機能性にも優れ、デザイン性も高く、オンオフ使え汎用性も高い。そんな大人の悩みやツボを押さえたおしゃれなバックパックを紹介する。
01. 大人のバックパックを選ぶポイント3つ
収納力に優れ、両手が自由になるフットワークの軽さから人気を集めるバックパック。大人男子が選ぶなら次の3つのポイントを押さえておきたい。ひとつは「機能性」。軽量性や防水性、多彩なポケットを備えるなど、使い勝手の良さは言うまでもなし。ふたつめは「汎用性」。ブラックやネイビーなどシックな色使いのプレーンなルックスを選べばオンオフ問わず重宝する。最後はきらりとセンスが光る「デザイン性」で個性を主張。そんな三拍子揃ったアイテムこそ大人にふさわしい。
02. 大人がバックパックを使うメリット
自由度の高さもさることながら、バックパックの魅力といえば何と言っても「大容量」。A4書類が無理なく収まる広いメインコンパートメントに加えて、PCやタブレットを収納できるPCスリーブや、バッグ内外に多彩なポケットが充実。仕事道具からジム通いの荷物までまとめて収まる高い収納力を誇る。近年ライフスタイルが変化し、移動手段に徒歩や自転車を選ぶ人が増え、買い物にはマイバッグが必要になった。優れた収納力と機動力を併せ持つバックパックこそ、現代の生活スタイルにマッチする。
03. 定番から選ぶ
※掲載している情報はオリジナル記事作成時のものです。価格改定や売り切れの場合があります。
01. ルイ・ヴィトン|クリストファー PM
レザーベルトのあしらいが堅牢なハイキングバッグを彷彿とさせる。2004年の秋冬メンズコレクションに登場して以来、ルイ・ヴィトンのアイコンバッグとしてテキスタイルを変えながら展開される「クリストファー PM」。モノグラム・エクリプス キャンバスのブラックと色を反転させたリバース キャンバスの都会的なコンビネーションは2020年から継続展開される人気カラー。縦44×横38×マチ21cm。
02.プラダ|リ ナイロン×サフィアーノレザー バックパック
80年代に革新性の象徴として、いち早くナイロンをモードに取り入れたプラダ。トライアングルロゴのついたナイロンバッグは実用性も兼ね備え、メゾンのアイコンとして展開されてきた。中でもこの定番バックパックは、大きすぎず“ちょうどよい”サイズ感と収納の充実ぶりで№1バッグの呼び声が高い。現在はイタリアのアクアフィル社とのパートナーシップのもと、すべてのバージンナイロン製品を「リナイロン(再生ナイロン)」に切り替えた。トラッド感のあるネイビーは2022年春夏の新色。縦45×横27×マチ17cm。
03.ディオール|CD ダイヤモンド ヒット ザ ロード バックパック
アーカイブを再解釈して現代に蘇らせる名手、キム・ジョーンズ。今季はディオールのアーティスティック ディレクターとして25年以上に渡り活躍したマルク・ボアンが、1974年にデザインした「CD ダイヤモンド」を新たなアイコンモチーフとして新作バッグに。オーガニックテキスタイル世界基準認証を受けたコットンキャンバスにシルクスクリーンで柄を入れることで、奥行きとレリーフ感のある仕上がりを実現。縦51×横43×マチ20cm。
04.カリマー|コミューター M
登山リュックでアウトドアブランドとしての地位を築いたカリマーが、本気のビジネスバッグをリリース。ビジネスでの移動、携行、収納のストレスがないバックパック型で、スーツに合せやすいオールブラックのポリエステルツイル素材。ロゴが同色で目立たないのも上品だ。フロントポケットの内装には抗菌・抗ウイルス加工技術ViralOff®(バイラルオフ)を施した。縦46×横30×マチ17cm。
05.ポーター|センシズ バックパック
ポケットを7個も備え、ボンディング加工されたナイロンを採用。ハーネス部分にαゲルを内蔵するなどポーターらしいこだわりの作りがポイント。白檀を主成分とした匂い袋付き。縦45㎝×横30㎝×マチ15㎝
06.グレゴリー|エブリデイ PFM
最大の特徴は、グレゴリーのテクニカルパック用に開発された3D フォーム・バックパネルシステムを採用している点。3D フォームを使った多層フォーム構造により、背中とパックの間にすき間をあけ、パックを背負った状態でも空気の流れを確保し、高い通気性と快適なフィット感を実現している。これにより、暑い日に悩まされることが多い背面の蒸れを大きく軽減できるのだ。全体のデザインはそのまま踏襲しているのでファッション性も抜群。街でもアウトドアでも大活躍してくれるはずだ。縦45×横29×マチ16㎝
