「OAMC」と「NASA」のコラボ第2弾が海外公式サイトほかで発売中。インスピレーション源は、1977年の射出事に搭載された「ボイジャーのゴールデンレコード」。Tシャツにそのデザインがバックプリントで施されていた!
幼い頃に科学誌や学年別学習雑誌を購読していた40歳男子は、きっと憶えていることだろう。
大人男子に支持される「OAMC(オーエーエムシー)」と、アメリカ航空宇宙局(NASA/National Aeronautics and Space Administration)が2度目のタッグ。文化系男子と理化学系男子は感涙必至のカプセルコレクションが、「OAMC」公式オンラインストアと世界の限定セレクトショップで発売中だ。
日本から公式オンラインで購入できるアイテムは、ボンバージャケット、フーディー、キャップ、Tシャツの4アイテム。ブラックとホワイトのモノトーンをベースに、涼し気なフロストブルーが加わっている。大人好みの静謐なカラーパレットも「OAMC」らしい。
加えて、「NASA」設立の翌年である1959年に採用されたクラシックな通称‟ミートボールロゴ”と、1974年に誕生した新しい方のロゴマークである通称‟ワームロゴ”が併用されていることがわかる。数あるファッショブランドと「NASA」とのコラボでは、1つのウェアにどちらか一方の採用が通例だが、敏腕デザイナーのルーク・メイヤーがクリエイティブ・ディレクターを務める「OAMC」ではこれを覆している。
理由は、ロゴマーク以外に、メイヤーの個人的興味が及んでいるからだ。
公式リリースにある直接の本コラボのインスピレーション源は、かの有名な「ボイジャーのゴールデンレコード(Voyager Golden Record)」。Tシャツにそのデザインがバックプリントで施されている。
(存在するかもしれない)地球外知的生命体に向け、1977年8月と9月に射出された無人宇宙探査機のボイジャー1号と2号に搭載されたこのレコードは、金メッキされた12インチサイズの銅板レコードだ。
その内容には電子メッセージも含まれており、115の画像、55の異なる言語による挨拶のほか、風や雨、人の心臓の鼓動などの音、90分間の音楽、そしてジミー・カーター大統領とクルト・ヴァルトハイム国際連合事務総長のメッセージなどが記録されていた。
最後に、地球から最も遠くに到達した人工物であるボイジャー1号に話を戻そう。2010年12月に太陽圏の端に接近し2012年には太陽系の外とされる星間空間に到達。2016年には地球から216億3000万キロの距離にあり、それは今も続いている。
果てしなきボイジャーの冒険に想いを馳せると、さしたる障壁でもないだろう。ロマンにあふれる「OAMC × NASA」を前のめりに購入しよう!
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