2023年春夏シーズンも新作アイテムが続々登場。その中から「明日の新定番」になり得る逸品をまとめてみた。これからの季節、一枚でも着こなしを大人にみせてくれる、上品で抜け感のあるTシャツ、ポロシャツ、スウェットを総まとめ!
大人の新定番とは?
大人が選ぶべき定番は常に更新されていくものです。だからといって、やみくもに流行を追いかけたり無駄な出費をしてはいけません。いま本当に必要なもの、春を前に真っ先に手に入れておくべきものを的確に選んで買いましょう。悩めるあなたを開眼させる新しいスタンダードアイテムと、それらを見極めるヒントとなる強力なアイデアを厳選!
大人が選ぶべき新定番 Tシャツ、ポロシャツ、スウェット
01.JIL SANDER+の3枚パックロンT 【ロンTを同色同型でストックする】
なぜ必要? 大人はせっせとカラバリを揃える必要はない。特にロンTは自分にとって完璧な一枚を見つけたら、色も形もまったく同じものをストックすれば安心だ。朝に悩む必要がなくなり収納も頭もスッキリ気持ちいい。
何を選ぶ? 収納袋まで洗練されているジル サンダー+の3枚パック。素材は優しい肌当たりのオーガニックコットン100%。インナーでもアウターでも着られる、薄くも厚くもない絶妙な生地、少しルーズなシルエット、詰まったネック…すべてが普遍的。
ロンT¥71,500/ジル サンダー+ バイ ルーシー アンド ルーク・メイヤー(ジルサンダージャパン)
02.Hanes FOR BIOTOPの2枚パックモックネックTシャツ 【半袖こそモックネック】 03.FRUIT OF THE LOOM×UNUSEDの2枚パックTシャツ 【インサイドアウトで意表を突く】
なぜ必要? 主にインナー使いがメインとはいえたまにはパックTで遊んでみるのも悪くない。誰にも気づかれないとしても、着ている本人の気分が変わればそれでいいのだ。
何を選ぶ? ヘインズ×ビオトープのコラボに安心感のあるヘビーオンスのモックネックが誕生。ストリートカルチャー薫るフルーツ オブ ザ ルーム×アンユーズドは裏返しになったデザインでステッチがアクセントに。
(A)Tシャツ(2枚組み)¥5,940/ヘインズ フォー ビオトープ(ビオトープ) (B)Tシャツ(2枚組み)¥6,600/フルーツ オブ ザ ルーム×アンユーズド(alpha PR)
04.OUTILのバスクシャツ 【バスクシャツはレディスサイズが面白い】
なぜ必要? にしのやの西野さんから拝借したアイデア。コンサバに振れがちなバスクシャツだが、レディスサイズを選ぶことでユニークなシルエットになり、もっと積極的なファッションアイテムとして楽しめるようになる。
何を選ぶ? ビッグシルエットで大人のベーシックとして定着したウティのバスクシャツのレディスサイズ。ワイドな身幅はそのままに、着丈が短く袖が細くなるので、男がタックアウトで着たときちょうどいい。レディスならいっそネイビー×白ではなくグリーン×白のボーダーで配色まで目新しく。
カットソー¥20,900/ウティ(にしのや)
05.California General Store×MICKEY MOUSEのプリントスウェット 【キャラクターを堂々と押し出す】
なぜ必要? のっぺりとした無地のグレースウェットは便利だけど、さすがに食傷気味。そんなマンネリな状況を助けてくれるヒーローはいつの時代もミッキーマウス。アメカジでスウェットが流行してから30年余り、そろそろ恥ずかしげもなくキャラクターを前面に押し出してもいい頃合いだ。
何を選ぶ? カリフォルニア ジェネラルストアとディズニーによる人気コラボからオールドミッキーを背面にプリントしたスウェットを。まさかのビーチサンダル姿という、サーフカルチャーを感じる遊び心で大人の余裕を演出して。
スウェット¥15,400/カリフォルニア ジェネラルストア×ディズニー(カリフォルニア ジェネラルストア)
06.LACOSTEのポケットポロシャツ 【ポケTの次はポケポロ】
なぜ必要? ポケTと同様、ポロシャツにも胸ポケットがあると、どこかレトロで渋い雰囲気に。何を入れたいわけでもないが、あると目をひく。
何を選ぶ? 定番のラコステのポロシャツに胸ポケットがついた新作。ワニがポケット上部に鎮座する姿がチャーミング。
ポロシャツ(各)¥16,500/ラコステ(ラコステお客様センター)
07.BAFのU.S.ARMYフルジップスウェットパーカ 【フーディはジップアップにのり替える】 08.HERNOのTシャツ 【生地も発色もパキッとしたTシャツを】
なぜ必要? すでにいくつも持っているであろうフーディやTシャツといった定番カジュアルウェアは、ベーシックから少し外れた変化球を選ぶのが新しい。すなわちフーディ買うならフルジップ、Tシャツ買うならカラフル。
何を選ぶ? フルジップパーカは意表を突いてガチミリタリーのトレーニングウェア。いっそ無地よりもロゴ入りの思い切った一枚を。ヘルノのTシャツは上質なコットンクレープ地。鮮やかなオレンジ色で張りのある生地、このコンビならだらしなく見えない。
(A)パーカ¥4,800/BAF(中田商店)(B)Tシャツ¥26,400/ヘルノ(ヘルノ・ジャパン)
09.ELACIOの長袖ポロシャツ 【長袖ポロは本場フランス製を】 10.NOAHのラガーシャツ 【ラガーシャツなのにマッチョに見せない】
なぜ必要? 襟付き長袖トップスはニットに頼りがちだったが、鹿の子ポロも再び気になる。文化系でも着こなせるラガーシャツにもトライしたい。
何を選ぶ? 今年スタートしたフランスのファクトリーブランド「エラシオ」はクラシックフィットが持ち味。ダークグリーンの色といい絶妙ないなたさが素晴らしい。いっぽう地厚なラガーシャツも捨てがたい。ノアの手にかかればマッチョ色も薄まって、痩せ型の大人でもストリートライクに楽しめる。
(A)長袖ポロシャツ¥19,800/エラシオ(日本橋三越本店)(B)ラガーシャツ¥29,700/ノア(ノア クラブハウス)
2023春夏、大人が選ぶべきアイテムをチェック