冬服のヒントは街だけじゃない。ファッションのプロたちの着こなしにはたくさんのロジックが隠されている。服選びから、一見難しく思えるコーディネートの秘訣まで、トピック別に、細かく、わかりやすく解説します。
急増中! ローファー派の言い分
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Church’s
カジュアルスタイルの“締め”として重宝する
井上直哉さん(TOMORROWLAND PR)
「ローファーって程よくフォーマルなイメージをちゃんとつくってくれるのが最大の魅力。カジュアルなワークパンツを合わせても足元でしっかりと締めてくれるので、一足持っているとすごく便利なんです」。パンツはエディションのオリジナルアイテム。
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Alden
秋冬はアメリカ製を、春夏はフランス製を支持します!
田中 遥さん(フリーランス PR)
「アウターとローファーって実はバランスがとりやすい。特にボリュームのあるアメリカものはまさに秋冬向き。薄着になる春夏だったらスッキリしたデザインのフレンチのものを選ぶのがオススメ。ローファーからのぞく靴下の色を計算するのも楽しいんですよね」。

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JOHN LOBB
ボリューミーな上半身とマッチするミニマルさがいい
松岡 歩さん(三越伊勢丹 紳士担当)
「ローファーはドレスはもちろん、普段のカジュアルな装いにも合う。秋冬はレイヤードで上半身がボリューミーになるので、足元はいい意味で存在感がないローファーがベスト。トップスのカラーを拾ったソックスのチラ見えもいいアクセントになります」。
Photos:Kanta Matsubayashi
Composition&Text:Mayu Yamamoto
Text:Kohei Horikomi
Composition&Text:Mayu Yamamoto
Text:Kohei Horikomi