2022.12.20
最終更新日:2024.03.08

【エルメス特集】大人が選ぶべき2022年新作財布、小物、アクセサリーなど総まとめ

大人にとって、エルメスのアイテムはいつでも特別な存在だ。

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エルメスの魅力

誰もが目にしたことのあるロゴマークにも表れている通り、エルメスは1837年に高級馬具工房として創業された老舗メゾン。品質の良い馬具製品を生み出し続けてきたが、馬車から自動車へと交通手段が移行することを予見し、バッグや財布といった皮革製品の販売・製造事業を主軸とすることに方向転換。そこから現在に至るまで、数多くの人気アイテムを誕生させ、世界中の人々を魅了し続けている。

卓越した職人技と洗練されたデザイン

財布や男性人気の高いクロシェットなど、エルメスは最高級のレザーが使用されていることでも有名。丈夫で永く愛用できることはもちろん、時代を超えて愛されるアイコニックなデザインがエルメスの魅力だ。


エルメスの財布&小物

掲載している情報はオリジナル記事作成時のものです。価格改定や売り切れの場合があります。

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01.HACABOX

《アカボックス》は、エルメス初のバッグ《オータクロア》のクラスプ(留め具)から着想を得た、新作スマホショルダー。22AW メンズコレクションのランウェイショーにも登場して脚光を浴びた。どんなサイズのスマートフォンでも収納できるので、スマホが変わっても長く愛用できるのがうれしい。

シンプルながら“小箱”感を演出するラウンドコーナーのステッチには、職人の技が凝縮されている。内側にカードスロット、外側背面にもDリングが付属し鍵などを取り付けることも。ストラップの長さは調整可能でクロスボディ、シングルと自由にスタイリングが楽しめ、コーディネートのエレガントなアクセントに。縦17.5×横10.3cm。¥685,300



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02.AZAP

「AZAP(アザップ/A Zipper Avec Plaisirの略称)」はエルメスのラウンドファスナー財布のコレクション。2004年の誕生以来、ロングセラーを誇る人気シリーズだ。表と中面ともレザー素材で、シンプルながら実用的。馬の栗毛色から着想を得たブラウンは、内側がイエロー系のビスケットのような色と、絶妙なコントラストも魅力だ。角が丸くなったやさしい長財布は、エルメスのレザー職人ならではの技で、完璧なフォルムと機能美を実現している。

素材は「バーキン」や「エヴリン」など人気バッグにも使用されているヴォー・エプソン。規則的なスモールグレイン(シボのような型押しパターン)のカーフレザーで、やわらかく上品な光沢が特徴。型崩れしにくく、長くきれいな状態で使える。縦11×横20cm コイン1カ所、札入れ2カ所、カードポケット12カ所、フリーポケット2カ所。¥334,400



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03.H SELLIER

会社のIDや交通系のICカードだけを、コンパクトかつスタイリッシュに持ち歩きたいという人におすすめの新作。バッグ《カバセリエ》のような、コントラストの効いたサドルステッチと、両面の隅にあしらわれた《H・アン・ビエ》モチーフの刺しゅうがアクセント。折り畳み構造でコンパクトながら複数の収納スペースを備え、機能美と職人技が光る。コントラストをきかせたライニングで、視認性も高い。素材は深い色合いとドライタッチが魅力的なレザー、ヴォー・エプソン。型崩れしにくく、細かいグレインが型押しされているから傷に強いのが特徴で、スモールレザーグッズに最適な素材。縦9.9×横6.6cm。カードポケット3カ所、フリーポケット1カ所。¥63,800



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04.CITY

上質なレザーの質感が際立つ、無駄のないシンプルなカードケース。両サイドにカードポケットを備え、必要なカードをすっきり携帯することができる。背面にはメゾンの箔ロゴがあり、カード入れのコーナーがカットされるなど、実用性が高くマルチパーパスなデザイン。ブラウンのトーン・オン・トーンはオーセンティックでもあり、モダンにも見える配色。レザーは前出の《Hセリエ》と同じヴォー・エプソンを使用。CITYは2017年に誕生してから、エルメスの人気定番として愛されている。縦8.3×横11.9cm。カードポケット8カ所。¥130,900



