欲しい一枚が見つかったら、それと相性抜群の「もう一枚」も買っておく。“コンビ買い”はおしゃれな大人ならもう常識だ。着こなしが複雑になる冬こそ、最強のコンビ買いを押さえておけば安心。迷わず理想のスタイリングが手に入るメソッドをお届けします。
ジャケットには
デニムがいちばんだ
1
CARUSO for BLANDETのツイードジャケット EDWIN FOR MARGARET HOWELLのリジッドデニム
王道にひねりを加えた、玄人業のベストマッチ
老舗・カルーゾ社のツイードジャケットに、光沢ある14.5オンスのリジットデニム。上下でサイズ感を揃えてネイビーの色をリンクさせた。エルボーパッチのいなたさと、洗練されたリジッドデニムとの対比が今っぽい。
ジャケット¥198,000/カルーゾ フォー ブランデット(ブランデット ショールーム&ストア) ジーンズ¥37,400/エドウイン フォー マーガレット・ハウエル(マーガレット・ハウエル) ニット¥42,900/ヘリル(にしのや) シャツ¥30,800/ユーゲン(イデアス) メガネ¥69,300/テン アイヴァン(コンティニュエ) シューズ¥26,400/クラークス オリジナルズ(クラークスジャパン)
2
YLÈVEのウールジャケット SEVEN BY SEVENのブラックデニム
よそ行き感のある上質なリラクシングコンビ
オーバーサイズのジャケット+ワイドデニムのリラックスムード漂うコンビ。サイジングだけでなく、タテ糸とヨコ糸をともに黒で織ったブラックのデニム地と、光沢のあるベージュのウール地を合わせた品のよさがポイント。真逆の素材とカラーの掛け合わせが今どきのバランス。
ジャケット¥82,500/イレーヴ ジーンズ¥28,600/セブン バイ セブン(サカス ピーアール)
3
HEUGNのコーデュロイジャケット LEVI’S® VINTAGE CLOTHINGのウォッシュドデニム
いつものアメカジコンビを現代的にアップデート
コーデュロイジャケットにデニムという鉄板スタイルを、今どきのシルエットでたしなむ。ユーゲンのジャケットは、肩が落ちたオーバーサイズ。そこにリーバイス501® Shrink-to-Fit™の細身ストレートを合わせれば、見慣れたアメカジが洗練されて最高のマッチングに。
ジャケット¥101,200/ユーゲン(イデアス) ジーンズ¥35,200/リーバイス® ビンテージ クロージング(リーバイ・ストラウス ジャパン)
4
AURALEEのストライプジャケット A.P.C.のワイドフィットデニム
懐かしさあるレトロシックな雰囲気がマッチ
ワイドテーパードがかった’90年代風のウォッシュドブルーデニム。同じくレトロな雰囲気でマッチするのがオーラリーのシャープな一着。コンパクトな設計で、杢糸で表現した繊細なストライプが上品だ。
ジャケット¥92,400/オーラリー ジーンズ¥30,800/アー・ペー・セー(アー・ペー・セー カスタマーサービス) ニット¥29,700/カル カットソー¥19,800/アクネ ストゥディオズ(アクネ ストゥディオズ アオヤマ) シューズ¥27,500/サロモン(サロモン コールセンター)
5
WEWILLのテーラードジャケット LENOのルーズテーパードデニム
オーバーシルエット同士を、知的に着こなす
ゆったりとしたWEWILLのジャケットは極細のウールを使用したフラノ素材。ワイドテーパードのリノのデニムは’60年代の織り機で仕上げたヴィンテージライクな一本。細かいチェックシャツをタックインすることで、インテリジェントに着こなした。
ジャケット¥78,100・カットソー¥14,300/WEWILL ジーンズ¥31,900/リノ(グッドスタンディング) シャツ¥24,200/ユニバーサル プロダクツ(1LDK) シューズ¥6,600/コンバース(コンバースインフォメーションセンター)
Hair&Make-up:Yosuke Akizuki
Stylist:Shun Katakai[tsujimanagement]
Model:Yoshiaki Takahashi
Text:Takako Nagai