今シーズンの新作から、完売率の高い別注やコラボを、人気セレクトショップ別にプレスのおすすめコメント付きでお届けしよう。トラッドからモードまで商品のセレクト同様、幅広いレンジで別注を展開。ミニマルで品のいいデザインにも、ユナイテッドアローズらしさが表れる。初夏だけでなく、通年を通して活躍してくれる5選!
Barbour for UNITED ARROWS|OVER SIZE HOODED BEDALE
モッズコートのようなフード付きビデイル
「毎シーズン別注しているバブアー。今回のモデルは今の気分にぴったりのゆったりとしたシルエットです。フード付きのデザインゆえ、モッズコートライクにも着られます」(岡本)
昨年登場した、オーバーサイズのビデイルにフードを付けた、オリジナルモデルでの別注。コットンとナイロン、ポリエステルをブレンドしたふくらみのある生地は、独特のムラがあり、着るとこなれて見えるのがうれしい。ブラックのほか、ミリタリー感のあるオリーブも展開。
JOHN SMEDLEY for UNITED ARROWS|30G POLO CARDIGAN
クラシックなムードが魅力のポロ襟仕様
「品のよさと快適な着心地を兼ね備えたポロカーディガン。シンプルながらも意外と見ないデザインが新鮮です。ハイゲージだからポロシャツ風にも着られて、タックインのような着こなしにも向いています」(岡本)
ボタンを同色に染めたワントーンがモダン。定番の30ゲージメリノウール素材で、襟の大きさからサイズ感にいたるまで、こだわって別注した。袖口は折り返して着るなどアレンジができるよう、リブが長めになっている。杢グレーのほか、ライムやネイビーの展開も。
LE LABOUREUR for UNITED ARROWS|FRENCH COVERALL
フレンチスタイルのワークジャケット
「ワークウエアが持つ味やディテールはそのままに、日本人の体型に合うようにイチからパターンを起こしているので、エレガントに着られます。ボタンのカラーをブラックにしているのもポイントです」(岡本)
ル ラブルールは伝統的なスタイルを貫く、フランスのワークウエアブランド。今もフランスの自社工場で、フランス人の手によってつくられている。ロゴ入りのボタンや、胸のペンポケットなど、ワークウエアのディテールがデザインとして効いている。
UNITED ARROWS & SONS by DAISUKE OBANA|POLO SHIRTS・PANTS
着回し力抜群のプルオーバーセットアップ
「週に3、4日は着たくなる、着心地も最高のセットアップです。エレガントでシンプルなデザインはもちろん、とにかく着ていて気持ちいい。洗ってすぐ乾くのもうれしいポイント」(岡本)
ジョーゼット風のサラッとした素材を使用した人気別注シリーズの新色で、グレーネイビーが登場。トップスはドルマンスリーブ、パンツはウエストゴム&ドローストリングのイージー仕様でリラックスムード満点ながら、センタークリースや、ルーズになりすぎないシルエットでエレガントなデザインに。プルオーバーのセットアップは着こなしのアイデアが無限大だ。
Reebok×UNITED ARROWS|CLUB C85 VTG SNEAKERS
オールホワイトのクラブシーが実は使える
「意外と敬遠されがちなオールホワイトのスニーカーですが、アウトソールをグレーにしているので履いたときに足元がぼやけることがなくていいんです。ミニマルなデザインなので、どんな装いにもマッチします」(岡本)
シュータンのブラックロゴとグレーアウトソール以外は、ステッチやタンのアイコン、ボックスロゴもホワイトで統一したユナイテッドアローズお得意のデザイン。レザーの質感もよく、コート系シューズの定番「クラブシー」の魅力を最大限に引き出している。
Stylist:Takumi Urisaka
Composition & Text:Hisami Kotakemori