梅雨、猛暑、遊びに帰省、あれもこれも買わないと。スタイリスト池田尚輝さんと片貝俊さんが自信をもってセレクト、物欲だらけのあなたの背中を押す2カ月分63アイテムがラインナップ。さて今日はどんな言い訳で買い物しようか?
AUG.11(木)
THE NORTH FACEのギアベスト
山の日にはギアベストを装着して、登山に誘われ待ち
「ガチなギアベストですが、文化系男子としてはファッションとして活用しつつ登山にも誘われ待ちという二段構えの作戦」(片貝)。大小10個のポケットを備えたザ・ノース・フェイスのベスト。ダーツ入りポケットや貴重品を収納できるジッパー付きポケットを装備。¥27,500/ザ・ノース・フェイス(ザ・ノース・フェイス オルター)
AUG.12(金)
Yohji Yamamotoの白シャツ
お盆の帰省に備え、きちんと見える白シャツを追加
「お盆には、日本ブランドの白シャツを着て背筋を伸ばしたい。家族に会うきちんと感は確保しながら、自分らしいクセを主張させつつ帰省できます」(池田)。ヨウジヤマモト定番のブロード生地に洗いをかけ、程よくカジュアルダウンしたロング丈シャツ。¥36,300/ヨウジヤマモト(ヨウジヤマモト プレスルーム)
AUG.13(土)
AetaのナイロンボストンバッグL
部活を思い出すレトロな丸型ボストンで地元へ帰ろう
「この簡素なデザインは、学生時代の部活の日々が思い起こさせられてノスタルジック。ただし軽くて耐久性の高いナイロン素材や、ハンドルのレザー、装飾のないオールブラックとあくまで大人仕様なのがいい」(片貝)。大容量で、数泊の帰省にはこれ一つで問題なし。縦33㎝×横73㎝×マチ33㎝ ¥25,300/アエタ
AUG.14(日)
WEAREALLANIMALS×GRATEFUL DREADのタイダイT
タイダイ柄って汗ジミが目立たないよね
「無地T頼みも限界なので、思い切ってタイダイ柄を投入。多色使いではなく単色なら意外と大人に似合います」(池田)。2021年オープンのセレクトショップ、ウィーアーオールアニマルズとグレイトフルドレッドのコラボ。手作業で染めた個体差も味。¥8,250/ウィーアーオールアニマルズ×グレイトフルドレッド(WEAREALLANIMALS)
AUG.15(月)
Hender Schemeの2WAYキャップ
セミを帽子でとって、そのまま持ち帰れる
「エンダースキーマのかわいげあるチューリップハットは日焼け対策はもちろん雨天時にも活躍しますし、アジャスターを絞ると巾着になる便利なアイテム。珍しい虫を見つけたら捕獲も可能です」(片貝)。3レイヤーのナイロンを使用し、裏面にはシームテープ加工が施される。¥17,600/エンダースキーマ(スキマ 恵比寿)
AUG.16(火)
YAECAのイージーパンツ
実家の畳で過ごす時間も快適になりそう
「タイパンツのようにウエストひもを縛るだけの楽なデザインで、シワも味になる播州織生地は実家の畳で過ごすのにぴったり。奄美大島の泥染めで染め上げたナチュラルな色も、自然であふれた地元に馴染みそう」(池田)。旅を想定した素材“traveller”で仕立てられたヤエカのイージーパンツ。¥55,000/ヤエカ ライト(ヤエカ)
AUG.17(水)
ALTUS mountain gearのマウンテンパーカベスト
新幹線や飛行機でお腹を冷やさないために
「クリーンに真っ白で、ハーフジップ仕様がおしゃれ。白Tとワントーンでレイヤードしても爽やかです。移動中の新幹線や飛行機の冷房に備えつつ、人とかぶりたくないあなたへ」(片貝)。カナダで熱烈に支持されるアウトドアブランド、アルタス。フードは襟に収納可能。¥14,300/アルタス マウンテン ギア(グーニー PR)
Stylist:Naoki Ikeda Shun Katakai[tsuji management]
Composition&Text:Takako Nagai