冬に着る服も、その着こなし方も決まっていて、どうするべきかわかっている=スタイルがある男たちの話をまず聞いてみた。東京をはじめ、福岡、ミラノ、パリ、ニューヨークの8人の気分とは?
SUNGHYUN LEE 李 成鉉/福岡 WAIPER Director
Coat:
Jacket:
Shirt:
Pants:
Glasses:
Gloves:
Socks:
Sneakers:
Bag:
US ARMY
GERMAN ARMY
POLO RALPH LAUREN
ALMW BY WAIPER
LESCA
NEWBERRY KNITTING
SOCKWELL
NEW BALANCE M1906R A
FRENCH ARMY
周りにいる人たちを楽しませる装いをしたい
日本全国にファンがいるミリタリーウェアの聖地ワイパーで商品管理から通販、モデルまで兼務する韓国出身の李さんはフォロワー10万人超えのインフルエンサー(l.l.wood)でもある。「20代の兵役時期は軍服で過ごすので、ミリタリーウェアでおしゃれをする感覚はなかったです。30代で福岡の婦人服メーカーで働くようになり、デザインのルーツの多くがミリタリーにあると知りオリジナルにハマりました。実物といまの服を掛け合わせてどうリアルに落とし込むか考えるのが楽しいし、周りの人が僕を見て面白がってくれたらうれしい。一日に4回着替えることもあります。会社の倉庫がクロゼット代わりですよ(笑)」。
A「ダウンより暖かく、コートのようにバサッとはおれるSPECIAL FORCE PCU LEVEL7 モンスターパーカは僕の冬に欠かせない。ブラックやグレーではなく、コヨーテカラーがファッション性がいちばん高いと思っています。この重厚感あるAラインはほかにはないです」。
B「アメカジも好きで最近は’90年代のポロ ラルフ ローレンのシャツを掘ることに夢中。このオレンジシャツは珍しく微起毛していてアメリカ製。ドイツ軍のシャツジャケットは印象派風の茶色の混ざった迷彩なので茶系アウターとオレンジとの“つなぎ”に最適です」。
C李さん自身が手がけるプライベートブランドのパンツはくるぶし丈が特徴。「ウエストにはこれでもかと深いツータックを入れて、裾は短く設定。昔からソックスを少し見せたいんです。ミリタリーの武骨さを薄めるため足元はシャープなNBで街に馴染むようにします」。
ポロ ラルフ ローレンに関するおすすめ記事はコレ!