04. 機能性で選ぶ
01.バッグジャック|トラベラーバッグ S ノーフロントポケット
場面や用途に合わせてリュック、ショルダー、手持ちに変身する。三辺ジップで出し入れがしやすく、大容量かつ防水仕様なので旅や出張にもぴったり。縦38㎝×横29㎝×マチ13㎝。
02.モノリス|バックパック ソリッド プロ S
2020年秋にデビューして丸の内、青山に直営店をオープン。快進撃を続けるモノリスは、大手ランドセルメーカーのセイバンが立ち上げた次世代のスタンダードを提案するバッグブランドだ。王道のデザインをベースに、ロゴや装飾を最小限に抑えたミニマルなルックス、外装に反して内側の収納が驚異的に充実しているのも魅力。スペックに応じて、スタンダード、オフィス、プロと段階的に展開され、選びやすい。縦43×横33×マチ16cm。
03.アークテリクス|マンティス 16 バックパック
「マンティス」はアウトドアと街でシームレスに使えると大人気のシリーズ。中でもバックパックはPC収納なども充実して、ビジネスシーンで利用する人も増えている。この秋は表側の記事をリサイクルポリエステルに変え、また環境に配慮したFC0 DWRの撥水加工でアップデート。継続の26Lサイズはリデザインされ、新たにコンパクトな16Lが登場! グレー系やネイビー系やブラックの展開も。
04.モンベル|アウルパック
タウンユースを前提として開発されたモンベルのアウルパック。本体にはバリスティックナイロンのリップストップ素材を用いて頑丈に仕上げている。メイン収納部にはクッション入りでストラップで固定できるPCポケットを装備。さらに、A4サイズの書類をはじめ、手帳や財布を効率的に収納できるオーガナイザーも備えているため、ビジネス用途にも最適だ。
05.ヘリーハンセン|スカディ 32
「スカディ」はヘリーハンセンのアウトドアバックパックの定番シリーズ。アウトドアフフィールドに必要な機能性を、北欧ブランドらしいスマートなデザインに落とし込んだ上級モデルだ。それを物語るのがセンターのヒドゥンデイジーチェーン。文字通りスリットの間にデイジーチェーンを入れ込み、引き出す仕様。背面のウエストベルトも本体に収納できるなど、随所に光るアイデアが。縦52×横34×マチ18cm。
06.パタゴニア|ブラックホール MLC 45L
パタゴニアの定番ブラックホールバッグは業界初のリサイクルTPUを使用。ほとんどの航空会社の機内持ち込み基準を満たすサイズで、バックパック、ショルダーバッグ、ブリーフケースになる3WAY仕様も魅力。縦56㎝×横36㎝×マチ19㎝。
05. デザインで選ぶ
01.リュニフォーム|ハイキングバッグ X マッキントッシュ
フレンチブランドらしいシンプルで洗練されたキャンバスバッグが人気のリュニフォーム。軽くて丈夫なキャンバス生地とフルグレインのカーフレザーのみで作られるタイムレスなデザインと、配色を自由にカスタムできる豊富なカラーバリエーションが特徴だ。機能性と耐久性に優れ、サステナブルな加工により防汚性と撥水性を備えたキャンバス生地は洗濯も可能。タフな作りとなっている。横36×縦42xマチ15cm。
02.ポーター|「となりのトトロ」×ポーター デイパック
昨年、大好評を博したポーターと宮崎駿監督の名作アニメーション「となりのトトロ」が再びコラボレーション。今回は、サツキとメイが夢の中でトトロと出会う「夜の森」のシーンをプリント。アイテムの中を覗き込むと、トトロのお腹にしがみついて夜の森を風となって吹き抜けるサツキとメイの姿が。バッグ表面のファーはふんわりとやさしい触り心地で、トトロの大きなおなかをイメージした。幅31×縦41.5×マチ16cm。
03.ルイ・ヴィトン|ディスカバリー・バックパック
2010年大会から、FIFAワールドカップのトロフィー用トラベルトランクを制作するなどのパートナーシップを築いてきたルイ・ヴィトン。今回のカタール大会では、ダミエのシグネチャーを使用したアイテムに加え、ゴールネットにインスピレーションを得たモノトーンのレザーグッズが登場する。レザーにエンボスされたゴールネットのモチーフは、スポーティな雰囲気を漂わせつつ、さりげなくサッカーファンであることをアピールできる。