2022.07.17

リーバイス®︎、エドウイン…白Tに合わせたい大人の「夏デニム」8選

白T&ブルージーンズという王道アメカジが、この夏の気分! そこで、暑い季節に涼感を添える淡いブルーやライトオンスのジーンズを「白Tに合せたい」という視点でピックアップしてみた。

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Levi’s®︎ Red|LR 550™

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パンツ¥14,300/リーバイス®︎ レッド(リーバイ・ストラウス ジャパン)

80’sムードが漂うリラックスフィットが気分

1985年に登場したLevi’s® 550™リラックスフィットジーンズを、クラシックを現代的に再解釈するLevi’s® Red™レーベルからリリース。古着市場でも人気上昇中のモデルに、シンチバッグ(尾錠)や歪んだステッチを取り入れ、ウォッシュ加工で古着のようなリアル感を追求した。



80’sがファッションシーンで脚光を浴び、ペグトップ(ヒップや腰回りはゆったり、裾にかけて細くなる形)ジーンズがリバイバルする中、LR 550™はまさにその雰囲気を持つ。ウエストをギュッと絞ってはく今どきのスタイルにもばっちり似合う。この淡い色落ち感も80’sムードだから、ぜひ白Tをタックインして着こなして。


nanamica|Denim Wide Pants

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パンツ¥27,500/ナナミカ(ナナミカ 代官山)

クラシックなトラウザーを機能的素材で夏向きに

40年代のUSアーミーのチノトラウザーズをベースにした、トラッドなワイドテーパードデニムパンツ。90年代初頭にヒットしたデニムスラックスを彷彿とさせるルックスだが、もちろんナナミカ流に快適にアップデートされている。注目すべきは、緯糸に「カバーリングコアヤーン」を使用している点。



ポリエステル芯にコットンを巻きつけた「カバーリングコアヤーン」はコットンの風合い&肌ざわりながら、速乾性が高い機能的な糸。デニムのウォッシュ感などが、そのまま楽しめるのが利点だ。股下にはクライミングパンツのようなマチも付き、アクティブに動けるのも特筆。


KURO|ANDERS WASH 001

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パンツ¥26,400/クロ(クロ ギンザ)

レディースデニムを起点にした美シルエット

メイド・イン・ジャパンで展開するデニムに定評のあるクロ。ANDERS DENIMはトレンド感のあるペグトップスタイル。レディースデニムからデザインをスタートすることで、美しいシルエットを実現した。ドーナッツボタンやレザーパッチ、ステッチワークなど、デニム通をうならせるディテールを備えているのがクロらしい。



また通常は赤ミミのデニムをANDERSはうっすらとしたピンクにすることでヴィンテージ感をアピール。12オンスのデニムはインディゴ部分を浅く残すことで、カジュアルすぎないルックスに。フェイド感のある大人のジーンズに仕上げた。


ENGINEERED GARMENTS|Fatigue Pant

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パンツ¥29,700/エンジニアド ガーメンツ

ライトオンス&イージー仕様のロングセラー

アップデートしながら20年以上のロングセールスを誇る、USアーミーのファティーグパンをベースにした定番。デニム素材もラインナップされており、シャツ地に使われる8オンスを採用している点が秀逸だ。薄くて軽く、ウエストはドローストリングで調整できるイージースタイルだから、とくかくラクチン。



ファティーグパンツを象徴するL字ポケットの左内側に、ファスナーポケットを付けているのもエンジニアド ガーメンツらしいアレンジ。裾にかけてテーパードした万能シルエット、ワンウォッシュの軽いはき心地は、EGファンならずとも虜になる。


HERILL|HL DENIM SPLASH TUCK 4PK

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パンツ¥47,300/ヘリル(にしのや)

