毎年変わらず買い物をしているように見えるあの人も、少しずつ選ぶアイテムが変わっていたりするもの。この夏買った私物をもとに、今の気分を聞いてみた!
1.素材やフォルムで色気を出したい 2.短靴はカジュアルに 3.スニーカーはクラシカルがいい
AF.lli Giacomettiのサイドゴアブーツ
BCALMANTHOLOGYのテッズシューズ
Cadidas Originals by Wales Bonnerのスニーカー
パンツのシルエットがワイドからスリムに移行したことにより、革靴を合わせる機会が増えました。フォルムや素材に色気がありつつ、デニムにも合わせられるカジュアルな足元が今の気分。フラテッリ ジャコメッティのブーツは光沢のないヤギ革に男らしい色気を感じます。カルマンソロジーのテッズシューズは、王道なキレイめ。これに抑えで一足、カジュアルで動きやすいスニーカーをラインナップ。クラシカル&レトロで、スラックスなどのキレイめパンツと合わせています。
1.履きやすさよりもデザイン性 2.色味とデザインは大胆に 3.体格に合うボリューム感
DIysoのAcumik
ENew Balanceの992 NB1
FNikeのAir Force 1 low x LC23
スニーカーはトレンドよりもデザイン重視ですが、昨年は毎日履けるスタンダードな靴ばかり購入していました。今年はまた反動でデザイン性の強い“アートな”スニーカーが気になります。Nike Air Force 1 low x LC23は、本棚に飾っているほど。New Balance 992 – NB1 Multicolorは、とびきりカラフルな色で夏にたくさん履きたい。オールホワイトが潔いIysoは使い勝手抜群。また身長188㎝と体格がいいぶん、ボリューム感があるものがしっくりきますね。
1.スラックスに合うかが基準 2.明るめの色で足元に遊びを 3.柄&ディテールにひとひねりあるものを
GDIMISSIANOS & MILLERのレザーサンダル
HLe Yuccaʼsのタッセルサドルローファー
IVansのChukka Made in USA 90s
デニムからスラックスメインに移行したのに伴い、足元も変化。どれもスラックスに合わせることを前提とし、シブく見えすぎないように明るめの色を選ぶように。ペニーローファーとタッセルの融合が珍しいレユッカスは、ブランデーカラーのコードバンが新鮮。ディミッシアーノ&ミラーのサンダルは、アッパーは馬革、ソールは牛革をクリーム色に手染めしたもの。ヴァンズはグレンチェックで、トラッドスタイルのハズシアイテムとしてそれぞれ重宝しています。
1.老舗ブランドの革靴は王道をハズす 2.どんなスタイルにも合う万能シルエット 3.意外性のあるコラボレーションも楽しみたい
JJ.M. WESTONの501
KNAMACHEKO×Enzo Bonafeのダービーシューズ
LJOHN LOBBのLOPEZ
最近は、他人の目を意識せず、自分の目線で“本当に好きなもの”だけを選ぶように。足元もわかりやすいハイプなスニーカーではなく、玄人好みな革靴へ。かつ老舗ブランドの定番品ではなく、ちょっとクセがあるものを選んでいます。もちろんどんなスタイリングにも馴染む、バランスのよさも重要です。NAMACHEKOとEnzo Bonafeのコラボや、J.M. WESTONのアップサイクルプロジェクトから生まれた一足、JOHN LOBBのシボ革×スエードが珍しい一足など、“変化球”を楽しんでいます。
Text:Sayako Ono