「突然の雨や肌寒いとき、冷房対策などにも使える軽くてコンパクトに常備できるアイテムです。梅雨独特の湿度の高い状況下で、半袖の上に羽織ってもべたつきにいのが優秀。季節に関係なく一枚持っておくと便利です」(伊藤)
防水シェルとしてはもちろん、ウィンドシェルとしても活用できる2.5層の軽量レインジャケット。雷鳥の夏毛にインスパイアされたというプリミティブなグラフィックがTNFらしい。肌面にはビーズ加工を施した透明ラミネートフィルム・Clear-Dを採用。汗をかいてもサラッとべたつきにくく、梅雨の時期も快適に着られる。
02:ラッスルキャノピーシャツ
アウター活用もしやすいナイロンシャツ
「普段のコーディネートにも合わせやすいカラーリングや素材使いが魅力のテックシャツ。 ポリジン加工の効果で汗による匂いの発生も軽減するので、旅行にも最適です。袖はロールアップ可能で、ジップ付きのポケットも完備しているから貴重品などのセキュリティーもバッチリです」(伊藤)
両胸にポケットを備えたワークスタイルのシャツを、背中ヨークのベンチレーションや、パクテリアの繁殖を抑えるポリジン加工、静電ケア設計など機能的かつスタイリッシュに仕上げた。シャツジャケット風にも応用しやすい一着。
03:コンフォーティブヘッドバンド
紙素材MIXならではのドライタッチで快適
「髪の長い方はもちろん、運動を日課にしている方にもおすすめ。運動時には汗止めにもなるし、速乾性も備えているから洗濯してもすぐ乾くのが特徴です。紙素材は生分解性があって環境にやさしく、しかも高機能。エコロジカルな素材として注目です」(伊藤)
吸汗速乾性と吸湿性に優れた紙糸とポリエステルやコットンをブレンド。湿度の高い時期から盛夏までドライ感が心地よいヘアバンドに。つなぎ目のないホールガーメントでシャリッとした着心地もナイス。防ピリング性、防シワ性を備えたイージーケアアイテム。
04:ショートスリーブワンポイントグラフィックティー
さり気ない刺しゅうロゴがクラス感を演出
「シンプルながら、国立公園の山々をイメージした刺しゅうで、ワンランク上のルックスに。ハリもある度詰めコットンなので型崩れしにくく、ガシカシ洗って味を出したいTシャツです」(伊藤)
左胸に山々の刺しゅう、右肩にはアイコンのハーフドーム刺しゅうが入ったコットン100%のTシャツ。イエローロゴが今っぽいブラックのほか、オフホワイト、アーバンネイビー、ミネラルグレーの4色展開。UVガード機能付き。
05:ウォーターサイドハット
見た目が軽やかで飛ばされにくい新型ハット
「通気性のよいメッシュパネルと、表裏で機能が違う二重織り生地を併用することで快適なかぶり心地に。コンパクトに折り畳んで持ち歩くことも可能で、日差し除けだけでなく、ちょっとした雨にも対応することができます」(伊藤)
水はけのよい撥水生地と速乾性のあるポリエステルメッシュの水陸両用ハット。肌面は疎水性のあるポリプロピレンで、濡れても肌ばなれがよいのも特徴だ。アジャスターで耳とあごにしっかりと固定できるあご紐のデザインだから、かぶったまま水中にもぐってもOK。
06:マッドショーツ
水陸両用ショーツとしてマストハブ
「これ一本持っていれば夏は安心。普段づかいから、アウトドア、ウォーターアクティビティまで幅広く対応できます。表面は耐久性を備えたナイロン素材、肌面に疎水性を持つポリプロピレンのメッシュ裏地を採用しているので、ドライな着用感でストレスフリーのはき心地!」(伊藤)
トレッキングやキャンプ、ウォータースポーツまでOKの水陸両用ショーツ。表地は撥水加工を施したリサイクルナイロン生地を採用し、やや大きめのサイズにアップデート。裏地のメッシュを一枚ものにして軽量性もUPした。ウエストはスピンドル仕様でUVプロテクト機能付き。ブラック×スーパーソニックブルーの配色は今シーズンの新色だ。
07:ベクティブ タラバル フューチャーライト
独自開発の防水透湿素材を採用した万能スニーカー
「ザ・ノース・フェイスが独自開発した防水透湿素材FUTURELIGHT(フューチャーライト)を採用した、晴雨関係なく一年中活躍するシューズ。ほかの防水素材に比べ、通気性の高いフィルムだから蒸れにくく夏も快適です。加えて、歩行性能の高いミッドソールやグリップ力の高いアウトソールを採用しているので、アクティブなシーンから旅行などにもおすすめ」(伊藤)
ザ・ノース・フェイスを代表する軽量防水アウトドアシューズの新色。走行時のエネルギー効率を、安定性、推進力、グリップ力で追求するVECTIVテクノロジーを搭載。アッパーはシンセティックレザー&メッシュ素材、TPUオーバーレイの補強や厚底のハイテクボトムユニットで、高い機能性とモダンなルックスを両立した。ファッションユースに最高のカラーリングにも注目。
08:ローリングサンダー22インチ
耐久性・収納力・機動力に優れた定番バッグの新柄
「一般的な機内持ち込みOKサイズなので、飛行機での旅行、出張などの際にも小回りがきくウィーラーバッグです。加えて男心をくすぐるカモ柄&ほかにはないカラーリングにも旅気分が上がります。自宅ではアウトドアアイテムの保管をしたり、キャンプに持参するなどマルチに使っています」(伊藤)
ザ・ノース・フェイスの大人気ウィーラーバッグ。汚れや水濡れに強い1000デニールポリエステルTPEラミネート素材を、背面に成型モールドパネルを採用して型崩れしにくい構造に。機動力のあるウィールのほか、ボトム、サイド、トップに4ヵ所のキャリーハンドルが付き、持ち運びや積み込みも抜群にしやすい。シューズ収納に便利なサイドポケットも備える。USA企画製品。縦53×横35×マチ21cm。
Stylist:Takumi Urisaka
Composition & Text:Hisami Kotakemori