冬服のヒントは街だけじゃない。ファッションのプロたちの着こなしにはたくさんのロジックが隠されている。服選びから、一見難しく思えるコーディネートの秘訣まで、トピック別に、細かく、わかりやすく解説します。
スウェットパーカは重ね着で更新する
コートの襟を立てて首元からちょこっとのぞかせる
児玉孝志さん
（ユナイテッドアローズ グリーンレーベル リラクシング プレス）
「クラシックなピーコートの襟を立てて留め、白のパーカをイン。いかにもレイヤードしてますという感じではなく、首元からほんの少しだけフードをのぞかせるのが新鮮だなと」。
いっそキャラの違うアイテムで挟む
青木万希也さん（4K プレス）
グレーのパーカは「万能だけどカジュアルな印象が強い」と語る青木さん。「首元にタートルネックをのぞかせるだけで大人っぽく見せられる。でも、それだけだときれいにまとまりすぎてしまうので、個性的なCCUのカウレザーでキャラを立たせました」。
パーカの色をマルチカラーのベストで拾ってみる
鬼澤喜行さん（会社員）
「パーカってグレー、白、黒という定番色だとどうしてもいつもと同じ見え方になるので、程よくカジュアルで落ち着いたバーガンディをチョイス。マルチカラーのベストは派手なだけではなく、さりげなくバーガンディを拾うことで、自然に馴染んで見えます」。
旬のベストを同系色でレイヤード
水潤 航さん（ENKEL主宰）
パーカと同色のシュタインのボアベストを合わせた水澗さん。「パーカの上に重ねるのが新鮮だなと。ダウンベストだとアウトドア色が強いので、温かみのあるボアベストをチョイス。お尻が隠れるくらいの丈感も今年っぽい」。
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Photos:Kanta Matsubayashi
Composition&Text:Mayu Yamamoto
Text:Kohei Horikomi
Composition&Text:Mayu Yamamoto
Text:Kohei Horikomi