アートピースのようなハンドペイントが魅力的

ときに古着屋で美しいペイント汚れのデニムに遭遇することがあるが、そんな心躍るデニムをヘリルがつくっている。はきこまれた古着のように色落ちしたジーンズに、一点一点手作業でペイント加工をすることでこのクオリティを生み出した。手仕事だから個体によってペイントの飛び散り具合が違うのも古着っぽくてそそられる。



素材にこだわるヘリルらしく、デニムは肌当たりやはき心地にこだわったオリジナル生地。ワンタックで裾にかけてテーパードのきいた80’s風のシルエット。白Tに合せるだけで、アーティストのような空気感をまとえる、稀有なジーンズ。


MACKINTOSH|TARVES DENIM WIDE TROUSERS

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パンツ¥33,000/マッキントッシュ(マッキントッシュ青山店)

ワークパンツをモダンなスラックスに昇華

2プリーツの流れるようなストレートシルエットが美しい「TARVES(ターベス)」。ヨーロッパのワークパンツを、サイドのハンマーポケットやバックのパッチポケットのディテールはそのまま、ワイドテーパードのスラックス風にアレンジしたモデルだ。12.5オンスのデニムをワンウォッシュした、明るいブルーがマッキントッシュらしい。



白Tをタックインするだけで、クリーンなデニムスタイルを叶える。ビッグTにキャンバススニーカーを合わせれば90’sスケーターのルックスに。独特の色みとモダンなシルエットでマルチにはきこなせるのが優秀。


EDWIN|RV REBEL VINTAGE STRAIGHT PANTS

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パンツ¥16,500/エドウイン(エドウイン・カスタマーサービス)

色落ちとほどよいダメージ感のバランスが最高

リアルなヴィンテージ加工技術でシーンを牽引してきたエドウイン。2004年に登場して話題を呼んだ『RV(REBEL VINTAGE)』を、ブランド誕生60周年の記念アイテムとして限定で復刻。ヒゲやアタリはもちろんオイル染みやペイントなど、当時は熟練の職人でも1日5本ほどしかできなかったリアルなダメージ感を、現在は最新のレーザー加工機などを使い環境や職人への負荷を軽減して実現している。



エドウイン独自のサステナブル素材 CO:RE デニムは、経糸に節のあるロングスラブ糸を入れることで古着のようなタテ落ちを実現。股上深めのレギュラーストレートが、今のトレンドとシンクロしてコーディネートしやすい一本に。インチアップしてウエストを絞ってはくスタイルにもフィットする。縫製や加工は秋田で行われているメイド・イン・ジャパン。


ANATOMICA|618 ORIGINAL

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パンツ¥30,800/アナトミカ(アナトミカ 東京)

細身&クリーンな着こなしにはこのワンウォッシュ

ワイドやテーパードが主流の今、品のいいストレートジーンズを探しているならアナトミカが頼りになる。定番の618 JEAN’Sシリーズは、黄金比(1:1.618)のように美しいシルエットがモデル名の由来。USネイビーの作業パンツに着想した、サイドに縫い目のないシームレス仕様がスマートなルックスを実現している。



写真の618 ORIGINALは昔ながらのストレート。デニム生地は50年代の先鋭的デニムブランドが採用していた左綾デニムを、618のためにオリジナルで開発。通常のデニムよりも光沢感があって、タテ落ちも美しく出るのが特徴だ。白Tにローファーのようなトラッド感のある着こなしがおすすめ。



アナトミカ 東京 TEL:070-3144-0378
エドウイン・カスタマーサービス TEL:0120-008-503
エンジニアド ガーメンツ TEL:03-6419-1798
クロ ギンザ TEL:03-6274-6257
ナナミカ 代官山 TEL:03-5728-6550
にしのや TEL:03-6434-0983
マッキントッシュ青山店 TEL:03-6418-5711
リーバイ・ストラウス ジャパン TEL:0120-099-501

Photos:Naoki Seo
Stylist:Takumi Urisaka
Composition & Text:Hisami Kotakemori

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