冬に着る服も、その着こなし方も決まっていて、どうするべきかわかっている=スタイルがある男たちの話をまず聞いてみた。東京をはじめ、福岡、ミラノ、パリ、ニューヨークの8人の気分とは?
BRENDON BABENZIEN ブレンドン・バベンジン/ニューヨーク NOAH Co-Founder & Creative Director
Jacket:
Knit:
Jeans:
Cap:
Sneakers:
NOAH
BEAMS PLUS
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CATCHBALL
スタイルがあるからトレンドは追わない
2015年よりマルベリーストリートにノアの旗艦店を構え、2021年よりJ.クルーのメンズクリエイティブディレクターにも就任。ニューヨークのロングアイランド出身の彼は自身も趣味として行っているサーフィンとスケートボードがクリエーションのルーツになっている。「ファッショントレンドは追わないし、自分のスタイルももう大体決まっています。クオリティが高くて長く愛用することのできる服だけを大切に着続けています」。
Aスケートボードとサーフィンを愛するブレンドンさんにとってキャップはスタイリングの仕上げに欠かせない。「ノアで作ったキャップは自分にフィットするし、フェード感のあるネイビーはどの服にも合わせやすいので、よくコーディネートに取り入れています」。
Bジャケットはノアの新作コレクションから。「重厚感のあるメルトンを使用したジャケットは保温性も抜群で寒いニューヨークの冬に適しています。いつも白を選ぶわけではないのですが、合わせたニットも、冬に着る白はどこかリッチな感じがして今の気分です」。
C「チノパンやコーデュロイパンツもはくけどボトムはジーンズがいちばん多いです。タイムレスなアイテムが好きなので、これもそうですが伝統的で普通のジーンズをはき続けたいですね。そういうスタイルを最近、街でも再び見かけるようになりうれしく思います」。
Coordination&Text:Reiko Suga