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05.HERMÈS OPEN 24

財布を開くと中央にHの文字が浮かび上がる《エルメス オープン24》は、表と裏に異なるレザーと配色を施した二つ折り財布。スポーツバッグのデザインに着想したこともあって、どこかスポーティなムードを携える。コンパートメントを作成するために厚さの異なるレザーを組み合わせた内側は、両サイドにカードポケットがあり、その間に紙幣をはさむスタイル。

表のブルー面はスモールグレインのソフトな質感が魅力のヴォ―・エヴァーカラー、内側のブラック面は型押しを施した光沢のあるヤギ革、シェ―ヴル・ミゾールを使用。シンプルに見えて複雑な構造は、エルメスのレザー職人の精巧な手仕事の結晶だ。縦9.5×横11.7cm。札入れ1カ所、カードポケット4カ所。¥145,200



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06.HERMÈS CLOCHETTE

小さな鐘形のネックレス型キーケース、《クロシェット》が財布になって新登場。開けるのが楽しいフォルムで、蓋側にカードポケット、本体側にはパスポートサイズのメインポケットを備える。複雑な折り返し作業によって折り畳んだときに鐘形がきちんと重なり、ふっくらとしたボリュームに。「Hermès Paris」と刻印されたスナップボタンが、機能と装飾を兼ねる。ほどよい光沢感のシェーヴル・ミゾールは、型押しを施したヤギ革。ランダムなグレインのドライタッチな感触は、時間が経つにつれ艶を帯び、やわらかく変化する。縦15.5×横14×マチ1.5cm。カードポケット2カ所、フリーポケット2カ所。¥114,400



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07.IN THE LOOP

メゾンを象徴するモチーフ《シェーヌ・ダンクル》からインスパイアされたネックポーチ。明るいブラウンレザーにホワイトステッチのコントラストが印象的。ケースのトップからスマートフォンなどが収納できて、フロントポケットには取り外しできる同素材のカードケースも。キャッシュレスなライフスタイルにマッチして、着こなしのアクセントにも最高。レザーはエルメスのシンボル的なヴォー・バレニア。擦ると軽い傷や跡が消える「魔法」のレザーの異名を持つ素材。キメが細かくリッチな手ざわりで、使い込むと深みと光沢が増し、経年変化も美しい。縦21×横12×マチ0.4cm。カードポケット1カ所、フリーポケット1カ所。¥183,700



エルメスのシューズ&時計

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08.MULES

あのエルメスの夏のイチ押しもミュールだ。アッパーはさりげなくブランドモチーフである“H”にかたどられ、しなやかながら耐久性に優れた山羊革を贅沢に使った一足。ラグジュアリーなムードたっぷりだが、踵があいているだけで程よい抜け感が漂う。革靴ほど堅苦しく見えず、サンダルほどラフすぎない。これがまさに今年履きたくなるミュールの代表格。¥108,900



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09.HIGH TOP SNEAKERS

ただおとなしく上品なだけでは満足できないヘルシーな生活を志向する大人のためのマッチング。一見エルメスと気づかない大胆なグラフィティが描かれたホワイトレザーのハイカットスニーカー、よく見るとHERMÈSのアルファベットで構成されているという遊び心あふれる一足だ。ストレッチがきいたセンタークリース入りのナイロンパンツはボッテガ・ヴェネタのもの。ブランドロゴはなく、デザイン要素はサイドポケットの面ファスナーと裾のスナップボタンのみ。ストリートなのにラグジュアリーでクリーン、最高のコンビだ。スニーカー¥154,000



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10.HERMÈS ALSO 78

エルメスのデザイナー、アンリ・ドリニーによって1978年に生まれた「アルソー」は、ケース上部のループ状のラグが大きく、下のラグが小さいという非対称のデザインが特徴。このモデルは、ケースやラグはステンレススチール製で、ベゼルはマット仕上げのチタン。深みのあるグレーでシックにまとめた。ヴォー・バレニアのストラップの柔らかな質感も、この時計を特別なものとしている。クオーツ。SS×Ti。ケース径40㎜。¥412,500



