夏休みを目前に、半袖トップスを買い足したいという人も多いはず。そこで秋モノの新作と通年展開の定番を中心に、これから買って損はない「半袖」をピックアップ! 大人の定番「ポロシャツ」はTシャツ感覚で着られて、襟がついているからきちんとしても見える。間違いなしの最強トップスだ。
JOHN SMEDLEY|RYLAND
軽くて薄い生地感の鹿の子編みポロ
シーアイランドコットンのハイゲージニットポロのイメージが強いジョン スメドレーだが、実は鹿の子編みタイプも展開している。「RYLAND(ライランド)」は定番ニットポロ「KIERAN(キーラン)」と同じ型で、盛夏向きの軽い鹿の子地を採用している。裾と袖にリブを採用し、鹿の子素材でもドレッシーなルックス。しかもシーアイランドコットンだから着心地は別格だ。
ゆとりをもたせたシルエットの「モダンフィット」シリーズのもので、今っぽくクリーンに着こなせるのがうれしい。このブランドらしい深いブルーは、ホワイトジーンズでモッズライクに着こなすもよし、ネイビースラックスでモダンなワントーンを狙うもよし。
LACOSTE|L.12.64
王道定番は涼感を誘う杢ブルーで鮮度UP
『L.12.64』は永久定番と名高い『L.12.12』を、杢糸で風合いよく表現したアッシュスタイルのポロシャツ。リラックス感のあるクラシックフィットは、トレンドに左右されないスタンダードシルエット。コーディネート次第できれいめにも、ストリートライクにもイメージを変える。
霜降りブルーは見た目にも涼感があり、合せる色を選ばない。ワイドバギーにタックインでベルトをアクセントにするような着こなしにもスッとなじむ。もちろんショーツにスニーカーという休日カジュアルも、このアッシュカラーのポロシャツなら品よくモダンにまとまる。
visvim|JUMBO WELLER S/S DMGD
ダメージ加工で古着ライクなルックスに
ヴィンテージ感のあるルックスのポロシャツを探しているなら、ビズビムの秋の新作がおすすめ。ドライタッチでハリのある鹿の子生地のポロシャツを製品染めして、ダメージ加工によってムラのある古着のような表情に。鯉のぼりとPeerless(比類なき)の文字を組み合わせたワンポイントがビズビムらしい。
やや肩の落ちたリラックスシルエット。バックネックのステッチもアイコニックだ。珍しい2つ孔の牛骨ボタンを採用している。手仕事の感覚を大切に、オーセンティックを追求するビズビムならではの、着こむほどに風合いが増して愛着も湧く一着。
SUNSPEL|Q75 RIVIERA POLO SHIRT
007のためにつくられた品のいいポロシャツ
リヴィエラ・ポロシャツは、『007 カジノ・ロワイヤル』の6代目ジェームス・ボンド、ダニエル・クレイグのためにつくられたストーリーのある定番だ。実用的な胸ポケットを配し、ロゴなどは省いたミニマルでモダンなデザイン。英国ノッティンガムのレース織機で編まれる、軽くて通気性に優れたコットンメッシュ素材を採用して、エレガントなムードをまとわせた。
一年を通して展開される定番は、シーズンの立ち上がりには新色も多数登場するが、万能のホワイトをまず手に入れたい。カジュアルボトムの格上げはもちろん、ジェームス・ボンドよろしく、ジャケットのインナーに合せるのもスタイリッシュ。
BEAMS|Reversible Polo Shirt
一枚で無地とボーダーが楽しめるリバーシブル
無地とボーダーが一枚で楽しめる画期的ポロシャツ。リバーシブルにするためにフロントはドットボタンを採用。両面ともジャージー素材で、ドロップショルダーのルーズシルエットだから、ストリート感の演出にぴったりだ。
無地面は襟にラインを入れることで、ユニフォーム感を添えた。ボーダー面はラインが単色でなく、ホワイトとグレーの2色使いが今っぽい。無地面はモノトーンでモードに、ボーダー面はルーズジーンズでスケーター風にと、気分やスタイリングに合わせて着回せるのが優秀。
「ポロシャツ」についてもっと見る
サンスペル 表参道店 TEL:03-3406-7377
ビームス 原宿 TEL:03-3470-3947
ラコステお客様センター TEL:0120-37-0202
リーミルズ エージェンシー TEL:03-3794-4037
Stylist:Takumi Urisaka
Composition & Text:Hisami Kotakemori