まだまだ寒い日が続くとなると“ダウン”は欠かせない。各ブランドから高機能で高コスパのダウンアイテムがリリースされているのでチェックしよう!
ダウンアイテム選びのポイント
暖かさから冬はダウン一択という人も多い。昨今は、アウトドアアクティビティ用としての保温性だけでなくタウンユースでも活躍できるファッション性に優れたものも多数登場している。ジャケットにベストにマフラー…と種類も豊富だ。そこで、ダウンアイテムを選ぶときは、まず「目的」を考えたい。
電車や車での移動が多く、普段は屋内で過ごす時間が長いのであればダウン含有量の低い軽めのジャケットがおすすめ。また、ベストも重宝する。一方、屋外で過ごすことが多い人は、保温性の高いダウンジャケットやコートを選んで欲しい。保温性は「フィルパワー」と呼ばれる羽毛の数値をチェック。550以上あれば十分な暖かさを確保できる。また、防水や撥水加工といった機能性も忘れてはいけない。突然の雨や雪でも安心できるアイテムを選ぼう。
上記を考慮した上で、フード付き、フード無し、ダウンパックが表地に出ていない、ベーシックなカラーなど、自分好みのデザインを見ていく。そして、最も重要なのがサイズだ。体温で温められた空気をダウンに溜め込むことで、保温性を発揮するのがダウンアイテムというもの。そのためオーバーサイズを選んでしまうと、体とダウンアイテムの間に隙間ができるため、本来の暖かさが保てない。ジャストなサイズを選ぶことが大切だ。
ユニクロ(UNIQLO) 予算3万円台以下のダウン
※掲載している情報はオリジナル記事作成時のものです。価格改定や売り切れの場合があります。
01.UNIQLO|Ultra Light Down Vest (Wide Quilt)
ウルトラライトダウンにキルト幅の広いデザインが登場したのは、今シーズンのビッグニュース。ダウンの分量を増やして、ボリューム感もアップしたので、アウターとしても申し分のない仕上がり。ほどよい光沢のナイロンタフタだから、きれいめな着こなしとも相性抜群。
ベスト¥4,990/ユニクロ スウェット¥19,800/サンディニスタ(オーバーフロー) パンツ¥28,600/キート×ワイルドシング(ティーニー ランチ) スニーカー¥19,800/ニューバランス(ニューバランスジャパンお客様相談室) ニットキャップ¥3,960/サンディニスタ(トゥー・ステップ) ポーチ¥10,450/ヌンク(ヘムト PR)
02.UNIQLO|Ultra Light Down 3D Cut Jacket
90年代にヒットした、アウトドアブランドのダウンジャケットを彷彿とさせる配色仕様。スタンドカラーのシンプルなデザインは、ストリートよりのカジュアルスタイルに似合う。表地はマットなナイロンタフタ、中に750フィルパワーのダウンをたっぷり詰めた。
ジャケット¥6,990/ユニクロ スウェット¥11,000/ナツメグ ミルズ(ジェットン ショールーム) ポーチ¥6,600/スリフティー ルック(セル ストア) パンツ¥33,000/ハバノス(ヘムト PR)スニーカー¥9,790/プーマ(プーマ お客様サービス) キャップ¥9,350/ヤングアンドオルセン ザ ドライグッズストア(グーニーPR)
03.UNIQLO|Hybrid Down 3D Cut Parka
ダウンと吸湿発熱綿を適所に配した、ハイブリッド構造のダウンジャケット。ダウンキルトが表に出ない、汎用性の高いデザインで、ビジネスアウターとしても活躍してくれる。今年は袖口やフードの形状がアップデートされて、着心地がさらに向上した。写真のダークグリーンは新色。
ジャケット¥12,900・タートルネックニット¥12,900・マフラー¥1,990/ともにユニクロ パンツ¥33,000/コノロジカ(ヘムト PR) シューズ¥80,300/パラブーツ(パラブーツ青山店) メガネ¥66,000/アイヴァン 7285(アイヴァン 7285 トウキョウ)
04.UNIQLO|OVERSIZE DOWN COAT
2022年5月20日に発売されて話題を呼んだ、「UNIQLO(ユニクロ)」のコラボ特別コレクション「UNIQLO and MARNI(ユニクロ アンド マルニ)」に、待望の第2弾が登場。カテゴリーはウィメンズといえど、昨今のトレンドであるビッグサイズ志向はファッションコンシャスな特別コレクションでは特に顕著である。ボリューミーなコクーンシルエットで形成された「オーバーサイズダウンコート」なら大人男子でも着られるはず。¥17,900