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11.H WATCH

久々着たいモノトーンの服の袖口からは、アクセントカラーではなく馴染みのいい黒で統一された腕時計をのぞかせたい。フィリップ・ムケのデザインにより1996年に誕生し、エルメスのシンボルにもなっている「Hウォッチ」にチタン製モデルが登場。黒サテン仕上げのケース、黒レザーのストラップ、グレーの転写式アラビア数字インデックスが渋く映える黒の文字盤までストイックながら別格の存在感。年月を経ても色褪せない名作を腕に、名著『木村伊兵衛のパリ ポケット版』を眺め’50年代のフレンチスタイルを学ぼう。4月以降発売予定。時計「Hウォッチ」チタン。自動巻き。ケースサイズ30.5㎜×30.5㎜。¥882,200(予価)



エルメスの他アイテム

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12.FLOWER BASE

自分へのギフトといえばエルメスの革小物だった。でも最近は自宅で過ごす時間が増え、身につけるものだけでなくインテリアにも気を遣う余裕が生まれたので今年は花器を。竹籠のようにHモチーフが編み込み模様で描かれ、開口部に向け美しく広がる磁器は洋室はもちろん和室にも馴染む懐の深さ。がんばった自分に花と花器を贈るなんて最高じゃないか。フラワーベース 直径16㎝×高さ31㎝ ¥270,600



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13.THRRE D’HERMÈS EAU GIVRÉE

メンズ香水「テール ドゥ エルメス」コレクションより新たに登場した「テール ドゥ エルメス オー ジヴレー」。肌につけた瞬間香るシトロン、ジュニパーベリー、ティムットペッパーの新鮮なトップノートは、とても華やかな雰囲気。そして時間が経つとともに現れる力強さを感じるミネラルとウッディノート。このふたつのノートが完璧な調和を生み出し、エレガンスと呼ぶにふさわしい香りが誕生する。

“氷に秘められた熱”を感じる今回の香りにマッチするかのようなボトルも見逃せない。原初的な大地(テール)を表現するために、氷から切り出したかのようなフロスト加工を施した。また、ボトルの下部には“H”の文字を刻み、エルメスのクリエーションであることをさりげなく伝えてくる。[オードパルファム]100ml ¥17,600/50ml ¥12,870/15ml ¥4,180 [レフィル]125ml ¥17,600



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14.H24

エルメスの香水「H24」に新たにオードパルファムが誕生した。ベースとなる香りの構成はクラリセージ、ローズウッド、スイセン、スクラレンと変わりはないが、配合のバランスが大胆に異なる。

さわやかでアロマティックな香りが特徴的だった「H24」。配合のバランスを変えるだけで、プレタポルテの生地に選ぶ、軽やかで手触りの良い素材を紡いだ繊維の風合いを感じる香りに生まれ変わった。¥17,600



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15.SUIT CASE

エルメスの最高級レザーを贅沢に使用したスーツケース“R.M.S”はローリング・モビリティ・スーツケースの頭文字から名づけられた。ハンドルを回転させることでロック解除できる独創的な機構、開閉しやすい曲線的なファスナー、すべての航空会社で機内持ち込み可能なサイズなど、エルメスの美学を感じられる機能&デザインを兼ね備えている。最大の特徴はスケートボードのウィールからインスピレーションを得たキャスター。9色から好きなカラーにカスタマイズできる。レザーハンドルにはイニシャルを刻印することも可能。メゾンの遊び心が詰まった一台は旅をもっと楽しくしてくれるはずだ。H55㎝×W35㎝×D20㎝ ¥1,309,000



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16.CLOU DE FORGE

馬具の蹄鉄釘がモチーフになったミニマルかつユニークなフォルムのバングル&リングは、15年ほど前に誕生した「クルー・ド・フォルジュ」コレクションをリデザインした最新モデル。エレガントだけれど、どこか慎ましさのあるジュエリーを、さっとひと差しするだけでいつもの着こなしが上品にブラッシュアップ。バングル¥210,100・リング¥130,900・シャツ¥148,500・デニムパンツ¥133,100





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