英国靴の老舗「チャーチ」とストリートブランドの「オフホワイト」が2度目のコラボ。名作靴の「CONSUL(コンサル)」をベースに据えた内羽根仕様の革靴が、6月29日(水)から発売される。大胆に空けられた大きな穴を、スタイリングでどう料理する?
![英国靴の老舗「チャーチ」と「オフホワイトの画像_1](https://img.webuomo.jp/article/parts/image/archive/227213/2022_06_0_20002000_Off-White-co-Churchs_4.jpg)
![英国靴の老舗「チャーチ」と「オフホワイトの画像_2](https://img.webuomo.jp/article/parts/image/archive/227213/2022_06_2_20003000_Off-White-co-Churchs_6-scaled.jpg)
イングランド中東部に位置する「靴作りの町」、ノーサンプトンで1873年に創業した正統派の英国靴「Church’s(チャーチ)」と、故・ヴァージル・アブローが2013年に設立したストリートブランドの「Off-White™(オフホワイト)」(※現名称)が2度目のコラボ。
「チャーチ」が誇るアイコンシューズである「CONSUL(コンサル)」をデザインベースに据えた内羽根仕様の革靴が、6月29日(水)から発売される。
![英国靴の老舗「チャーチ」と「オフホワイトの画像_3](https://img.webuomo.jp/article/parts/image/archive/227213/2022_06_1_12001600_Off-White-co-Churchs_1.jpg)
本コラボ「Off-White™ c/o Church’s」の第2弾でデザインベースとして採用された「コンサル」は、1945年に登場した内羽根靴として世界的に有名。
日本語で「コンサル=領事」を意味する名作靴は、イギリスの政治家たちの多くがオックスフォード(内羽根)シューズを履いていたことから名付けられた。
ハイソサエティへの憧れとリンクする「チャーチ」の歴史における重要なマイルストーンが、今回のコラボで新たな境地へと昇華したのだ。
![英国靴の老舗「チャーチ」と「オフホワイトの画像_4](https://img.webuomo.jp/article/parts/image/archive/227213/2022_06_3_20001500_Off-White-co-Churchs_7.jpg)
これは、故・ヴァージル・アブローが生前に思い描いていた「流星群(Meteor Shower)」のテーマをオリジンとする、ブランドのインスピレーション源でもある。果たして、「オフホワイト」ならではの発想で流星のイメージを「コンサル」と共振させた帰結は、シューズのボディ全体に施された円形の「穴」だった。
![英国靴の老舗「チャーチ」と「オフホワイトの画像_5](https://img.webuomo.jp/article/parts/image/archive/227213/2022_06_4_1200900_Special-Events_202203.jpg)
ちなみに、本コラボは今回で2回目。今年3月に発売された「Off-White™ c/o Church’s」第1弾のコラボベースとして採用されたモデルは、1953年に発表された名作靴の「Burwood(バーウッド)」。
従来のブラウンスエードからブラックのブラッシュドカーフスキンにアッパーを刷新し、シューズの外側には引用符のモチーフである「Special Events」の白文字がスクリーンプリントされていた。
![英国靴の老舗「チャーチ」と「オフホワイトの画像_6](https://img.webuomo.jp/article/parts/image/archive/227213/2022_06_5_15002000_Off-White-co-Churchs_8.jpg)
ヴァージルの哲学である「Question Everything」(すべてを疑え)に根差した先進的な精神と、英国を代表するシューズブランドの矜持であるクラフトマンシップが融合した本コラボ。確かに高額ではあるが、もう二度と出会えないかもしれない。
![英国靴の老舗「チャーチ」と「オフホワイトの画像_7](https://img.webuomo.jp/article/parts/image/archive/227213/2022_06_6_20001500_Off-White-co-Churchs_9.jpg)
裾野は広く、幅広いスタイルに足跡を残す最上質のオックスフォードシューズとして、今まで革靴とは縁遠かった大人男子にもお勧めしたい。