05.UNIQLO|OVERSIZE DOWN VEST
上記のダウンコート同様の「UNIQLO and MARNI(ユニクロ アンド マルニ)」の第二弾の「オーバーサイズダウンベスト」。こちらもまたボリューミーなコクーンシルエットが魅力。またエネルギッシュなバイカラーがとても印象的。前立てはウィメンズだが問題なく着用可能。コーディネートの主役になる一着だ。¥9,990
06.UNIQLO|OVERSIZE TILE DOWN COAT
こちらも「UNIQLO and MARNI(ユニクロ アンド マルニ)」の第二弾から。手描きの格子柄やフラワープリントのインパクトが強かったコラボ第一弾のイメージを踏まえた柄物アウターが、手描きタイル柄のダウンコートて登場。グリーン1色のみの展開で即完売必至か。¥17,900
07.UNIQLO|SEAMLESS DOWN PARKA
真冬も安心の「シームレスダウンパーカ」は、文字通りキルトステッチのないシームレス仕様でノーブルな佇まい。保温力の追求はディテールに顕著。フードの内側と襟ぐりにはクッション襟が、カフスの内側には隠れリブが施され、風雪の侵入を防いでくれる。フリース素材になったポケット内側の袋布も嬉しい配慮だ。「ユニクロ」としては高額に思えるが、試着すると値段相応であることが一瞬で体感できる。ライトグレー・グレー・ブラック・レッド・ダークグリーン・ネイビーの6色展開で、レッドが特異色。¥14,900
08.UNIQLO|SEAMLESS DOWN COAT
寒冷地の「ユニクロ」実店舗で飛ぶように売れている「シームレスダウンコート」は、「シームレスダウンパーカ」のロング丈バージョン。フロントジップも比翼仕様で防寒面もアップした。スペックは同等。カジュアルな合わせから、ビジネス用途でスーツの上にも羽織れる万能選手だ。カラーは実用的に絞られたグレー・ブラック・オリーブ・ネイビーの4色展開。真冬向けアウターで迷ったら、これを買っておけば間違いない。¥17,900
09.UNIQLO|ULTRA HYBRID DOWN COAT
フェイクファーが見た目にもホットな「ウルトラウォームハイブリッドダウンコート」が、同ブランドの中で最暖。膨らみのあるエアテック中綿(ポリエステル48%・ダウン46%・フェザー6%)のハイブリッド構造。フード(ダウン90%・ フェザー10%)はダウンのため、フードを寝かせた状態でも首周りの保温力が高い。ブラック・ベージュ・ブラウン・オリーブの4色展開。¥17,900
モンベル(mont-bell) 予算3万円台以下のダウン
10.mont-bell|SUPERIOR DOWN JACKET
高品質な800フィルパワー・EXダウンに、超軽量シェル、10デニール バリスティック エアライト®を組み合わせたダウンジャケット。軽さとあたたかさを両立したこのアウターは、コールドスポットができにくいモンベル独自のキルティングパターンを採用している。厳冬期はミッドレイヤーとしても重宝する使い勝手のよさ。今シーズンから、M・Lサイズに、身幅がゆったりしたR・Wサイズ(M-R、M-WはMサイズにXLサイズ相当の身幅、L-R、L-WはLサイズにXXLサイズ相当の身幅/-R、-Wは表記の違いのみで同一サイズ)が加わった。カラー展開も6色と豊富。ダウン主役の冬のレイヤードなど、自分好みのスタイリングにフィットする1枚がきっと見つかる! ジャケット¥14,520
11.mont-bell|LIGHT ALPINE PARKA
寒さが厳しい時期、あるいは豪雪地帯では、ダウンもパーカタイプが必須。軽くてコンパクトで、しかも800フィルパワー・EXダウンとハイスペックな「ライトアルパインダウンパーカ」は、寒さを感じる襟足部分はもちろん、雪のときは顔をすっぽり覆うこともできて一着持っているととても便利だ。表地が薄手の20デニール・バリスティック®ナイロン・リップストップで、コンシールファスナー仕様のシンプルなルックスは、ファッションアウター としても着回しやすい。中でも写真のダークグレーは、モダンで文化系アウトドアにハマるイチオシカラー。撥水加工、帯電防止加工で雪や雨天時はもちろん、乾燥する季節も快適に着られる。¥19,140
12.mont-bell|DOWN LINER COAT
