関東も梅雨入りして天気がぐずつく日が増え、防水・撥水アイテムが気になる今日この頃。GORE-TEXをはじめ、軽量、パッカブルなど持っていれば梅雨はもちろん、夏のフェスでも活躍間違いなしの便利なアウターやパンツをピックアップしてみた!
01:NORRONA|falketind Gore-Tex Paclite Jacket
実力派北欧ブランドのワントーンGORE-TEXジャケット
ノルウェーで1929年に創立され、ファミリーカンパニーとして本国で愛されるノローナ。グローバルでの展開が日本からスタートしたこともあって、今では日本人に合うシンプルなカラーリングも数多くラインナップされている。このフォルケティン ゴアテックス パックライト ジャケットのインディゴナイトもそんなアイテムのひとつ。
20デニールのリップストップナイロンを表地にした薄くて軽い2.5層のGORE-TEX PACLITE® PLUSを採用。裏面に3Dドットプリントを施すことで透湿性を高め、サラリと快適な着心地に。ノローナのコレクションには必ずノルウェーの地名が冠されている。美しいピークを持つ山「フォルケティン」に由来するシリーズは、クライミングやハイキングなどに最適なオールラウンドアイテム。このジャケットは胸ポケットに収納できるポケッタブルという点も優秀だ。
02:HOUDINI|BFF Jacket
きれいめスタイルにも合うモダンなベージュワントーン
伝説のマジシャン、ハリー・フーディニに由来するスウェーデン発のアウトドアブランド、フーディニ。革新的でありながら北欧らしいニュアンスカラーの展開で、おしゃれ好きにもファンが多い。「Best Friends Forever」の略称をアイテム名にした定番の防水ジャケットは、一年中手放せない友だちのようなアウターにという想いが込められている。
ミニマルかつベーシックなデザインを、フーディニ独自の防水透湿素材、Surpass 2.5L Hardshellで、やわらかくて軽いシェルジャケットに仕上げた。縫い目は完全にシームシーリングし、ジッパーはすべて止水仕様。アイスクライミングからデイリーユースまで、汎用性が高く、モダンなヘイベージュはトレンドにもマッチして、モードカジュアルから通勤までマルチに活躍。
03:Trail Bum|GNU CAPE
本体110gで超機能的。こんなケープが欲しかった!
トレイルに没頭するハイカーが考案した、さまざまな機能を搭載した軽量レインケープ。山での登り下りのときに足元が見やすいようにフロントは横ストレートカット、30L程度のバックパックならそのままかぶることができるように後ろは長めに設定されている。雨が目にあたるのを防ぐツバ付きのフード、裾はスナップボタン付きで風によるバタつきも解消。もちろん、シリコンコーティングで撥水性は抜群だ。
「トレイル バム」はウルトラライトハイキングを牽引する「ハイランドデザイン」が監修をするアウトドアブランド。このケープは人気の軽量バックパックに入れておけるようにと、2020年に登場して以来のロングセラー。トレイルからフェスまで、夏のアウトドアにぜひ。
04:THE NORTH FACE PURPLE LABEL|Mountain Field Pants
90’sムード漂うワイドテーパードのシャカパン
コットンライクな風合いを持つナイロンタッサーに撥水加工を施した。ギャザー仕様で内側にコードを入れたウエスト、股下はマチ入りで動きやすく、アウトドアのアクティビティにもぴったり。90年代のトレッキングパンツをベースにしたデザインは、ファッションのトレンドにもマッチして、タウンユースもしやすい。
ヒップまわりにボリュームを持たせ、裾にダーツを入れて丸みを出したシルエットが特徴。晴れた日はロールアップしておしゃれを楽しみ、雨の日にはフルレングスでGORE-TEXシューズと組み合わせて快適に。
05:Poutnik|Armor Shorts
夏のイベントにマストな撥水ストレッチショーツ
夏のアクティビティに向けて撥水ショーツを探している人も多いはず。アウトドアの要素をトラベルに落とし込んだポートニックの定番、アーマーショーツは要チェックだ。ソフトシェルの素材としておなじみ、撥水性と強度を併せ持ち、縦横に伸縮する4WAYストレッチナイロンを使用している。
ポートニックは、チェコを代表するアウトドアブランド、ティラックのトラベルライン。アクロニウムチームが携わっていることでも注目されている。人間工学に基づいたパターンでつくられているから動きやすく、両サイドの立体裁断による3Dポケットも使いやすい。ブロンズブラウンはこの春の新色。
ナナミカ マウンテン TEL: 03-6416-3012
バーリオ TEL:075-354-6604
フルマークス カスタマーサービス cs@full-marks.com
Stylist:Takumi Urisaka
Composition & Text:Hisami Kotakemori