人気ブランド別に文化系アウトドア男子におすすめのアイテムを、各プレスのコメントとともに紹介する。アウトドアのハイシーズンに向けて、テックウエアの新作が店頭に並ぶ時期! 天候が変わりやすい春に欲しい撥水アイテムや、人気が高いバッグの新作、そしてマルチに使える耐水シートをザ・ノース・フェイスからセレクト。
ザ・ノース・フェイス プレス 谷本茉莉さん
スタイリスアシスタント、販売、VMDなどを経験した後ゴールドウインに入社し、2020年からプレスとして活躍。料理が趣味ということもあり、最近はキャンプでご飯をつくる楽しさの虜に。キャンプシーズンがやってきてワクワクする日々。
01:マウンテンライトジャケット
二層のGORE-TEXのライトな着心地
「ザ・ノース・フェイスを代表するマウンテンライトジャケットの新色は、鮮やかなブルーが好印象。汎用性が高いスペック&デザインで、オールシーズン活躍してくれます。優れた防水機能を持つGORE-TEX仕様だから、突然雨に降られてもへっちゃら」(谷本)
肩部分の切り替えがアイコニックな定番。70デニールのリサイクルナイロンを表地に使用した二層のGORE-TEX PRODUCTSを採用している。今季は身幅をハーフサイズ大きくして、今っぽいサイズ感にアップデート。内側の専用ファスナーでインナーを連結できるジップインジップシステム対応。
02:パラムライトシャツ
透け感も楽しめるテクニカルシャツ
「絶妙な光沢が美しい軽量の長袖シャツ。摩耗に強く、アウトドアのシーンでは頼りになるのが高ポイント。撥水加工を施しているから、急な雨にも対応します」(谷本)
耐久性と耐摩耗性に優れたリサイクルナイロン100%のPERTEX® Quantum DIAMONDFUSEを使用。左胸にはファスナー付きポケットを備え、スナップボタンでサッと着られるのも魅力だ。写真のティングレーは透け感があり、今季のトレンドにもマッチ。レイヤードを楽しむもよし、軽い羽織りとして活用するもよし。
03:TNFビーフリージャケット・TNFビーフリーパンツ
メッシュに虫よけ加工With Reliefを採用
「なんといっても虫を寄せつけづらい素材を使っているのがポイント。ジャケットはちょっとした羽織りが欲しいときにも便利だし、パンツもストレスフリーのはき心地でヘビロテになりそう。キャンプシーンにはマストです!」(谷本)
通気性の高いメッシュ生地で、さらりとした着用感のパーカ&パンツ。虫よけだけでなく、UVケア(UPF15~30、紫外線カット率85%以上)機能が付き、静電ケア設計だからアウトドアにもってこい。ジャケットは着やすく動きやすいラグランデザイン、パンツはウエストスピンドル仕様でテーパードシルエット、裾にはアジャスター付き。どちらもポケット内に収納できるポケッタブル。
04:ロングスリーブヘビーコットンティー
カラーも絶妙なポケット付き肉厚ロンT
「一見普通な長袖のヘビーコットンロンT。実はUVガードの機能があり、紫外線を気にする意識高い系男子にもおすすめのアイテムです。カラーリングもシックで、ジャケットのインナーにするのも素敵」(谷本)
太めの糸を編んだ、度詰めコットンのロンT。何度か袖を通したような自然な風合いが特徴で、ポケット付きというものありがたい。写真のミネラルグレーのほか、マウンテンブルー、アスファルトグレー、ユーティリティブラウンと絶妙なカラー展開もザ・ノース・フェイスらしい。
05:バイソンマンキャップ
刺しゅうロゴだけのクラシックなキャップ
「植物由来の複合繊維を採用したカジュアルなキャップです。シンプルだからこそ、茶目っ気のあるコーディネートに合わせてほしい。バックアジャスター付きで、サイズ調整も簡単です」(谷本)
コットンライクな風合いのポリエステル100%ツイル地を使用した6パネルキャップ。フロントと背面に刺しゅうロゴを施しただけの、ミニマルなデザインが新鮮だ。ブラックはブラウン刺しゅう、ティンバーウルフ(ベージュ系)はトーン・オン・トーンと着こなしを邪魔しない配色が見事。撥水、UVプロテクト機能付き。
06:WT グラニュール・WT スウィープ
バックマジック限定のホワイトコレクション
「バッグとシューズを中心に展開する『ザ・ノースフェイスバックマジック』(ミヤシタパーク サウス3階)の限定商品です。ちょっとしたお出かけから、仕事でランチに出るときにも重宝します。缶バッジやワッペンでカスタムして、自分らしい1点にしてみては?」(谷本)
スウィープはランニング用バッグとして1999年に、グラニュールは2006年に登場して、現在はウエストバッグの定番に。バリスティックナイロン製で、刺しゅうロゴまでホワイトアウトしているのが特徴。着こなしに初夏のムードを添えてくれるアクセントバッグだ。 [上]WT グラニュール:縦13×横33.5×マチ5cm。・[下]WT スウィープ:縦17×横43×マチ11cm。
07:シングルショット
汎用性の高い小型サイズの定番バックパック
「クラシックなカラーにグッとくる男子も多いのではないでしょうか? ショルダーハーネスがしっかりフィットするから、背負い心地も上々。アウトドアだけでなく、ビジネスシーンや、デイリーユースにもちょうどいいサイズ感です」(谷本)
効率的に荷物を収納できるスリーブやオーガナイザーを備え、その使いやすさにファンも多いシングルショット。通気性をキープしながら、背負い心地を進化させた背面構造にも注目したい。ラステッドブロンズは2023年春夏の新色。縦44×横30×マチ19cm。
08:ワオナグラウンドタープ
コンパクトに収納できるタープが新作で登場
「フローラルプリントが新鮮なマルチシート。300デニールとしっかりした素材なので、キャンプやこれからの季節のイベントにぴったりなアイテムです」(谷本)
耐久性と耐水性に優れたリサイクルポリエステルのシート。裏面にTPUコーティングが施され、汚れがつきにくいのがうれしい。四隅のペグループを使用して固定することも。バックル付きストラップでコンパクトに収納可能。縦142×142cm。
大人が買うべき「ザ・ノース・フェイス」
Stylist:Takumi Urisaka
Composition & Text:Hisami Kotakemori