ひと言で「定番」と言っても、シルエットやディテールがアップデートされていたりサイズ展開が増えていたり今年には今年の楽しみ方がある。そして誰もが知るブランドのクラシックなアイテムこそ、着方次第で大きく差がつく。ここでは文化系男子7人が7つの定番アイテムを私服ミックスで自由に着こなした。さてあなたならどう着ますか?
CDGワイドパンツ
気負わずはけるホワイトパンツは 「思いきって全身白で楽しみたい」
吉元守之さん
大工
シーズナルアイテムで構成され、定番モノ自体が珍しいコム デ ギャルソンの中で、CDGのホワイトパンツは数年前から継続展開される貴重な存在。それだけ完成度の高い絶妙なワイドシルエットで裾にかけて少しテーパードがかかり、軽く動きやすいポリエステル素材。もちろん洗濯できて暑い季節も清潔に保てる。白パンに求める条件を満たした名品だ。「まぶしいくらいの白なので、白Tと合わせて作業着っぽく全身白に挑戦したい。胸にワンポイントがあれば親近感が出る気がします」。
パンツ¥33,000/CDG(コム デ ギャルソン) その他/私物
NIKEエクスクルーシブ スイムショーツ
スウッシュのきいたスイムショーツを 「直球サーフスタイルにまとめたい」
清水 駿さん SNSマーケティング
フリークス ストアが別注した、リサイクルナイロン生地を使用しサステナビリティに配慮したシンプルなスイムショーツ。肌離れのいいメッシュの総裏地で両サイドポケットと水抜き付きバックポケットが施され、海やプールはもちろん、街着としても十分活躍する。「ナイキのスウッシュ刺繡は小さくても存在感があるので、ハズシとして使うより(国内ブランドの)チアフルウェンズデーのマルチボーダーロンTとOAOのハイテクシューズで、潔くスポーティにはきました」。
スイムショーツ¥6,985/ナイキ(フリークス ストア 渋谷店) その他/私物
GRAMICCIガジェットショーツ
タフで機能的な新定番ショーツは 「青を合わせてユースフルにはきたい」
田中利栄さん On 営業
今季、クリエイティブディレクターとして、ステューシーやカーハートで手腕を振るったステファン・ウェンドラーを迎え入れたグラミチ。’80〜’90年代の原点に立ち返りアウトドアとストリートがいいあんばいでミックスされた1stコレクションから、新定番となるガジェットショーツを。前身頃から後ろ身頃にかけての大きなポケットが特徴で、がっしりしたコットンキャンバス地がクール。「ユーゲンのバンドカラーシャツやオンのスニーカーで青を効かせて、爽やかな印象になるよう心がけました」。
ショーツ¥9,900/グラミチ(インス) その他/私物
Hair:HORI[bNm]
Styling Support:Takeshi Toyoshima