シンプルなステンカラーコートと、カーディガンスタイルのダウンライナーを合体させたコート。真冬はダウンライナー付きでぬくぬく、春、秋はコート単体でサラッと、マルチに着回せる。もちろんダウンライナーも、アウターにインナーダウンにとフル活用。コートは撥水加工が施されており、落ち着いた風合いの生地を使用しているから、ビジネスシーンで愛用するファンも多い。ダウンライナーは、スナップボタンとファスナーで簡単に脱着可能。ブラック1色のみの展開。¥26,180
13.mont-bell|COLORADO COAT
ダウンパックが出ないマットなA面と、キルティングの表情がダウンらしいB面のリバーシブル。A面はシンプルで落ち着いた表情だから冬の通勤スタイルにも合わせやすい。アウドドアでのアクティビティやOFFの日のカジュアルにはダウンらしいB面を。2WAYで着られる汎用性の高さと、2万円代前半という価格にも感動してしまう。A面は撥水加工を施したナイロン・タッサー。B面は薄手ながら、強度を兼ね備えたモンベルオリジナルのバリスティックナイロンのタフタ素材。暖まった空気を逃がさず、風の侵入を防ぐモンベル独自の三枚差し構造でつくられているのも特筆だ。ダウンは街で着るのに十分な650フィルパワー、帯電防止加工も施され乾燥する季節も快適。¥23,100
OTHERS 予算3万円台以下のダウン
14.TAION × GRAMICCI|INNER DOWN JACKET
保温性に優れるダウンアイテムだが、重厚すぎたり、高価だったりして、気軽に着れないものも少なくない。しかし、タイオンとグラミチのコラボダウンなら、コンパクトで、リーズナブルなうえ、洗練されたデザイン。気軽にどこへでも着ていける。今回のコラボでは、アクティブシーンを想定したタフな高密度リップストップナイロンをボディに使用。800フィルパワーのダウンを充填して、優れた暖熱性を確保している。また、付属のバッグに収納可能だ。¥11,000
15.TAION × GRAMICCI|INNER DOWN VEST
こちらもタイオンとグラミチのコラボダウンアイテム。ちょっと肌寒い日にコートのインナーに忍ばせるのもあり。タイオンの定番クルーネックジャケットをベースにデザインされており、付属のバッグに収納可能。ファッションのスパイスになるカモフラ柄というのも◎。これで一万円以下だというのだから、買わない手はない。¥8,800
16.Patagonia|DOWN SWEATER
その名の通り日常的に着やすいライトダウンジャケット。軽量な防風シェルにRDS認証済み(レスポンシブル・ダウン・スタンダード/責任あるダウンの調達基準をクリア)の800フィルパワー・ダウンが詰まっている。縫製はフェアトレード・サーティファイド(公正貿易認証)と倫理的につくられているのもパタゴニア製品の魅力。スタンドカラーのベーシックなデザインは、合せる服を選ばず、さまざまなシーンで着ることができる。きれいめコーディネートに取り入れれば抜け感の演出に、ジーンズやチノパンでレトロなアメカジムードをまとうもの一案。文化系アウトドア男子のマストハブとして要チェック。ワントーンだけでなく、ファスナーが配色のパターンも展開。¥35,200
17.NANO universe × Beats per minute|DOWN JACKET
2022年から発足したナノ・ユニバースのゴルフレーベル「Beats per minute」への別注アイテムは、スポーツシーンからタウンユースまで対応する汎用性の高いダウンジャケットが登場。暖かさもちゃんと確保しながら、スッキリとしたシルエットでかさばらず、サラッと羽織ることが可能。毎日着たくなる一着だ。¥38,500
18.L.L.Bean|ULTRA LIGHT 850 DOWN JACKET
「ウルトラライト 850 ダウン」といえば、L.L.ビーンのロングセラーモデル。2019年に大幅なアップデートを行い、驚くほどの軽さはそのままに、暖かさも撥水性も、地球への優しさもアップした。中綿には天然ダウンに撥水加工を施したダウンテックダウンを使用してるため、水にも強く、濡れても保温性を保てるのが最大の特徴だ。表地には、耐久性に優れたパーテックス社の再生ナイロン素材を使用し、高い耐風性と耐水性を実現。両サイドと左胸にジッパー・ポケットが付き、裾はドローコードを装備することで冷たい外気もシャットアウトする。本体のポケットに圧縮収納できるので、旅行時の持ち運びも便利。適度なフィット感なのでコートのインナーとしても活用できる。全9色展開。¥29,700